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長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

7月13日OA

120回目の放送となる今回も、長岡亮介のひとり語り。“マイクと私とお便り”でお送りします。

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
120回目の放送となる今回は、音楽特集。その名も、海の日を含む3連休に贈る「サーフィン・エレキ特集」をお送りしました。

もうすぐ、ギラギラした夏がやってくる。

まだちょっと蒸していますね。
でもこれからどんどんどんどん、ギラギラとした夏が近づいてくるんでしょう。
楽しみですね! 暑すぎるのは嫌ですけどね。

さて、海の日を含む3連休がスタートしましたね。
15日が海の日! 海の日を祝日にしているのは日本だけ。お得な国ですね(笑)。
ちなみにこの連休は皆さん、遊んでるんですか? 何をしてるんですか?
私はまだ海にも行ってないですけども、でもバッチリビーサンです!
でもビーサンばかりもいけないので、ちょっと洒落たサンダルも今年は履いてみたい!
革のやつ! もういい歳ですからね。

そして、どうですか? 海が見えるというところで言うと、海のドライブはどうですか?
この番組でも葉山に行ったりしましたけどね。この連休、お出掛けされた方はぜひ報告のお便りをお待ちしております!

ということで、今夜のFOURGONNETTEは連休の恒例企画となりつつある!
音楽特集! 考えるな!感じろ!な時間で音楽たっぷり癒しの時間をお届け出来ればと思います!
そういう広告を打っていた時代があるんですね! これが1925年から10年間。
ずっとそういう広告を打っていたそうですよ! やるな!

そんなネオンサインの逸話として、その頃世界初の大西洋単独無着陸飛行で、
NYからパリを目指した、チャールズ・リンドバーグという冒険家と言いましょうか。
その方が、エッフェル塔に灯されたCITROËNをネオンの明かりを頼りにパリを目指したという話があります。
彼の言葉で「翼よ! あれが巴里の灯だ」という有名なのがありますけども。
それは、エッフェル塔の光を頼りにしていたのでそう言ったのではないかというね。
そういう説もあります。ロマンティックなお話ですね!

フランス、懐かしいですね〜。20年くらい行ってないですけども、また行きたいな〜!

今宵はサーフィン・エレキ特集!

今日は海の日を含む、この連休に送る「サーフィン・エレキ特集」です。
夏といえば、海。海といえば、波乗り。波乗りといえば、ギター!
本当か?! サーフミュージック!
今だと、ジャック・ジョンソンとかいるじゃないですか!
ちょっと落ち着いたアコースティックな音楽。

でも、かつての花形はエレクトリックギター!
僕は今日は、エレキギターと言いたいですけど、夏という感じがするじゃないですか!
残響の効いたやつ! ちょっとこの連休に皆さんにお届けしたいなと思いまして、「サーフィン・エレキ特集」というのを組んでみました。

と長岡亮介セレクトの「サーフィン・エレキ」サウンドがたくさん流れた本日の放送。
音楽的雑学に加え、選曲理由も語りながら、全12曲。The Beach Boysなどの有名バンドも若大将・加山雄三の楽曲などなど、この連休にぴったりの音楽をお届けしました!
温かい感じがして、よく韓国を訪れる方の気持ちが理解できたのだとか。

まだお聴きでない!
音楽が気になるという方は、ぜひタイムフリーで!
FOURGONNETTEと共に、夏の暑さを吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか!

今夜もありがとうございました!

番組では、引き続きみなさんからのお便り、お待ちしています。
番組を聴いて思ったこと、長岡長介への質問、
この夏におすすめのドライブコースやシトロエンのある風景のお話、
そしてフルゴネットに似合いそうなりクエストもありましたらぜひ。
メッセージは、この番組のサイトからお送りください。

それでは、来週の放送もお聴き逃しのないように!
土曜の夜にお会いしましょう!

オンエア楽曲

The Last Race / Jack Nitzsche
Miserlou / Dick Dale
Rumble / Ling Wray
Pipeline / The Chantays
Let’s Go / The Ventures
Black Sand Beach / 加山雄三
津軽じょんがら節 / 寺内タケシ&ブルージーンズ
二人の銀座 / 和泉雅子と山内賢
El Choclo / The Jokers
Gonzales / The Shadows
Penetration / The Pyramids
恋の夏 / The Beach Boys

本日のライナーノーツ

暑くってじめっとした日が続く、7月ですが、皆さんいかがお過ごしでしょう。海の日を含む連休がやってきましたね。各地で音楽フェスなんかも開催されて、音楽漬けの方、はたまた避暑地へ旅行されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。FOURGONN
ETTEは連休でも通常運転。今夜は連休の恒例企画となりつつある、音楽特集でございます。過去には、ボサノヴァ特集、ブーガルー的な音楽特集などなどやってきましたが、今回は、夏といえば、海。海といえば、波乗り。波乗りといえば、ギター!ということで、「サーフィン・エレキ特集」をお届け!

考えるな!感じろ! Don’t Think. Feel!な時間をお送りするとのこと。流石は長岡亮介、今夜もきっちり10数曲をセレクト済み! 「たくさん選曲しちゃったけど、大丈夫でしたかね?」と話す長岡。打ち合わせでは、本番で何を流そうかと吟味しています。ここで「サーフィン・エレキ特集」になった経緯を少々。

連休がやってくると、音楽特集の話題が必ず出るFOURGONNETTE。
今回は「海の日」ということもあり、夏っぽい音楽がいいねという話になったわけです。
そこでまず出てきたのは、サザンオールスターズ。「サザンで小一時間やってみる?」と悪戯な笑みを浮かべる長岡。そこから、有識者を呼ぶのもいいかもとなり、次に候補に出たのは、ハワイアン。「高木ブーさんを呼んでみよう!」という案もありました。そこから吟味した結果、今回の「サーフィン・エレキ特集」に着地したのでした。

サーフミュージックとは、一体何なのかというと、主にアメリカ合衆国カリフォルニア州南部で見られるサーフ・カルチャーに関連したロックの形態の一種。1950年代後半にロックンロール調のインストゥルメンタルとして誕生し、曲調は明るく軽快でスピード感のあるロックやポップなバラードなどがあるのだとか。そして、エレクトリックギターを用いたサウンドが特徴なわけです。ザ・ビーチ・ボーイズやディック・デイルなどのミュージシャンによって人気を獲得したサーフミュージック。さて、長岡亮介はどんな曲を選曲されたのでしょうか。

何がOAされたのか、気になる方、まだお聴きでない方はぜひタイムフリーで! きっとこの夏の暑さを吹き飛ばす、爽快感を感じられること間違いなし!

収録中、音楽についてお話する長岡はやはり楽しそうです。スマホと資料を片手にリスナーに向けて語る姿、これも連休恒例の光景になりつつありますね。実際に音楽を流しながら、「ね、これいいでしょう。絶妙なんだよね」とスタッフと談笑しながら、進んでいく収録がなんとも心地よく、FOURGONNETTEの醍醐味を改めて痛感する、よき収録となりました。

次は、どんな音楽にフォーカスするのか……。個人的にはブラックミュージック特集もいいな〜なんて思っておりますが、きっと長岡亮介のその時々の気分で今後も音楽特集は展開されていくのでしょう。

収録後、「楽しかったですね〜」と満足そうに笑みをこぼす長岡亮介が印象的でした。
それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもお楽しみに!

文:笹谷淳介