二十歳の環境活動家、露木しいなさん

露木しいなさんは、2001年横浜生まれ中華街育ち、高校三年間を世界一エコな学校と言われているインドネシアのグリーンスクールバリで過ごし、2019年卒業慶應義塾大学環境情報学部に入学。

温暖化対策を話し合う国際会議COP 24ポーランド、COP 25 in スペインに参加。現在は大学を休学し、全国の中学生高校生に向けて気候変動についての講演会を行なってらっしゃいます。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

1997年7月7日生まれ、南アフリカとのハーフでロンドンの美大(セントラル・セント・マーチンズ)に在籍する現役大学生!(現在休学中) 2017年より自身のブランド「JAMESIE」を立ち上げ若者に大人気。自身のライフスタイルを発信するYoutubeチャンネルも話題。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

ー露木さんとは、サステナ業界って言ったらいいのかな。共通の友人も凄く多くて。今度、特大プロジェクトも一緒にチーム組んで取り組んだりするんですよね。ただ、こんな風に改めてお話を伺うのは初めてですよね。

ゲスト 露木しいなさん(以下、露木) そうですね。すごい楽しみです。

ー楽しみです。それではこの後たっぷり話を伺ってきます。

露木 お願いします。

ー早速なんですけども、しいなさんが環境問題について関心を持ったきっかけは何だったんですか?

露木 そうですね、さっきご紹介いただいたグリーンスクールバリに行ったことがきっかけだなと思いますね。

ー世界一エコな学校って言われてるインドネシアグリーンスクールバリ、この学校はどうやって知って留学することになったんですか?

露木 私が元々英語を話せるようになりたいなと思って、留学先を探していた時にたまたまグリーンスクールがヒットして、それで面白そうだなと思って。

今は環境活動家っていう活動をしてるんですけど、昔から環境に興味があったわけではなくて、本当にその時はただ面白そうだなーっていう直感で入った学校です。

ーそうなんですね。願書とかは普通の学校と違ったりするんですか?

露木 そうですね、テストがないので基本的には面接とあと何で行きたいのかっていう作文みたいなのを書いて入りましたね。

ー実際に入学されて、グリーンスクールではどんなことを学んだんですか?

露木 グリーンスクールの面白い授業スタイルって言うと、学ぶっていうことと、行動するっていうことが半分ずつ授業内で行われるので、例えば気候変動についての勉強をした時に、ただこう世界でこういう問題がありますよ、だけじゃなくて、学生という今の立場でどんなことができるのかやってみようっていうところまで授業内でやります。

ーしいなさんのインタビュー記事とか色々拝見させて頂いたんですけど、すごく面白いなって思ったのが、授業を受けたくないっていう選択ができるそうですね。そこを詳しく聞きたくて。

露木 多分グリーンスクールならではなのかなと思うんですけど、授業をホームページとかで履修する時に、全部選択授業ではあるんですけれど、その選択肢の中に自分がやりたい授業がない場合は、I don’t like any classesっていう選択肢があって。

ーすごいですよね! I don’t like any classesって言える、それを認めてる学校ってことですよね?

露木 そうなんですよ。でそのボタンを押すと学校が掲げている世界のグリーンリーダーを育てるっていう内容に沿っているのであれば、基本的に申請を出せば自分で授業を作ることができます。

ーそういうことだったんですね!

露木 そういうことなんです。

ーしいなさんは、この選択をされたんですか?

露木 押しちゃいましたね。ボタン。笑

私が3年間、一番力を入れて、自分で授業を作ってやっていたのが、今はブランドになっている口紅・化粧品作りの研究です。

ーこの研究の話も、後ほどたっぷり伺いたいんですけども。グリーンスクールバリに行かれて、卒業されたのは2019年で日本に戻ってきて、日本の現状っていうのはどうでしたか?

露木 一番ビックリしたのは、たとえ小さなアクションであったとしても、それがものすごくこの国では珍しいことであるから、環境活動家だよねっていう風に言われるようになって、周りから。

ーバリだと当たり前だったことが、日本に帰ってきたら環境活動家っぽいよねみたいなことですか。

露木 そうですまさに。今も別に環境活動家ですっていう風に名乗りたいっていうよりは、本当に周りから呼ばれ始めたっていうのが一番最初のきっかけで。

ー特にグリーンスクールに行ってた時と日本に帰ってきた時の差があるなと思った事とかってありますか?

露木 でも最近はやっぱりプラスチックバッグ、ビニール袋が有料化になったので、何か状況も変わってきているのかな、と思うんですけど。

日本に帰国してきた時に、だいたい私がコンビニ行く時とかってメルカリとか郵便物出す時ぐらいなんですけど、前に並んでいた方がおにぎり一個買ったんですよね。

それでビニール袋1枚もらって入れてもらって、それでお店出た時に外にあるゴミ袋にそのビニール袋捨てたんですよ。

ーえー。でも確かにそういう光景はよく見ますよね。

露木 ありますよね。あれがなんか本当に、今1秒しかそのビニール袋使ってないじゃんって、そこはショッキングでしたね。

ーそうですよね。バリの学校では特別ビニール袋禁止とか、ルールとかってあるんですか?

露木 禁止っていう風に言われたことはないんですけど、でも誰一人ビニール袋は持ってこないし、必ずみんなマイボトルを持っているので、何かそれが当たり前な社会。

ーその当たり前の社会であったところから日本に帰ってきて、当たり前じゃないっていうこのギャップは結構ショッキングですよね。

露木 まさに。

ーどこから始めたら良いのかわかんなくなっちゃいますよね、この環境活動。

露木 そうなんですよね。