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OWNER INTERVIEW

静岡県在住。小学校2年生からの親友が2CV乗りで、自身にとっても憧れのクルマだったことからオーナーに。2CV好きが集う「カルガモの集い」も開催している。

シトロエンブランドの重要なヘリテージともいえるCITROËN 2CV。仲良く並んで走る「カルガモ走行」は、見ているだけで笑顔になってしまいます。2CV好きが集まる「カルガモの集い」も主催されている中條さんに、親友の鴨さんとともにご登場いただき、愛車への想いをうかがいました。

おふたりがシトロエンに出会ったきっかけ

シトロエンとの出会いを教えてください。

中條さん ぼくは一度東京に出たのですが、ふるさとの福島に戻った際、鴨くんと4年ぶりに偶然再会したんです。彼を見たとき、反射的に「鴨く〜〜んっ!」と叫んじゃいました。鴨くんが一生懸命洗車していたクルマ、それが2CVだったんです。もともと、あるドラマで2CVを見かけて以来、ずっと憧れていたクルマだったので。
「ぼくも2CVに乗りたい」──それでいろいろと探しまして。自分の働いたお金で初めて買ったクルマがシトロエン2CVチャールストンです。

 

鴨さんのシトロエンとのエピソードは?

鴨さん ぼくの2CVはこれで2代目なんですが、初代の色も同じグレーのチャールストンでした。
この2CVは前のオーナーさんが「出会いがあれば、次に乗る人を探している」という情報を発信されていて、もう見た瞬間にメッセージを書いてましたね。何年も2CVに乗れない期間があって、その間もインターネットでいろいろ調べていたのですが、「これしかない、これは運命だ!」と感じたんです。

友達の家に遊びに行くような感覚で2CV好きが集うイベント

昨年からイベントを開催されているそうですね。

中條さん 友達の家に遊びに行くような高揚感で、2CV乗りの人たちが集まってくれたらいいね、という想いで始めたのが「カルガモの集い」というイベントです。

「カルガモの集い」というネーミングの由来は?

中條さん 追従しながら走行することを「カルガモ走行」と言うんですけど、その「カルガモ」というのがイメージとして広がっていきました。2CVって、時に「ダック(アヒル)」とか「ブリキのおもちゃ」などと揶揄されたりもしますが、実際に乗ってみるとのろまな車じゃないと思うんです。キビキビ走るんですよ。ワイルドダック(野鴨)的な走りをしている。あと、鴨くんの名前にもかけて「カルガモの集い」にしました。

 

「カルガモの集い」に込めた思いは?

中條さん 「集い」と名付けたのは、大げさなものではなく「うちに遊びにおいでよ」というような意図なんです。「2CVが大好き。その想いがあるんだったら遊びにおいでよ」っていう、その想いはすごく伝わったかなと思います。

みなさんの反応はいかがでしたか?

中條さん みんなでいいものを作り上げた感じがするよね?

鴨さん むしろぼくらの方が楽しんでいましたね(笑)。けっこう人見知りな性格なのですが、その距離すらも2CVは壊してくれたというか。

 

2CVに乗っていてよかったことは?

今まで見えなかった世界に2CVは導いてくれる。ずっと乗っていたいです。

中條 賢一さん、あなたにとってシトロエンとは?

「心を開放してくれる存在です」

「心を開放してくれる存在です」