シンガーソングライターの安藤裕子さん

2021年11月17日ニューアルバム『Kongtong Recordings』をリリース。
そして2022年1月に開催されるワンマンライブのお話、
さらにはくつろぎ時間のお話などたっぷり伺っていきます。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

1997年7月7日生まれ、南アフリカとのハーフでロンドンの美大(セントラル・セント・マーチンズ)に在籍する現役大学生!(現在休学中) 2017年より自身のブランド「JAMESIE」を立ち上げ若者に大人気。自身のライフスタイルを発信するYoutubeチャンネルも話題。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

自分らしく輝くゲストをお迎えする【CITROËN AWESOME COLORS】
今週は、シンガーソングライターの安藤裕子さんをお迎えしました!

ー安藤さんには、8月に、素敵な声の方に占いを読んでいただくコーナー『FORTUNE TELLING』で大変お世話になりました!占いを担当してくれているラブちゃんと仲良しと伺いました!

ゲスト 安藤裕子さん(以下、安藤裕子) かれこれすごい昔に、このJ-WAVEでラブちゃんと一緒に夜中に番組をやってたんですよ。

ーえー!でも今日は占いではなく、スタジオ生ゲストということで。

安藤裕子 やったー!

ー改めてお会いできて大変光栄です。よろしくお願いします!今日はですね、先週リリースされたニューアルバム『Kongtong Recordings』のお話、そして1月に開催されるワンマンライブのお話、さらにはくつろぎ時間のお話などたっぷり伺っていきたいなと思います。よろしくお願いします!

安藤裕子 お願いします!

ー早速ですが、先週リリースされたアルバム、『Kongtong Recordings』について伺わせてください。アルバムおめでとうございます!このタイトルにはどんな思いが詰まってるんですか?

安藤裕子 なんかほんと一言で表現するならば、時代がカオスっていう感じで。何一つ順当に進む時間がなかったというか、特にやっぱりこういったエンターテイメントの世界だったから、私がいるところがね。

ー特に音楽業界はそうでしたよね。

安藤裕子 おそらく皆さんが社会で働いているサイクルよりも、激しく急ブレーキがかかった場所に立っていたと思うんですね。だから定まらずで、何も。ライブというライブは全部、決まったよー!情報公開を待たずに飛んだよー!の繰り返しだったし、アナウンスしても飛んでたし、っていうのをずっと繰り返してた。自分の心境もよく揺れ動いたから、作品の指針とかも。最初はサスペリアっていうタイトルにしようって言って、結構ダークな世界のものを作ろうとしてて、そういうデモも作ってたんですよ、しばらく。でもなんか暗いのがあんまりフィットしないって言うか、なんか自分の気持ちが逆に暗すぎて、こんな偽物の暗い音楽聴きたくないわ!みたいな気持ちになっちゃって。歌詞とかが書けなくて。で方向転換でプリプロダクションを始めて、そこで明るい曲作りたくない?みたいな。もっとさ、こんな暗いんだからさ、ポップに行こうよ!みたいな、なんか勝手にいきなり自分が始めた方向を、自分で勝手にぶち破るみたいな。プロデューサーのShigekuni君って子がもう3作ぐらい一緒にやってるんだけど、彼に言って、割となんでも無茶ぶりをやってみようってやってくれる人なので、だんだん明るいものを一緒に作るみたいな時間が増えたかな。

ーそこでタイトルも『Kongtong Recordings』に変更されて。

安藤裕子 めちゃくちゃだなってことで、混沌っていう。

ー確かにその通り、時代がもうめちゃくちゃだなと思うんですけども。方向転換したとなるとアルバムの制作期間も今回長かったりしたんですか?

安藤裕子 でもね、長さは変わらないかもしれない。大体毎回1年ぐらいかけて作品を作って、出して、ライブとかして、また1年ぐらいかけてっていうのを、私はデビューからずっとそんな感じで長くやっていて。だからね、他の方より私多分多産なんですよ、アルバムの枚数。同時にデビューしたスキマスイッチは半分出してないと。たまに会うと言われるの、多いよね!って。

ーご自身の中でのライフスタイルとサイクルがマッチしているんですか?

安藤裕子 彼らは多分表現者でありミュージシャンであり歌い手でありっていう、どちらかと言うとライブとかでパフォーマンスする方が多くて、私はどちらかというと、ああでもない、こうでもないって作ってることのほうが、自分のサイクルが保てるっていうか。もちろん作ったら歌いたいんですけど、体感したいし、でもどっちかって言うと、作り終えたら次の事って、今も次のあれの曲どうする?とかって。

ー常に制作されているんですね。まさにコロナのこういった心境が反映されてたようなアルバムだったなと、聴かせていただいて感じたんですけども、まず、「進撃の巨人」のエンディングテーマ、『衝撃』がアルバムの起点になったと伺いました。

安藤裕子 そう。これをやってからの作品、それだからちょっとダークなものを作ろうとしてたんですよ最初。『衝撃』ってのは完璧に、私小説の世界とは相反するものだから、シンガーソングライターって割とその私小説的な世界に没頭するものは多いと思うんだけど、全然違う。アニメーションだし、漫画の世界だから、全然違うじゃないですか、人間の世界と。音像も違うし、そこに合わせるためにと思って、ちょっとサスペリアってダークなものをやろうとしてたんですけど。全然違くなりましたけどね。笑

ーいずれにしても、『衝撃』が起点にはなったんですか?

安藤裕子 なりましたね。これを始めて、本当の最終回がまだだったから。

ー「進撃の巨人」はファイナルシーズンがパート1とパート2があって2があるとは。

安藤裕子 えー!ってなって。終わってない!と思って。確かに終わるはずがない、だって漫画最終巻出てないもんみたいな、途中で気づいて、で自分の中で消化しきれなくて。だから今回アルバムに「進撃の巨人」を読んで作った曲っていうのが3曲ぐらい入ってて。『Goodbye Halo』って曲と、あと『森の子ら』って曲。

ーへー!言われてみると、なるほどなぁ。『衝撃』は、エンディング解禁時トレンド入りして、サブスク再生回数3,000万回を突破する大きな話題になりましたけども、やっぱり反響も大きかったですか?

安藤裕子 コロナ禍で何も動けずのまま聴いてもらえるっていう、ちょっともどかしさはすごいあって、いろんな国のいろんな言語の方からお便りが来るから、嬉しくって。嬉しいなあと思うんだけど、会いにはいけないんですよ、絶対的に。それはすごく寂しかったですね。

ーでもやっぱり「進撃の巨人」は世界中の人達が観ているアニメだからこそ、届けられる人達がまた広がって、メッセージが届いて、新たな感覚だったんじゃないですか?

安藤裕子 そう、嬉しいですよやっぱり。未だに届くお便りを嬉しく思いながらよく見てます。

ーどんなことが書いてあるんですか?

安藤裕子 なんだろう、今回アルバム出しても、英語詞、サブタイトルつけてーとか。

ー先程ミュージックビデオを拝見してたら、サブタイトルついてる!と思って。そういう理由があったんですね。

安藤裕子 そうそう、それもあって。なるべく本当は何曲かやりたいねって言ってたりして。でリリックビデオみたいのも作ってたりするんだけど、他にも多分その進撃ファンだから、おそらく『森の子ら』と、その『Goodbye Halo』は絶対欲しいんだろうと勝手にふんで、やってあげた方がいいよねとか言いながら。ただ、『Goodbye Halo』の方って、ちょっとこうポエムじゃないけど、意訳しないと、ただ英語に変えていくのは難しいだろうと。本当に歌詞の世界と「進撃」の世界を深く分かっていないと、それが何を表してるのかが分からないまま、ただ端的に英語に変えてっても、通じないんじゃないかなと思って。これどうするよってすごいって言っていて。

ー日本語ってこういろいろ広がりやすいというか、一個の言葉でも何十種類っていう。

安藤裕子 そう、そのなんか隠喩って言うかメタファーというか、隠した意味みたいなものがその言葉にあるから。

ー英語にすると隠さないで全部ストレートに。笑

安藤裕子 今絶賛『Goodbye Halo』を英訳できる人募集中です。

ーでもそれが日本語の良さですし、ぜひそれをどうにか英語を使って世界に届けていただきたいな、なんて思うんですけども、ここで安藤裕子さんのニューアルバム『Kongtong Recordings』から1曲聴かせていただけきたいと思います。

安藤裕子 さんざん「進撃」の話をしといて、アルバムの1曲目を用意してみちゃったんですけど、安藤裕子で『All The Little Things』。