都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
176回目の放送となる今回は、素敵なゲストをお迎え。堀込泰行さんとトークに花を咲かせました。
今週は暑かったねえ……
ちょっと古いウチのCITROËNで走りに行きましたけども、本当に際どかったです。
オーバーヒート寸前でした! エアコンがないクルマなので私もクルマもギリギリ…。
それにしたって体に気をつけてお過ごしください!
さて、今夜も都内某所にあるFOURGONNETTEから小1時間お届けしていきます。
そして、今日は素敵なゲストをお迎えします!
その方とは、堀込泰行さんです。
キリンジの活動を経て現在はソロ名義でご活躍の堀込泰行さん。
私と堀込さんは冨田ラボさんの現場で一緒になったり、ちょろっとしたことがありますが、うっすらと共通点もあったりするので、その辺りをじっくりお話ししていきたいなと思っています!
最後までゆるりとお付き合いください!
堀込泰行さんがFOURGONNETTEへ
ガチャっと扉が開き、「ご無沙汰します」と堀込さんがFOURGONNETTEへ。
素敵なTシャツ、スヌーピーのTシャツを着用の堀込さん。
「別に好きじゃないんですけど、西友で安かったので」
最近暑いですが、元気にしていると話す堀込さん。
今年はレコーディングをしていたので、今のところあまり外に出ないで済んでいるのだとか。
そんな堀込さんは、先日「夏の罪人」を配信されました。
長岡亮介と堀込さんの出会いはというと、2018年のこと。
赤坂BLITZにて開催された冨田ラボさんの15周年のイベントでご一緒したのが出会い。
「大部屋楽屋で年齢層が若くて、居場所がなくて困っていたんですけど、長岡さんに話しかけるしかない!と思って」と当時を回顧する堀込さん。
1曲ずつ歌って交代していくライブスタイルに緊張したという長岡。
「何曲か歌って慣れていきたいですよね」と堀込さんも同調。
2018年が最初の出会い、そして2021年に冨田ラボさんの「MAP for LOVE」で再びご一緒したおふたり。いろんなシンガーが歌うこの楽曲。
「長岡さんは美味しいところを歌われているけど、僕はほんの一瞬なんですよ!」
そうやって言われると、申し訳ない!と長岡。
今夜はこんな感じで、おふたり独特のリズムでトークに花を咲かせました。
気になる内容はぜひタイムフリーで!
ここで堀込さんの今後の予定も確認しておきましょう。
10月にはツアーが控えています!
「YASUYUKI HORIGOME QUATTRO TOUR 2025」
10/23(木)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
10/25(土)東京都 渋谷CLUB QUATTRO
こちらも要チェックです!
夜もいい時間になってきました。
長岡亮介の今日の感想はというと……、
「独特のリズム感があり、話しているとそのグルーブに巻き込まれていく感じがありました…。音楽にもそういう部分が出ているなと。そして、お話にあったお酒を絶っているといことについて、いつまでお酒を断つのでしょうか? 再開するときにはぜひ一緒に乾杯したいですね!」
堀込泰行さん、今夜はありがとうございました!
またFOURGONNETTEへ遊びに来てください!
番組では引き続き、みなさんからのお便り、お待ちしています。
番組を聴いて思ったこと、長岡亮介への質問、この夏のお出かけ話や
オススメのドライブコース、シトロエンのある風景などなど…。
この番組のサイトからお送りください。
そして、番組の冊子「フルゴネット・パピエ〜Summer 2025」の応募は、
今週いっぱいとさせていただきます。希望の方は「夏パピエ」希望と書いてお送りください。
来週の放送も素敵なゲストをお迎え!
曽我部恵一さんをお迎えし、ここでしか聞けないお話をたっぷりとお届けします。
それでは、また来週の土曜の夜に。FOURGONNETTEでお会いしましょう。
オンエア楽曲
Copacabana (At the Copa) / Barry Manilow
MAP for LOVE / 冨田ラボ
Dreamer’s Ball / Queen
夏の罪人 / 堀込泰行
本日のライナーノーツ
暑い日が続き、夏本番の8月ですが、FOURGONNETTEはいつものようにまったりした時間が流れています。今夜は素敵なゲストをお迎えする夜。その方とは、堀込泰行さんです。キリンジの活動を経て、現在はソロ名義で活躍を続ける堀込さんと長岡さん、今日はどんなお話が聞けるのでしょうか……。
すでにFOURGONNETTEに到着している堀込さん。
着用しているのは、可愛いスヌーピーのTシャツ。放送で明らかになりましたが、西友で買ったTシャツとのこと。堀込さんが着用すると、ビンテージTシャツに見えます。ペリエを飲みながら、収録の開始を待つ堀込さんの元へ長岡さんが「お待たせしてすみません!」とFOURGONNETTEへIN。
いつも定位置におふたりで移動すると、打ち合わせを兼ねた談笑。
長岡:ラジオは慣れていますか?
堀込:つい先日も出演したので、大丈夫かと! でも老眼でね…。台本がこの位置じゃないと見えないかも。
長岡:分かりますよ〜。ハズキルーペがあればよかったんだけど(笑)。
堀込:あはは(笑)。
と冗談を交えながら、収録スタイルの説明とおふたりの出会いを振り返りながら打ち合わせ。準備が整うと、収録はスタートします。
「ようこそ!」とFOURGONNETTEへ堀込さんを招き入れると、独特なリズムで進むおふたりの会話。
出会いを回顧しながら、今夜もたくさんのお話を聞くことが出来ました。
NEUMANN (ノイマン)のマイクのお話、名曲「エイリアンズ」のMV誕生秘話、そして、言葉フェチだという堀込さんのお話に断酒をしているというお話などなど、楽しそうに会話をするおふたりは波長がマッチしているご様子。
好きな道についてのお話では、「中野通り」と答えた堀込さん。
いつもの方とはまた異なった視点でのお話に長岡さんも「いいですね〜」と言葉を漏らしていました。
今夜も実際に堀込さんレコメンドの楽曲を聴きながら、収録。
「この曲いいですね!」と長岡さんもすごく興味深そうに堀込さんと音楽を楽しまれていましたよ。
あっという間に収録が終わると、恒例の記念撮影。
サムズアップして撮影する堀込さんがとてもチャーミングでした。
というわけで、ミニ・インタビューです。
――収録お疲れ様でした! いかがでしたか?
堀込さんは、どんと構えてらっしゃるというか、音楽はもう少しシャープで、刺すとこを刺すイメージがあるんですけど、お会いしてお話をしているとおっとりとしている、独特のペースがある方だなと思いました。
――こうやっておふたりでお話する機会は?
冨田ラボさんの現場と打ち上げでもお話したことがあるけど、本当にそれくらいだったので、今日はすごく新鮮でした。
――印象に残っているお話は?
NEUMANN (ノイマン)のマイクのお話が面白かったですね。現在自宅にあるマイクがデビュー当時に使っていたもので、それはよく使っていたスタジオが無くなった際にオークションで買ったものだった。というお話は面白かったですね。
――楽曲提供の方が自由になるというお話も興味深かったです。
そうですね! 結局自分がやりたくなっちゃう、人に提供するのが惜しくなってしまうというね。そういう気持ちもあるんだなと。言葉を恐れずに言いますけど、一筋縄ではいかない良さみたいなものがある人じゃないですか。言葉もそうですし、ん?となるようないい意味でフックがある方なんですけど、一筋縄でいきたいところもあるんだなと思いました。なんかすごく分かる気がするなと思いました。
――自分のものだと、こだわりが強くなってしまう部分がある。
うん、そういうことなんじゃないかな。自分の名義のものであれば、自分がやりづらいとか、自分が気恥ずかしいものにはしたくない。でも、人が歌う分には、普段の自分であれば恥ずかしいと思う言葉も歌ってもらえるというのかな。それが自由度の高さに繋がっていると思うし、蓋を開けてみるとポップなものとして完成している。それがちょっと羨ましいっていう感じが、すごく分かるなあと思いました(笑)。
制作のお話で共鳴する部分があったと話す長岡さん。
終始笑顔でインタビューに答えてくれました。
それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもお楽しみに!
文:笹谷淳介