秋深まる11月25〜28日、再開発で注目される「下北線路街 空き地」にて、入場無料のイベント『下北沢シトロエン祭』を開催しました。「C3 AIRCROSS SUV」のNewモデルが初公開された会場には、フランスの縁日をイメージしたさまざまなゲームやプレゼントをご用意。お子さんや愛犬を連れて訪れた近隣の方々や、「新型が見たくて」と駆けつけたシトロエンファンで賑わう4日間となりました。
ますます個性的な街へと変貌していく下北沢×シトロエン
小田急線の地下化に伴って再開発が進む「下北線路街」は、従来のシモキタらしいカルチャーを維持しながら、さらなる魅力を詰め込んだ新スポットへと変貌する真っ只中にあります。
「C3 AIRCROSS SUV」の最新モデル初披露の場としてこの地を選んだのは、遊び心あふれるシトロエン・ブランドの世界観をお伝えするのにふさわしいと思えたから。単なる新車発表ではなく、シトロエンの提供する「この場所、この時間」をみなさんに楽しんでいただきたきたいと考えたのです。
会場内には、新型「C3 AIRCROSS SUV」2台と、大人気の「BERLINGO」、フランス本国で特別に作られた世界に1台しかない「LE PETIT CITROËN」を展示したほか、フードトラックやさまざまなミニゲーム、アーティストの生演奏、シトロエンが登場する映画の野外上映なども実施。家族、カップル、友達同士。車に興味のある人だけでなく、偶然立ち寄った方にも楽しんでいただけるような“フランスの縁日”を提供しました。
お散歩中に立ち寄ってくれたオーストラリアン・ラブラドゥードルのイーグルくん。フードトラックのお姉さんともすぐ仲良しに。
「アヒル釣り」「シャンゼリゼストリート」「マウンテンロード」の3つをクリアしてスタンプを集めた方に、オリジナルのカラビナキーホルダーをプレゼントしました。
「シトロエン4目並べ」には子どもたちが楽しそうにチャレンジ。それを見守りながら、ママたちがベンチに座って談笑している姿が印象的でした。
「ボール落とし」のゲームも大いに盛り上がっていました。
気になる「CITROËN C3 AIRCROSS SUV」の外装・インテリアは?
会場奥に展示されたのはカーキグレーのC3 AIRCROSS。今回訪れたみなさんからも「シトロエンらしい、いい色味ですね」という感想が続出していました。
もう一台のボディカラーはブランバンキーズ。「白い流氷」を意味するソリッドな白です。
こちらの車両では2人キャンプや日帰りアウトドアをイメージしたスタイリングも提案。ルーフにはバスケットキャリアを合わせてコンテナを置き、リアにはタープを張ったアクティブな楽しみ方に「こういうキャンプしたい!」という声が多数。コンパクトなサイズ感が街乗りにぴったりの都市型SUVですが、積載性に優れた車であることも体感していただけました。
新世代シトロエンのデザインコードを取り入れたLEDヘッドライトを採用。前期型よりさらにシートの厚みが増し、よりコンフォートな座り心地に!シートのステッチにまでこだわって、個性を発揮しています。
サイドブレーキがバー型に変更されカップホルダーを装備。より機能的に。
リアルーフが黒の場合はストライプ模様が、内側は視界を遮らないマジックミラーのような仕様です。
日本初公開・初試乗の感想をうかがいました!
昨年12月からC3 AIRCROSS SUV、その前はC4ピカソにも乗っていたというシトロエンオーナーさん。「サーフボードを載せてよく出かけています。C3エアクロスは以前サーフ系ブランドともコラボしていましたが、このタイプの車にボードを積んでいるのは実際なかなか見かけないので、“こういう使い方もできるのにな〜”と思いますね。水色っぽいカラーの愛車なんですが、海にも映えますよ」と現在のカーライフを語ってくださいました。
「新型は、とくにシートの雰囲気と座り心地が変わりましたね。今のC3エアクロスもそうですが、お値打ちだな〜と思いますよ(笑)。取り回しがいいので、妻も運転しやすいと気に入っています」
Facebookで今回のイベントを知り、愛犬ルルちゃんとご訪問。「今は別の車に乗っているんですが、シトロエンは2CVが大好きで。今日はC3エアクロスを見てみたかったのと、シトロエングッズも何かほしいな〜と思って来ました。C3エアクロスは、実際見てみるとサイズ的に街乗りにも良さそうだし、シートを倒したらアウトドア仕様で車中泊にもいい感じですね。犬と一緒にあちこち出かけるのにもすごくいい気がします。こうやって見ているだけで、キャンプに行きたくなっちゃいますね!」
内装を熱心にチェックしていた男性。今もC3 AIRCROSS SUVの白に乗っているそうで、「通勤にもレジャーにも使っています。荷物がけっこう積めるし、とても気に入っているので、Newモデルにも興味があって」と話してくださいました。
新型に試乗した感想は「とにかくシートが違いますね。ソファに座っているような感じ。もともとのシートも十分満足していますが。さらにいいんじゃないでしょうか」とのこと!
小田急線の車内広告で今回のイベントを知り、「おもしろそうだから、下北沢に行くついでに寄ってみよう」と来場してくださったカップル。キャンプスタイルのコーディネートが気に入ったようで「車はほしいなぁと思っていて。こういう車でキャンプとか最高ですよね。せっかくだから遠出したいなぁと思いました」と彼。彼女も「私も運転したいし、一緒にドライブとか、いいですね!」と話してくれました。
「シトロエンがほしくて、本気で検討中なんです!」というファミリー。すでにディーラーでほぼ全車種を見ているそうです。「色づかいもデザインもかわいいなぁって、とにかくシトロエンがずっと気になっていて。ここ数年、遠出する機会も増えているので、そのへんも視野に入れて探しているんですが、どれにするかまだ悩んでいます」と奥さま。この日はベルランゴのインテリアを家族全員で再チェック。とくに視界のいいパノラマルーフと収納が一体化したモジュトップと、後方の収納ボックスなどは「かなり画期的ですよね」と高評価でした。果たしてどの車種を選ばれるのか、楽しみですね!
ふだんは埼玉県春日部市を中心に出店しているH(アッシュ)バンのフードトラック。スタッフの男性は芸人さんで、車両オーナーが経営するコーヒー屋でカフェについて学んでいるそう。事業としてキッチンカーをやろうという話になり、オーナーと一緒に車を探しにいったところ、奇跡的にこのレアなHバンを入手できたのだとか。「古いものなのでどうしても故障が多いですが、車好きな方がよく声をかけてこられますね。じつは今回もまだ修理の途中で、自走できない状態だったのですが、ぜひ出店してほしいと声をかけていただいたので、積載車に積んでここまで来たんです(笑)」
普段はホットドッグとコーヒーが人気メニューですが、この日はフランスを意識したスペシャルメニューとしてフルーツクロワッサンを提供してくれました。
劇中にシトロエンが登場する「サウンド・オブ・ミュージック」と「ルパン三世 カリオストロの城」も上映。暮れゆく秋の屋外で観る名作は、なかなか素敵でした。
文:Kaoli KIDOUE
撮影:清水 祐生