厳重な感染症対策を施して決行された「FUJI ROCK FESTIVAL ’21」(8/20〜22)に、シトロエンがオフィシャルサポーターとして初参加。2年ぶりの開催にアツい想いが炸裂した新潟・苗場での3日間、シトロエンブースも大いに盛り上がりました!
徹底した感染症対策の中で開催された「特別なフジロック」
“KEEP ON FUJI ROCKIN’”
昨年のやむを得ない延期以来、フジロック主催者はこのフレーズを掲げて準備に奔走してきたといいます。そして、待ちわびた何万人ものファンを熱狂させながら、「フジロック’21」の3日間を走り抜けたのです。
来場者のキャパシティを半数以下に制限したうえで、事前の抗原検査、入場リストバンドに加えて「検温済み」リストバンドの配布、マスクの常時着用、会場内の禁酒、歓声やソーシャルディスタンスの注意を喚起するアナウンスなど、徹底した感染症対策の中で開催された「特別なフジロック」。その様子は、再び集えたことの喜びと意味を例年以上に感じさせてくれました。
そんな特別な3日間に、シトロエンはオフィシャルサポーターとして初参加しました。言うまでもなく、感染症対策に万全を期して。
日本におけるロックフェスの先駆けとしてシーンを牽引し続けるフジロックの壮大な会場に、シトロエンがどう映えるのか。訪れたみなさんとどんなコミュニケーションが取れるのか──光栄にも「特別なフジロック」の一翼を担ったシトロエンブースでの様子を、会場で出会ったたくさんの笑顔とともに振り返ります。
ベルランゴ展示とプレゼントで盛り上がったシトロエンブース
愛車やレンタカーで来場し、オートキャンプで夜を過ごすこともフジロックの楽しみのひとつ。ドライブやアウトドアを愛好する方も多く、シトロエンがご用意した2つの拠点は連日大盛況でした。
まず1つ目は、入場ゲートを抜けるとすぐに見えてくる「イエロークリフ」内のシトロエンブース。キャンプ好きな方やお子様連れも多いフジロック来場者のニーズに合わせて、現在大人気のレジャーヴィークル「CITROËN BERLINGO(ベルランゴ)」を展示しました。
ベルランゴのコンフォートな車内空間を体感できるよう自由に試乗していただいたところ、「近いうちにディーラーさんに行ってみます」「次の買い換えはシトロエンで!」といったうれしい声もたくさんいただきました。
簡単なアンケートに答えてくださった方には、フジロックをイメージしてデザインしたオリジナルTシャツもプレゼント。
シトロエンファンの方だけでなく、たまたま立ち寄ってみたという方も「すごくかわいいデザイン!」と喜んでくださったり、Tシャツをもらった後にベルランゴに試乗して「車内が広々しているし、シートもいい感じですね」というコメントをくださったり。
お目当てのアーティストがプレイするステージへと向かう手前でシトロエンブースを見かけ、高揚する気持ちを抱えながらも足を止めてくださる方が本当に多く、終始和やかで活気に満ちた空間となりました。
ご用意したTシャツは3日間とも午前中で予定枚数がなくなるほどの勢いで、その後はミニカーを配布。そちらも大好評でした。
会場内でシトロエンTシャツを身に着けてくださっている方も大勢お見かけし、スタッフ一同、感謝と喜びでいっぱいになりました!
シトロエンブースで出会ったみなさん
世田谷からいらしたというご家族。ご主人はフジロック12回目、奥さまは5回目、娘さんたちは初参加だそう。「今回は、1200万円もするFIATのキャンピングカーをレンタルしてきました(笑)。ゴージャスで居心地がいいし、もともとキャンプ好きなので、キャンピングカーがほしくなりました。いろいろ調べていて、もはや買いかけてるレベルです(笑)。こういう場所にはベルランゴのような車に興味がある人も多いので、すごく相性がいいですね」とご主人。
地元・新潟県からいらしたという車好きの男性。フジロックの常連で、もう20年くらいお友達といらしているそうです。ベルランゴに試乗され「室内に高さがあって広々しているので荷物がたくさん載せられますね。ファミリーカーにもよさそう。とくにガラスのルーフが開放感たっぷりで、気に入りました。シトロエンは前から気になっていたので、近くのディーラーにゆっくり見に行ってみます。じつは以前のフジロックに展示されていたJEEPを見て購入したこともあるんですよ。次はシトロエンかな?
初参加のフジロックを満喫中の男性陣。右の男性は「きのうアンケートに答えました」とTシャツ着用でご来場、左の男性は「さっきもらいました」とその場でお着替え。真ん中の男性が「着てない自分が真ん中でいいの!?」とつっこむという、ナイスな雰囲気のお三方です。今回はレンタカーでいらしたそうで、「車ほしいな〜」「こういうの、乗ってみたいですね」とベルランゴを評してくださいました。
「今日は個人で輸入したシトロエンのキャンピングカーで名古屋から来たんですよ」と教えてくださった男性。滞在中は場内に停めた愛車で快適に眠り、積んできた自転車で銭湯にも行くそうです。最高にクールなこのシトロエンを普段使いされていると聞き、ご職業を尋ねると「フジロックの日は毎年休みを取る、ロックな花屋です(笑)」。フジロックを終えた翌日に、なんと奥さま用のCITROËN C3が納車されるとのことで、「とても楽しみです。今日いただいたTシャツは妻へのおみやげにします」とうれしいお言葉。「フジロックとシトロエン、間違いなく相性がいいですよね。人気のベルランゴが展示されているし、興味のある方が多いと思います!」と締めくくってくださいました。
広大なフジロック会場でゆったり休めるコンフォートラウンジ
豊かな自然に囲まれた広大なエリアに大小複数のステージが点在するほか、川沿いに広がるエリアや森の中のボードウォーク、飲食エリアなどさまざまな魅力が詰まったフジロック。
その分、長距離を歩くことになり、「目当てのステージの合間にどこかでちょっと休みたいな」と思うシーンも少なくありません。
シトロエンが提供した2つ目のブースは、そんな方々にゆったり過ごしていただけるラウンジです。シトロエンが追求しているコンフォートな感覚をフジロックでもご提供すべく、「Citroën Comfort Lounge」を会場内奥の「オレンジカフェ」エリアに設置。3人のDJが毎日登場し、チルアウトできる空間を演出しました。
今年は、フジロック最奥地に位置するCafé de Paris(パリに現存する歴史的なキャバレー「ムーランルージュ」をイメージした会場)が設置されなかったため、Café de Parisへのオマージュも込めています。
Comfort Loungeでくつろぎながらシトロエンのことをもっと知っていただきたい!と、簡単なクイズに答えてくださった方にシトロエンのカラビナキーホルダーもプレゼント。Tシャツと同様、このキーホルダーも大好評で、予定数をすべてお配りすることができました。
Comfort Loungeにご登場いただいたたDJ Hosakaさん
「フジロックには毎年客として来ていますが、DJとして関わるのは初めて。めっちゃ緊張しています(笑)。普段は都内のクラブなどで活動していますが、全く違った雰囲気で心地いいですよね。
選曲は、このブースのコンセプトを意識してチルアウトとラウンジっぽさ、あとはフランス語圏の曲も取り入れながら曲を流しています。
初日は“初日感”といいますか、様子見な感じでしたが、2日目の今日はお客さんのノリもさらによくなっていますね。時間帯によっても反応が違うので、当初は“夜のほうがアップテンポで踊りたいかな”と想定していたんですけど、むしろまったり休みに来られるので、昼間以上にチルがふさわしいのかなと。うるさすぎない曲を選んで雰囲気をつくっています」
クイズに答えてくださったご夫妻、「ベルランゴ、ほしいんです!」
仲良くシトロエンのエンブレムを再現してくださったご夫婦。詳しくお話を伺ってみると、「ベルランゴがほしいんです!」と予想外のお言葉が!
「色味とかがかわいいし、アウトドアにも向いてますよね。カラーは緑っぽいやつがいいかなぁ、ベージュもかわいいなぁと思っています」と本気でご検討いただいているようです。
お兄様がC4に乗っておられるそうですが、そのきっかけを作ったのもお二人なのだとか。「去年だったかな、美女木のディーラーさんの近くでデイキャンプをしていたとき、ちょうど車を探していた兄夫婦を連れていったんです。そしたらすごく気に入って、その場で買ったんですよ。“やられた!先を越された!”って感じでした(笑)」
なんともうれしいエピソード! お兄様に続くシトロエンとのご縁をお待ちしております。
これからも、音楽を愛するみなさんと共に
シトロエンは、さまざまな趣味を楽しみ、人生を謳歌するみなさんのライフスタイルに寄り添える存在であり続けたいと願っています。中でも車内で聴ける音楽は車との相性が非常によく、シトロエンオーナーの中にも「演奏・観賞含めて音楽が好き」という方がじつに多いのです。
今回のフジロック参加を決めたのにはそうした背景もありました。
数多くの配慮の中で無事に開催された「特別なフジロック」。シトロエンを温かく受け入れていただいたこと、あの場でみなさんと出会えた幸運に、心から感謝したいと思います。ありがとうございました!
文:Kaoli KIDOUE
撮影:SHIge KIDOUE