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NEW CITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRICデビューイベント開催。代官山 蔦屋書店に新旧シトロエンが大集合

NEW CITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRICデビューイベント開催。代官山 蔦屋書店に新旧シトロエンが大集合

2022年が幕開けしたばかりの1月7日より、代官山 蔦屋書店でNEW CITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRICをお披露目する『Garage de CITROËN』を開催しました。好きなモノだらけのガレージをイメージした会場には、多数のシトロエンとオーナーが集結。蔦屋書店らしい書籍、絵画、グッズのセレクションや、新型 C4 & Ë-C4 ELECTRICで代官山をぐるりとめぐる試乗コーナーも好評でした。今回は、8〜10日の三連休に行われたモーニングクルーズの様子を中心に、みなさんとの楽しい時間をご紹介します。

歴代BXも初代C4も。多彩な顔ぶれが並んだモーニングクルーズ

東京に初雪が降った1月6日。その翌々日、モーニングクルーズが開催された8日は、朝からまぶしいくらいの晴天に恵まれ、各地から大勢のシトロエンオーナーがT-SITE駐車場に集まりました。

ずらりと並んだ歴代シトロエンを背景に、まずはオーナーさん全員集合。

今年でデビュー40周年。「BX愛が止まらない!」

1982年の発売から40年を経た現在も、根強いファンに愛され続けるCITROËN BX。T-SITEの駐車場には、美しくもどこか愛嬌のあるBXがたくさん集まり、顔見知りだというオーナーたちが「期せずして、40周年記念イベントのようになりましたね!」と笑顔でインタビューに応じてくれました。

以前も当HPにご登場いただいた杉原さん。「今回のイベントはSNSで知りました。ほかのみんなもいるだろうな〜と」。オーナーインタビュー公開後はお友達や気仙沼の方からもかなり反響があったそうです。

OWNER INTERVIEW Vol.04
シトロエンがつないだ、気仙沼との深く長〜いつながり 「空飛ぶ絨毯」の乗り心地を楽しみながら仲間たちと走る!

それぞれの愛車で訪れたみなさんにBXの魅力をうかがうと、出てくる出てくる! そんな中から、「疲れない最高のシート」にまつわるかけ合いの一部をご紹介します。

「長距離を走るのが楽しいですね」

「止まるとリズムが崩れちゃうから、止まりたくないよね」
「そうそう、ガソリンとかトイレとかやむを得ない用がない限り、止まらない」
「BXで出かけたら、西は名古屋、東は仙台、半径300㎞ぐらいはノンストップです(笑)」

「“魔法の絨毯”の足回りはもちろんですが、シートがとにかくいい」
「腰の角度とかお尻の位置がぴたっときて、途中で座り直したり車から降りて伸びをしたりっていう必要がない。本当に疲れ知らずです」

集まった中で一番古いBXは1984年製の最初期モデル。「誰も運転を代われないくらい、つくりが変わってる」とみなさんの意見が一致する個性派です。アイコンといえるボビンメーターをはじめ、ダッシュパネル周辺のデザインが先鋭的で魅力にあふれています。

初代から最新まで、CITROËN C4も集結!

今回のイベントはNEW CITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRICのお披露目を兼ねています。会場には、CITROËN C4現行モデルはもちろん、初代の姿も。たまたま2台並んだ初代CITROËN C4オーナーにうかがいました。

栃木県小山市から駆けつけた初代CITROËN C4オーナー。新車で買ったCITROËN ZXに12年乗り、その後はルノーやプジョーも所有したものの、やはりシトロエンに戻ったそうです。「C4には1年半ぐらい乗っていますが、期待通りの乗り心地。ZXよりちょっと足まわりがかたいかなとは思いますが、上々ですね。単身赴任中で自宅は兵庫県の明石なので、帰宅するのに600㎞ほど運転しますが、車内でリラックスできて疲れません。内装の雰囲気や色使いも気に入っていますし、とてもいい感じですね」

やや遅れてモーニングクルーズに参加したシルバーの初代CITROËN C4。「たまたま隣が空いていたので」と先ほどのCITROËN C4の真横に駐車されました。「学生の頃はBXに乗っていました。社会人になってアメリカに赴任し、アメリカにはシトロエンがないし、子どもがいる間は機能性重視だったので、そろそろまたシトロエンに乗りたいなと。ちょうどC4 が発売されたので、購入したんです。2008年から乗り始めて、4.4万㎞は走ってます。“乗れば乗るほどシトロエン”という感じで、本当に疲れ知らず。妻も気に入っていて、そろそろ別の車にする?と持ちかけても「いや、これが絶対いい」と。手放せない車です」

GSのボンネットを開けて盛り上がる、愛好家らしい交流

CITROËN GSオーナーとしてプライベートで来場されたモータージャーナリストの森口将之さん。「シトロエンはこの車で6代目です。いろんな車種に乗りましたがGSは初めて。デザインが美しくて乗り心地が独特というだけでなく、シトロエンらしい個性が際立っていて、乗るたびに驚きや発見があります。普段の生活にも仕事にもクリエイティブな刺激を与えてくれる車ですね。ハイドロも、かたい・やわらかいという単純なものではなく、“人間はこういう揺れが気持ちいいだろう”というのを研究しているなと感じます。シトロエン独自の心地よい乗り味が、とにかく気に入っています」

OWNER INTERVIEW Vol.08
ゆったり乗ってもコーナーを駆け抜けても気持ちがいいCITROËN GS。仕事や生活にクリエイティブな発想を与えてくれる存在です。

森口さんたちとボンネットを開けて盛り上がっていた白いCITROËN GSのオ−ナー。26歳にして初めて手に入れたのがこの車なのだとか。きっかけは、現在の職業である工業デザインの勉強中に旧車のデザインに惹かれ、どうしても古いシトロエンに乗りたいと思ったから。「70〜80年代あたりの、内装に特徴のある車が好きなんです。旧車を扱うショップをインターネットで見つけて、古いシトロエンがほしいと相談したら、もう少しで入ってくるよ、と教えてもらって。しばらく通っているうちにこの車と縁がありました。古いので多少の不具合は覚悟の上ですが、ハイドロの乗り心地などが本当に独特で、巡り会ったのは運がよかったなと思っています。ショップの方にもいろいろ教えてもらいながら、楽しく乗っています。いつかは乗れなくなるのでしょうが、それまではこの車にずっと乗り続けるんじゃないかな〜と思いますね

「子どもと一緒に遠出したい」家族のためのシトロエン

CITROËN GRAND C4スペースツアラーに乗ったファミリー。シトロエンは初めてだそうですが、「車内が広いしルーフも気に入っています。開放感がありますよね。子どもは4年生と5歳ですが、車中泊も余裕でいけます。先日も河口湖周辺で車中泊をし、シートを全部倒して快適でした」と愛車の魅力を語ってくれました。アンケートに答えてオリジナルキーホルダーもゲット。車が大好きだという息子さんもうれしそうでした!

CITROËN C4 カクタスに乗って半年という、1歳4ヵ月のお子さん連れ。「エグザンティアとサクソに乗って、これで3代目です。とくにエグザンティアが気に入っていて、泣く泣く手放しました。以前の車に比べるとカクタスはかなりの進化。ソフトな乗り味やスムーズな走りは変わらずですが、現代的になったなという印象です。内装もデジタルな感じですよね。週末には愛車であちこち出かけていますが、これから子どもが大きくなったらもっといろいろ行けそうで、楽しみです」

代官山の街をぐるりと走る、新型CITROËN C4の試乗が大人気

T-SITE内にはCITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRICのニューモデルを展示してじっくりお披露目したほか、駐車場から街へ出て周辺を走れる試乗用の車両も急遽ご用意。展示を目当てに来場された方、たまたま通りかかって乗り心地を試した方など、多くのみなさんに新型CITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRICの走りを体感していただきました。

先ほど登場したCITROËN C4 カクタスのファミリーも新型C4に試乗。周辺をぐるりとドライブし、戻ってきたときにはお子さんがぐっすりでした。「気持ちよくて寝ちゃったみたいです」とママもにっこり。乗り心地をうかがうと、「カクタスよりしっかりしていて高級感がありますね。相変わらずシートがいいし、足まわりがゆっくり動くのがシトロエンらしいかなと。長距離を運転して遊びに行きたいので、とにかく疲れない車がいいなと思っています。シトロエンは本当にぴったりなんですよね」

「ちょうど車がほしいな〜と思っていて」とシトロエン初試乗の男性。「内装がおしゃれだし、ウインカーの音がいい感じだなと思いました。色も独特ですね。遠出することが多くなりそうなので、乗り心地のいい車を探したいと思っています」

現在は他社の車に乗っているというご家族。「買い換えのご予定なども?」とうかがうと、「はい、がっつり検討中です!」。ベルランゴにも試乗して乗り心地は気に入ったものの、車高の関係でNG。引き続き探しているそうです。「買い物やゴルフなど荷物が多いので、ある程度の大きさがほしいです。C4は私たちにはちょっと小さいかなと感じましたが、自動運転とか電子系の新しさは魅力ですね。デザイン的にもおもしろい。なんていうかな、バカみたいな車に乗りたいんですよ(笑)。同じ車を見かけると乗り換えたくなるタイプなので。シトロエン、もっといろいろ検討してみたいと思います」

新型CITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRIC の特徴をチェック

張りのある曲面で構成されたボディとなめらかなルーフライン。エレガントでありながらSUVらしい力強さを感じさせるフォルムです。

シートの中心部には高密度フォームを、表面には厚みのある特別なフォームを採用した、シトロエン独自のアドバンストコンフォートシート。身体を包み込むような心地よさでロングドライブも快適に。

ブラックを基調としたコックピットはモダンなデザイン。直感的操作で先進機能を楽しめるインターフェイスです。

情報を瞬時に読み取れるメーター類。フレームレスのパネルはシンプルでわかりやすいグラフィックが特長で、その上部にはドライバーが前方に目線をキープしたまま視認できるHUD(ヘッドアップディスプレイ)を搭載しています。

サンルーフの抜けの良さも大きな魅力のひとつです。

通常時のラゲッジルームは実用的な380ℓ、リアバックレストを倒すと最大1250ℓものフラットなスペースが生まれ、多様な使い方を可能にします。

蔦屋書店内にグッズや絵画を集めたシトロエンエリア登場

2号館の車・バイクコーナーには、蔦屋書店の担当者がセレクトしたシトロエンにまつわる書籍やグッズ、絵画を販売するエリアを特設。メインの展示は、2018年に亡くなった色鉛筆画家・絵本作家、今村幸治郎さんの作品群です。今村さんは大学卒業後に入手したシトロエン2CVに魅了され、シトロエンが登場する絵を数多く描きました。今回は「本・車・子ども」というテーマを意識して選んだ絵本や絵画などを展示販売し、好評を博しました。

今村さんの遺した作品を管理するのは息子の今村遊さん。「作品にも登場するグリーンの2CVが自宅にあり、子どもの頃は助手席でよく寝ていました。子どもたちを乗せるとすぐ寝てくれる、と父がよく話していましたね」

「シトロエンは都会にも自然にも溶け込んで、小気味よく軽やかに走るイメージがあります。今回は日常使いができて遊び心あふれるシトロエンらしい魅力をお伝えできるような展示にしました」(蔦屋書店 車・バイクコーナー担当 清野さん)

今村さんの作品やシトロエンにまつわる書籍をはじめ、子どもから大人まで思わずほしくなるような、かわいいグッズをセレクト。とくに人気があったのはミニカーやマグカップでした。

エレガントでありながら躍動感のある真新しいフォルム、シトロエンの独自のアドバンスドコンフォートシートなど、デザイン性と乗り心地を兼ね備えた新型CITROËN C4 & Ë-C4 ELECTRICはいかがでしたか? 代官山の街並みに溶け込むその姿を見に来てくださったみなさん、愛車と一緒に集まってくださったオーナーの方々、ありがとうございました! 

※マスクをしていない写真は、撮影時のみマスクを外して撮影しております。

文:Kaoli KIDOUE
撮影:清水 祐生