タレントのエド・はるみさん

タレント活動のほか、大学院での研究やゲームの商品開発、講演活動を精力的に行っているエド・はるみさん。
大学院での研究の話、お笑いの話、ゲーム開発、さらにはくつろぎ時間の話など
たっぷり伺っていきたいと思います。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

1997年7月7日生まれ、南アフリカとのハーフでロンドンの美大(セントラル・セント・マーチンズ)に在籍する現役大学生!(現在休学中) 2017年より自身のブランド「JAMESIE」を立ち上げ若者に大人気。自身のライフスタイルを発信するYoutubeチャンネルも話題。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

自分らしく輝くゲストをお迎えする【CITROËN AWESOME COLORS】
今週は、タレントのエド・はるみさんをお迎えしました!よろしくお願いします!

ゲスト エド・はるみさん(以下、エド・はるみ) よろしくお願いします!

ー現在、エドさんは、タレント活動のほか、大学院での研究やゲームの商品開発、講演活動を精力的に行っていらっしゃって、とにかくお忙しいと伺いました。そんな中ありがとうございます!

エド・はるみ いえいえ、こちらこそ。お願いします。

ーよろしくお願いします!後ろにもね、本がびっしりと詰まってらっしゃるお部屋ですけども、このあと、大学院での研究の話、お笑いの話、ゲーム開発、さらにはくつろぎ時間の話などたっぷり伺っていきたいと思います。
エドさんは17歳で映画デビューして以降、俳優として活動していらっしゃいましたが、41歳の時にお笑いの道に転身。2008年には持ちネタの「グー!」で流行語大賞を受賞されました。私も小学生の時やってました!お笑い芸人に転身したきっかけはなんだったんですか?

エド・はるみ きっかけってね、幼稚園の頃から全校生徒の前で笑わせるのが好きで、みんな知らない人がいないっていう、全校生徒で。だから原点に戻ったって感じですね。20年お芝居をやっていて、あれ、本当にこれでいいのかなと。新劇でいいのかなと20年目に初めて思って、で原点に帰ったって感じなんですよ。

ー元々小学生くらいから?

エド・はるみ そうなんですよ、先生のモノマネとか、当時のドリフターズさんの。あのー、知らないでしょミラちゃん。ちょっとだけよとか、カトちゃんさんのとか。笑

ー知ってますよー!

エド・はるみ 知ってます?もうそういうのをやってたんですよ。

ーそこからお笑い芸人になられて、24時間テレビのマラソンランナーやドラマ出演など、順調にキャリアを重ねながらも、しばらく辛い日々を過ごされたと伺ったんですが。

エド・はるみ まぁもうそれは過去の事なんでね。まぁいろいろありましたけど、それも乗り越えて、今は研究の方にいろいろ没頭してます。

ー2016年に慶應大学大学院に入学されて、修士号を授与されたと。そして現在は、慶應大学大学院システムデザインマネジメント研究科附属研究所研究員ということで、研究員をされてらっしゃるんですね。

エド・はるみ そうですね、めちゃくちゃ長い名前ですよね。今研究員なんですけど、さらに研究を深めようと思って今も勉強してるんですよ。

ーどんな研究されてるんですか?

エド・はるみ 最初の2年間では、「ネガポジ反転」っていう自分の造語を作りましてね。ネガティブな気持ちを少しでもポジティブに変えていく手法の提案を研究したんですね。

ーネガポジ反転?

エド・はるみ そう、ネガティブな気持ちを少しでもポジティブに変えていく。でもそれって大体解釈なんですよ。こういう風に明るく考えましょうとか、こういう風に捉え直しましょうとかっていうのが今大体解決策なんですけど。それもいいんですけど、もうちょっとこう体を動かしたり、身体的アプローチって言うんですけど、体を動かすことによって気持ちを変えていくっていう手法を編み出して、それの検証をして、それで修士の論文を書いたって感じですね。

ー確かに、例えばこう、運動をすると考え方がポジティブになるとか、そういう論理ってことですか?

エド・はるみ そうそう。例えば、大きく手を振って歩くと、少しこうなんか明るい気持ちになるじゃないですか。例えば下を向いて歩くよりも、上を向いて歩いて、アハハっておかしくなくても笑ってるとおかしくなったりとか。大抵おかしいから笑うんですけど、そうじゃなくて、おかしくなくても笑ってみるとおかしくなるっていうね。体から入るっていうアプローチを私はいいなと思っていて、それの手法を考えたんですね。

ー他にはどんなことがあるんですか?大きく手を振る以外に。

エド・はるみ いい質問!ミラちゃん例えば朝起きれない時とかあります?疲れちゃったり、落ち込んじゃったり。

ーあります!毎日ですよ。

エド・はるみ 起きるの辛い時ってあるじゃない?そういう時に、あーダメだ、起きれないなんてなんてダメなんだっていろいろ頭で考えちゃうじゃないですか。そうじゃなくて、ヨイショ!ヨイショ!って自分に声をかけながら、1mmだけ動かしていこうって1mmずつ動かしていくと、意外と1mm以上動くんですよ全然。でね、私はできるって声を出して、自分を励ましながらちょっとずつちょっとずつ動いていくと、あっという間に起きれちゃうんですよ。体から動いて気持ちに影響させるっていう手法ですね。

ー頭で考えるだけじゃなくて、言葉を出すことが大事という。

エド・はるみ そうそう、言葉に出して実際に動かしていっちゃう。

ーそれが研究データにまとまってるって言う事ですもんね。

エド・はるみ それも検証して、優位であるっていうのを検証して、それで修士論文書いたんですよね。今はまた別のことをやってますけどね。

ー先ほどおっしゃっていたネガポジ反転。『ネガポジ反転で人生が楽になる』という本が日経BPから発売中ですので、気になる方はチェックしていただけたらなと思います。現在はゲーム開発にも取り組んでらっしゃるエドさんですけども、ゲーム開発はどのような経緯で取り組むようになったんですか?

エド・はるみ これはですね、2020年の11月かな。慶應義塾大学でゲームの全国のコンペティションがあったんですよ。そこに研究してたゲームを応募したんです。そしたら特別賞をいただきまして、今それを製品化、商品化するために今ね、毎週会議をして、春ぐらいの発売に向けて驀進中なんですよ。

ーカードゲームなんですよね?『Oh!そうだったんだ!Game』

エド・はるみ そうそう。受賞した時は『Oh!そうだったんだ!Game』だったんですけど、多分ちょっと名前は変わって、もうちょっとさらにエンターテイメント性を増した、皆さんに気軽に楽しんでいただけるゲームになると思います。

ーちょっとだけどんなゲームなのか教えていただけたりしますか?

エド・はるみ もちろんです!これはですね、コミュニケーションゲームなんですね。大体コミュニケーションって思いやりを持ちましょうとか、なんか人の気持ちに立ちましょうとか、またほら頭で考えてるじゃない。だから難しいですよね人間関係ってね。だから実際にそのカードゲームを使って、セリフのやりとりをしながら、相手の気持ちを慮ったり、自分のペースに巻き込んだりって言うね、そういう会話ゲームなんですよね。

ーへー!ちょっと心理的要素も含まれてるんですか?

エド・はるみ そうですね、心理的要素もありますね。これ実はですね、オルトプラスさんっていうゲーム会社さんと、ジェリージェリーカフェの白坂さんっていうその世界では超有名な白坂さんとタッグを組んでですね、面白いゲームを、さらに面白いゲームをとやってるんですよ。

ージェリージェリーカフェってあれですよね、カフェに行って全然知らない人達とボードゲームとかを楽しめるっていう。

エド・はるみ そうです!さすがよくご存知で!

ー一回行ってみたいなってすごい気になってたんですけど、今人気みたいですね。

エド・はるみ すごい人気みたいですよ。

ーこのカードゲームを開発するにあたって、前半でも仰ってたネガポジ反転じゃないですけど、そういったポジティブになろうとか、また脳だけじゃなく体を動かしてみたいな要素も入ってるんですか?

エド・はるみ 入れてます!例えばそれって、会話してる途中に行き詰まった時に、私が研究した中でこうしたらいいっていう要素をお助けカードみたいに出してあげるんですよ。例えば手を叩いてみましょうとかね。急に笑ってみましょうとかすると、空気がぱっと変わるでしょ?そうすると硬直してた人間関係が急に笑いが起きたりとか、潮目が変わるでしょ。そういう研究要素を入れてるんですよ。

ーへー!エドさんの今回のゲームだけじゃなくって、そういうカードゲームって研究されていた方が作られたりすることが多いんですか?

エド・はるみ あーどうだろう、でも私初めて作って、初めて出して賞獲ったので。

ーすごいですよね!研究されている方がこうやってゲームを作る工程がよくあるのかすごく気になって。

エド・はるみ それはありますよ!慶應大学に中野先生って教授の方がいらっしゃるんですけども、でもその先生はですね、エンターテイメントのゲームじゃなくて、社会問題の解決のゲームなんですね。ソーシャルゲームなんです。だからもうちょっと堅い感じのゲームです。でもそれはカードゲームを研究してるゼミもあるんですよ。大学院の中に。

ーおもしろいですね!

エド・はるみ ゼミに出ていて、中野先生に勧められて、私もじゃあ作ってみようと思って、それでそのコンペにも出してみたって感じなんです。