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長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

12月20日OA

195回目の放送となる今回は、素敵なゲストをお迎え。自動車雑誌『カーグラフィック』編集長、小野光陽さんとクルマ談義を楽しみました。

 

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
195回目の放送となる今回は、素敵なゲストをお迎え。自動車雑誌『カーグラフィック』編集長、小野光陽さんとクルマ談義を楽しみました。

クリスマス前の週末は、ハードコアに…

冬のクリスマス前の少し、浮き足だったような空気が流れております。
いいですね〜。

さて、今夜のFOURGONNETTEは素敵なゲストをお迎えします。
その方とは、自動車雑誌『カーグラフィック』編集長、小野光陽さん!
日本を代表するクルマ雑誌と言ってもいいじゃないでしょうか!
カーグラなんて呼んでいますけども、今夜はその編集長を務める小野さんとどっぷりとクルマ談義をしようと思っております!

もう街が煌めいて、浮かれているクリスマス前の週末の喧騒を背にガチクルマトーク!
なんて、ハードコアなんでしょうか! 私、長岡にとってはサンタさんからプレゼントのようなお話がたくさん聞けるのではないかと、思っております!

ということで早速、この後小野光陽さんに登場していただきます!
今夜も最後までゆるりとお付き合いください!

小野光陽さんとクルマ談義

「ようこそ!」と小野さんを迎えた長岡。
「先日はありがとうございました!」と小野さん。

現在発売中の『カーグラフィック』には 長岡亮介と愛車であるAmi6が掲載中。
先日、取材をしていただきまして、その時、小野さんとご一緒したのだとか。
気持ちのいい天気、秋晴れの中撮影をしたようです。

『カーグラフィック』は1962年の創刊。
歴史ある雑誌ですが、小野さんが編集長になったのは、2年前。
小野さんが編集長になるまでの経緯もとても興味深い……。

高校を卒業後イタリアに留学し、約4年半をパドヴァとモデナで過ごして帰国。 日本のレーシングチーム「ノバ・エンジニアリング」で設計室に勤務した後、 国土交通省 関東運輸局 東京運輸支局 多摩自動車検査登録事務所で臨時事務官を勤め、その後、出版社を経て独立。現在にいたると……。

今夜はそんな気になる経歴を掘り下げたり、小野さんが海外で観た、忘れられない”シトロエンのある風景“のお話を伺ったりと、FOURGONNETTE冥利に尽きる夜。

「1番好きなCITROËNってなんですか?」と小野さんが長岡に逆質問。
「Ami6が好きなんじゃないかなと思いますけども、全部いいです。DSというのは非常にロマンチックじゃないですか? とびきり、他の車と比べても。でも、全部好きです」と長岡。

小野さん曰く、長岡亮介はCITROËNのオーソリティだそうです。
そんな言葉に照れ臭そうな長岡。

「使い倒されているCITROËNって愛おしくないですか?」と小野さん。
「いいですね。いい!」と長岡。

「小さなCITROËN、AXとか……、普通の人が普通に乗って使い倒している、スーパーにポンと置いてあるみたいな」と小野さん。

CITROËNは道具感のある車、新しいCITROËNもその匂いがある。
それがいいよな〜。

小野さんの忘れられない”シトロエンのある風景“は「パリで見るDS。どうしてもハッとしますよね」と。

クルマ談義、お話は尽きることはありませんでした。

『カーグラフィック』の次号についての情報、YouTubeチャンネルもチェックしてくださいね!

夜もいい時間になってきました。

今夜は『カーグラフィック』編集長の小野光陽さんをお迎えしました。

長岡亮介の今夜の感想は……、

「クールな中に興味深い側面がいっぱい見えてとても素敵な方だなと思いました。そして大川悠さんのお話も印象に残りました。CITROËNは文化の地平を広めるためにというお話でしたが、車といってもいろんなものが密接に関わっているわけですからどういう思想で作られたものかなどもある、そこまで踏み込んだお話を聞けることも中々ないのでとても興味深いお話になりました」とのこと。

番組では引き続き、みなさんからのお便り、お待ちしています。番組を聴いて思ったこと、長岡亮介への質問、年末年始のお出かけ話、シトロエンのある風景のお話などなど、この番組のサイトからお送りください。

新しく制作した番組の冊子「フルゴネット・パピエ〜Winter 2025」。
ただいまプレゼント中ですので希望する方は「冬パピエ希望」と添えてお送りください。

全国のシトロエンのお店でも配布しています! 直接足を運んでいただいてもうれしいです。

それでは、また来週土曜の夜に。
来週は年内最後ということで「FOURGONNETTE〜外ラジオ総集編」をお送りします。

オンエア楽曲

Cars / Gary Numan
卵とじ(New Yoeko ver.) / ヨエコ
The THEME of WINNER(Car Graphic TV Theme) / 松任谷正隆
Young And Beautiful / Lana Del Rey

本日のライナーノーツ

12月も3度目の土曜日。2026年がすぐそこまでやってきていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。ここ最近まったりとゆったりとひとりの時間が続いたFOURGONNETTEですが、今夜のFOURGONNETTEには素敵なゲストをお迎えします。その方とは、自動車雑誌『カーグラフィック』編集長、小野光陽さん。

「今日はクルマのお話がたくさん出来るぞ!」と小野さんの到着前からテンションが高めの長岡さん。小野さんがFOURGONNETTEに到着すると、「来ていただいてありがとうございます」と挨拶。早速打ち合わせをスタートし、先日発売された『カーグラフィック』。愛車のAmi6と掲載されたページをおふたりで見ながら「こんなにデカく載せていただいて、ありがとうございます!」と長岡さん。

打ち合わせを終えると、恒例の小芝居とともに収録はスタートします。
お話したいことがたくさんある様子の長岡さん。
まずは、興味深い経歴について、深掘りしていきます。

高校を卒業後イタリアに留学し、約4年半をパドヴァとモデナで過ごして帰国。 日本のレーシングチーム「ノバ・エンジニアリング」で設計室に勤務した後、 国土交通省 関東運輸局 東京運輸支局 多摩自動車検査登録事務所で臨時事務官を勤め、その後、出版社を経て独立し現在に至る小野さん。『カーグラフィック』の前はモノ系の雑誌で編集を務めていたのだとか。

丁寧に言葉を紡ぐ姿が印象的な小野さん。そんな雰囲気に徐々にフィールしていく長岡さん。クルマを愛するおふたりは非常に楽しそうに会話を続けています。

小野さんセレクトの「The THEME of WINNER(Car Graphic TV Theme) / 松任谷正隆」。イントロが流れると、「うわあ!! これはアツいです!!」とさらにテンションが高くなります。少年時代に戻ったような目をキラキラさせた長岡さん、やはりクルマのお話だとさらに盛り上がります。

大好きなCITROËNのお話もたっぷりとして、なんともFOURGONNETTE冥利に尽きる夜。収録を終えた長岡さんにインタビューを敢行です!

──収録お疲れ様でした。いかがでしたか?

実際にどうかは分からないですけども、小野さんは学者肌というか、物腰がそんな感じがします。自分が普段巡り合わないような方なのかなと思いきや、結構イケイケなんじゃないかな?という裏腹な面も見えて、とても興味深い方だなと思いましたね。

──経歴も興味深いですよね。

そうなんですよね〜。純粋な興味でいろんなことを選択肢してきているんだなと、それがすごくいいなと。

──中でも印象に残ったお話はありましたか?

やっぱり、大川悠さんのお話ですね。仕事柄ということもあるでしょうけど、過去のものをきちんと踏まえていらっしゃって、そこが流石だなと思った。

──かなり貴重な回になったのではないでしょうか。

そう! そう思う! クルマ好きにも色々いるんですけど、『カーグラフィック』は、真っ当というか。クルマの文化を踏まえてプロダクトとしてどうかとか、すごく真っ当にクルマの魅力を発信している雑誌だと思うんです。僕は、人と同じものが嫌だとか、そういう側面からのクルマ好きという部分があるから、そことは異なる。だからこそ自分の引き出しにはないお話をたくさん聞くことができたし、それがすごく興味深くて面白かったです。

収録後のミニ・インタビューでした。
それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもよろしくお願いします。

文:笹谷淳介