自然の魅力に溢れる日本の聖地へ。
日本を代表する山岳エリア長野県。この土地で生まれ育ち、多くのアウトドアスポーツに親しんできた山岸惇さんは、自身のWebサイト「goat」を通して、長野県の自然の魅力を世界に発信。アウトドアカメラマンとして厳冬期の雪山にも果敢に挑み、貴重な写真と映像を多く残している。彼はスノーボードなどの横乗りスポーツだけではなく、パラグライダー、トレイルランニング、MTB、SUPなど、年間を通して自然をフィールドとした遊びを積極的に撮影。そのため移動時間は長く、クルマ選びにも余念がない。
「毎日クルマで100km以上走るんです。だからドライブの時間はとても重要。安定性があり、快適な走り。これは外せませんね。とにかく疲れないクルマがいい」と山岸さん。同時に視界の広さも雪山では大切な要素だ。
フィールダーの希望を叶える「ベルランゴロング」。
「ベルランゴは視界が広いですよね。景色がよく見えるから、走りが快適。山もいっそう美しく感じます。アクティビティだけではなく、ランドスケープ撮影もしているので、スポット探しにも使えそう」。撮影時には照明機材を持参することがあり、荷物の多さは想像以上。スキーやスノボード、スノーシューなど、シーンに合わせた雪山道具も必要となるため、収納力の高さが必須となってくる。撮影は1人で出かけるが、プライベートでは2人の娘を連れてゲレンデにスキーへ。この時、撮影機材は不要なものの、遊び道具は家族4人分。オンでもオフでも大容量のクルマが欠かせないのだ。
そんな山岸ファミリーの要望を満たすのが、大容量のラゲッジスペースを備えたベルランゴロング。全長4770mmのロングボディーに7シートを備えた最新仕様で、その広さはご覧の通り。3列目のシートを取り外せば、家族の遊び道具も楽々収納できる。広々とした空間とクッション材をふんだんに使用したシートで、子供達は終始ご機嫌。長時間のファミリードライブも苦にならない。車内の至るところに気の利いた収納場所があるのも特徴的だ。
ファミリーにも嬉しい、広々とした車内空間。
さて、この日は山岸さんのホームポイントとも言える白馬八方尾根スキー場へ。絶景が魅力のスキー場で、自身の撮影場所としてもお世話になっているゲレンデだ。天井の高いベルランゴなら、子供達の着替えもスムーズ。駐車場でサクッと雪山仕様になり、ノーストレスでゴンドラの中へ。「さあ、遊ぼう!」が、このクルマならあっという間に叶う。
長野県在住のファミリーといえど、雪山を滑り始めるまでの準備はいろいろ。特に幼い子供がいれば、サポートが必要となる。毎日のように訪れる場所だからこそ、この小さな動作が快適になれば、大人にももっと楽しい! 外遊びの拠点といえるクルマへのこだわりは、遊びの満足度を格上げしてくれるのだ。
遊びの延長にある、家族や仲間との幸せな暮らし。
さあ、コースに着いたら早速、滑りに長けた夫婦だからできるマンツーマンのレッスン。長女の礼奈ちゃんは、奥さんの里永子さんとスキー。まだ3歳の礼実ちゃんは、惇さんと一緒にスタート! 実は白馬スキー場で流れている雪山映像の中には山岸さんが撮影したものがあり、この場所への想いも一入。「地元愛を感じながら遊ばせてもらっています。嬉しい気持ちになりますね」。
次なる夢の先へ。そこに必要な相棒たちとは!?
「撮影する時は暗い時間から家を出ます。朝焼けにはスキー場に着き、オープンとともにリフトに乗って、そのままバックカントリーへ。日が沈むまで撮影するのがサイクルです。冬は雪と光がとても美しい。ファーストトラックを狙っているので、チャンスは1回きり。天気と雪、そしてライダー。たくさんの掛け合わせで生まれた写真はとても貴重なんです」と山岸さん。失敗もあるけれど、それは次の撮影のモチベーションに繋がると言う。自然のリズムの中でできるか、できないか。多くの挑戦を重ねるうちに、メンタルも成長させてもらえていた。「一生極められることはないかもしれないけど、一生探求したいテーマに出会えています。恵まれているな、と感じます」。
彼の求める場所へいつも一緒に走ってくれるクルマは大切な相棒のひとつだ。危険な状況やピンチをともに乗り越えて、新しい夢へと向かっていく。彼がWebで連載しているという「チャレンジ君の冒険記」。気合と根性で撮影された写真の裏側には、頼れる数々のサポートがある。
CREDIT :
Photos: Satoshi saijyo
Text: Akemi Kan