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長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

10月7日OA

80回目の放送となる今回は、長岡亮介の誕生日。椎名純平さんをお迎えし特別な放送をお届けします。

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
80回目の放送となる今回は、長岡亮介の誕生日。椎名純平さんをお迎えし特別な放送をお届けします。

Happy Birthday 長岡さん

10月に入って、やっと夜が涼しくなってきましたね。
東京の話かもしれないですけども、寝るとき冷えたりしませんか? 大丈夫ですか?
僕はね、風邪を引くときは寝冷えで風邪を引くパターンです。
なので、もう長袖を着ています。そうしないと危ないんですよ!
皆さんも気をつけて寝冷えをしないようにしてください(笑)。

10月に入りまして、1週間が経ちました。
今日は10月の6日の次の日なので7日です。
えー、はっきり言って私、長岡亮介の誕生日でございます! イェイ!

誕生日の夜、街の喧騒もいつもと変わりません。
1人でしっぽりとラジオ。いいですね〜。僕は嫌いじゃないですよ。
こうして歳をまた1つ重ねていく日に、ラジオをやっております。

台本には「今の気持ちをお願いします」と書いてあるわけですよ。
そうですね〜、こういうの苦手ですね(笑)。
何歳になったのかも分からないんですけど、45?だと思う。
このまま楽しくやっていきたいなと思います。感謝の気持ちを忘れずに。
よりそういう気持ちが強くなってきました。
45ってさ、おっさんだね(笑)。

誕生日の夜にラジオをやっている。これもまた何かの縁でしょうか。
ということで、こんな夜にひとり語りもいいですが、せっかくなのでご縁のある方。
私のこれまでをよく知る先輩としっぽり語り合う夜にしていきたいなと。

お迎えするのは、椎名純平さん!
今夜も最後までゆるりとお付き合いください。

今夜の1曲目はFOURGONNETTE番組チームからリクエスト!

Sixteen Candles / The Crests

僕はこれはプレゼントだと思いました。
ありがたい話ですよ。

特別な夜、椎名純平さんと…

今夜のゲストは、長岡のこれまでをよく知る先輩、椎名純平さん。
純平さんは長岡さんのことを「リーダー」と呼んでいるそうです。

出会ったのは、長岡が22歳のとき。
純平さんの中では、まだ22歳の長岡亮介で止まっているのだとか。
感慨深そうに、「大きくなったな〜」と純平さん。

長岡が純平さんを見たのは、ライブハウス「恵比寿GUILTY」が最初。

当時22歳のリーダーの印象というと、「新人類」、「あ、なんかすごく変わってる」と思ったそう。そしてへりくだらず不思議な感じだったのだとか。

いつものFOURGONNETTEよりも、温かい、特別な空気が流れている今夜。
純平さんがまずセレクトした曲は……、

エイリアンズ / KIRINJI

この曲を聴くとリーダーを思い出すのだとか……。
トークからのエイリアンズ、、エモい…!

純平さんと車の話

車好きと知られる、純平さん。
最近シトロエンC6に乗る機会があり、「すっげえいいな……!」となったそう。
エグザンティアなど、うっかり買ったりしてみたいな〜と。

※参考画像

シトロエンC6
エグザンティア


一番いいやつに乗っちゃいましたね!と長岡。
演奏の質も変わるんじゃない?とひと言。

純平さんは5年ほどお乗りの車をお持ちですが、最近、増車もされたそうで今は納車待ち。ずっと探していた車をたまたま見つけ、見つけた瞬間、買います!となったそう。

長岡もいちばんいい買い方ですね〜!と共感。

おふたりの車愛は止まることがありません!

ここでもう1曲、純平さんの選曲は

プライマル / Original Love
こちらの曲も長岡を思い出す曲なのだとか。

純平さんの新作について

CHICK-D feat.椎名純平「カフェインの女王」 レコードの日である11/3に、7インチのアナログで発売!

少し前にも番組で一度オンエアしましたが、 そのお話も純平さんご本人からお聞きしました。そのお話は、ぜひタイムフリーで確認してみてくださいね。

今夜は、椎名純平さんをお迎えしました!

たくさんお話ししました!もちろん面白かったですし、これからのこと、音楽の人生も続いていく……。楽しく生きていきたいなと思ったとのこと。

そして、ペトロールズは只今、秋のツアー”Cruisin”真っ最中です。
スケジュールはこちら!

10月09日(祝月)大阪 Zepp Namba
10月13日(金) 宮城 仙台PIT
10月15日(日) 青森 青森Quarter
10月22日(日) 東京 Zepp Shinjuku <SOLD OUT>
10月28日(土) 愛知 Zepp Nagoya
11月03日(祝金)新潟 新潟LOTS
11月05日(日) 石川 金沢EIGHT HALL
11月18日(土) 東京 Zepp DiverCity
11月25日(土) 大阪 Zepp Osaka Bayside
12月03日 (日)  “ Cruisin’ ” 追加公演 日比谷公園大音楽堂 東京

こちらもぜひ!
感想もお待ちしております!

それでは、来週の放送もお楽しみに!

オンエア楽曲

Sixteen Candles / The Crests
エイリアンズ / KIRINJI
プライマル / Original Love
カフェインの女王 / CHICK-D feat.椎名純平

 

本日のライナーノーツ

10月に突入しました。2023年もあと2ヶ月…。時の流れは早いですね〜。さて、今月一発目の放送は、10月7日! お気づきの方も多いかと思いますが、そうです、我が長岡亮介のお誕生日でございます! イェイ! 何かとイベントごとに放送日がぶつかるFOUR
GONNETTEですね〜。振り返ってみると、昨年のクリスマスイブも大晦日も、今年のエイプリルフールも土曜日でした。そして今回は、長岡さんのお誕生日とも重なると……。何やら持ってますね、FOURGONNETTE(笑)。

今夜の雰囲気は、どこか特別。長岡もどこか嬉しそうですし、スタッフもみんな祝福ムード。こんな夜にひとり語りもいいですが、今夜はゲストをお迎えしたんです。その方とは、長岡よく知る先輩、椎名純平さん! 特別な日に特別なトーク、収録開始が待ち遠しいです。

FOURGONNETTEの扉が開くと、椎名純平さんの姿が。一気に表情が柔らかくなる長岡。レコーディングぶりに会うというふたりは、すぐにふたりだけの特別な時間に……。
定位置に座ると、トークが弾みます。ちょうど引っ越し作業を終えたばかりだという純平さんの引っ越しトークに長岡も笑顔で反応。「そんな忙しいときに、ごめんなさい。ありがとうございます」と長岡が純平さんにお話すると、「いやいや、大丈夫。世の中の長岡亮介ファンたちには本当に俺でいいのか?って思わないかな?」と純平さん。
「何を言ってるんだろうな〜、ほんと」と長岡。先輩と後輩の他愛も無い話に癒されます。スタッフが「雑談をしていただければ」と番組の趣旨説明、そして長岡自ら、FOURGONNETTE特有のルール(救急車STOPのことなど)を説明すると、「いいですね〜」と純平さん。

「ただ一点、お願いがありまして、部屋に入ってくるところから録らせてください」とスタッフ。純平さんは「いいですよ! ファンタジーは大得意です(笑)」とすぐさま理解。収録はそんな温かい雰囲気でスタートし、流れていきました。

いつもゲスト回とは、異なる時間が流れているようにも思える今夜の収録。その理由は、純平さんだからなのか、それとも思い出話がエモいからなのか、何なのか……。この空気感ごとパッケージして放送されたらいいなと話を聞いていて思いましたが、皆さんいかがだったでしょうか。色で例えるなら、オレンジの優しい光に包まれているような空間。おふたりの信頼し合っている空気感がとても心地良い収録時間でした。純平さんがリーダーを思い出すという選曲もエモかったですね……。トークからのエイリアンズはちょっと鳥肌モノでした(笑)。トーク内容はここで書くのは野暮なので、ぜひタイムフリーなどで繰り返し聴いていただけますと幸いです。ここでしか聴くことができない極上のトークでございました。

収録後はいつものように記念撮影。何だか嬉しそうなおふたり。車の話などで収録後も盛り上がっていました。「ありがとうございました〜」とここで純平さんとはお別れ。落ち着いたところで、長岡に恒例のミニインタビューを敢行しました!

――純平さんとの収録、いかがでしたか?

純平さんはクレバーな方で丁寧な感じがしますよね。音楽もそうなんだよな〜。丁寧な人だなって思います(笑)。

――おふたりでこうやってお話されることは初めてだったとか。

うん、そんな気がする。やっぱね、お話をよくしてた頃は若い頃ですから、お互いに。だから今回お話してみて、お互いに柔らかくなっているというか。そんな感じがしましたね。若い頃からの変化を感じましたね。しっとりとした雰囲気が心地よかったな〜。多分、お互いに余裕があるんだろうね、大人の余裕というかね。

――側から見ていて思ったんですけど、かなり特別な空気が流れていたように思います。

そうね! なんか、何だろうね。純平さんとの関係も長いけど、過去のゲストの中にはもっと長い人もいたわけじゃない? だけど、やっぱり彼がデビューして、収録中もお話されていたけど、当時、いろんな葛藤がある中で僕は一緒に演奏していたからね。ただ戦友というとおこがましいんです。でもそういうところを一緒にくぐり抜けているからああいう空気になったのかもしれない。

――印象に残っているお話はありましたか?

ギターソロのこととかを覚えてくれていたりとかしたのが嬉しかった。全体的に昔のお話を純平さんの方からしてくれたのは嬉しいですよね。僕も思い出していっぱいメモったんだけどな〜。あんまり必要なかったな(笑)。

あと、自分で話してるから分からないけど、“あの頃はよかったよな”という感じにもなってないじゃない? それもいいよなって。これからもずっと続いていくんだなって。

ひとつひとつ、言葉を噛み締めながら、インタビューに答えてくれた長岡。
素敵な関係性を築けているんだなと改めて感じました。

そして、今夜は全てが終わってから、ケーキのプレゼント。
ろうそくを立てて、チーズケーキでお祝いしました。
「美味い!」と嬉しそうに笑う長岡さん。照れ臭そうにケーキの写真を撮影していました。

それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもお楽しみに!

文:笹谷淳介