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ハリ書房
あなたに「ササル」一冊を届けたい。神保町―新潟―富山をつなぐ移動書店を目指して。 本を選ぶ喜び、本を読む味わい、本がある環境の豊かさを広げたい。 静かで穏やかな日々を過ごす人が増えますように。絵本と古典の新刊書店。移動書店を呼んでくださる自治体様お声がけください。一歩一歩、挑戦中!
移動書店をはじめたきっかけは
『本屋さんがない自治体、本屋さんがなくなっちゃった町に、お子さんが自転車で行ける範囲に本屋さんを。』という気持ちで移動書店をはじめたというハリ書房さん。
今日は、千葉県多古町の「多古米グランプリ」というイベント会場での移動書店です。
本屋さんのないところに本を届けたい。という思いで、主に土日にイベント会場で書店をされているとのこと。
本のセレクトは会場に合わせて選んでいるそうで、「今回は季節柄ハロウィンというか魔女っぽいものを持ってきました。」と、店主の西山さん。
読み物から薬草の辞典のようなものまで魔女の世界観が広場に出現します。
もちろんお米のイベントでもあるので、田んぼなど、お米関連の書籍もたくさんありました。
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乗り心地はいかがですか?
今日でいえば約300冊もの本を積んでいる!
「ベルランゴは重いものを積んでも、スムーズにまっすぐ走ってくれるのが魅力。帰り道の疲れている時には、真っ直ぐ座れるシートが心地よくて。変に後ろに倒れすぎず、包み込んでくれる感じがいいですね。」
ゆったりしすぎるとつい眠くなっちゃうそうで、ベルランゴのシートは疲れた時にでも、運転席も助手席も前をしっかり向いていられるのが良いと、熱く語っていただきました。
普段の移動は奥様がほとんど担当されるそうですが、運転していていかがですか?
「率直に運転しやすいです。それは本当にありがたい。特にガラスルーフが気持ちいいです。クルマが好きな小さなお子さんがのぞき込んで見てくれることもあって、コミュニケーションツールにもなっています」
荷室のカタチがちょうどいい
後ろの座席を畳むと割とフラットに近いので、書棚をサイドギリギリまで置けたり、書棚の後ろをレジにできたり。
「乗るたびに魅力を発見するのですが、荷室のカタチが凸凹していなくて四角いので(タイヤのカタチが中に影響していない)フラットに活用できてとっても便利です!」
アンビエンスライトを活用して、暗くなってからも営業できるというのも利点。
昼間はルーフの明るさで、夜はアンビエンスライトでお店を明るくしているそう。
天気のいい日はルーフにソーラーパネルを取り付けてレジの電源はここから。
ユニフォームのこだわりを聞いたところ。
普段はベージュのパンツに青ベースのシャツ&緑のエプロンが基本のところ、高山のイベント(シトロエニスト ランデブー)時と今日は「MACOBER(マコバー)」というフランスのブランドのつなぎを着てくださっていました!
CITROËNを愛してくださっているお二人の笑顔が素敵です!!
力強いビジネスパートナー
移動する本屋さんとして、「お店が持ち運べる」というのがベルランゴの良さとのこと。
この中でなんでもできる、お店であり、仕事場であり、リラックスできる場所と笑顔で答えてくださいました。
ハリ書房というネーミングは『ハリネズミの願い』という本からきているそうで、「自分のハリにコンプレックスがあったコミュニケーション下手のハリネズミが意を決して動物たちを家に招待することに。でももしクマが来たら、リスが来たら、キリギリスが来たら、などなど考えすぎてしまう臆病なハリネズミとちょっと自分を重ねまして…」とにっこり笑う西山さん。
移動書店にはたっくさんの人!ニコニコ迎えるお二人はやさしくて心地よくて、招かれた人々もみんな笑顔でした。
帰り道はたくさんのお客様の笑顔を思い出しながら楽しいドライブを。
ベルランゴがしっかりサポートさせていただきます。
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取材協力
道の駅 多古(あじさい広場)
所在地:〒289-2241 千葉県香取郡多古町多古1069−1
撮影+文:le-in Inc(+SUN)