都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
64回目の放送となる今回は、番組初となる、長岡亮介のガレージ放浪記。リスナーさんのところへ会いに行った様子を交えてお届けしました。
今夜は雨模様でございます。
梅雨真っ盛りですが、FOURGONNETTE、今日も僕はネオン管を背にして喋ってるわけですけども、先週名前を決めさせていただきました。
その名は、「灯る」。
”灯る氏”、”灯ちゃん”、お好きなように呼んでいただければと思います。
FOURGONNETTEのネオン管はLEDですけど、ネオンというものはもっと昔からあるもの。もともとはフランスで1910年に発明されたもの。その後パリの理髪店でいちばん最初に使われたのだとか。
100年以上前のパリの街角、そこに灯るネオン管……。いいですねと。
そして梅雨どきではありますが、外に飛び出したくなりました。
街の風景に溶け込むシトロエン。そういうのを見たり、感じたりするのが大好きな長岡。
そんな場所に実際に足を運んでみたい、人に出会いたい的な感じで募集してきた、アレ。
今夜ついに実現！！ 長岡亮介のガレージ放浪記〜あなたの街のシトロエンのある風景〜。
ということで今回は、実際にリスナーのもとへ訪れた様子を交えてお届けします。
実現した、長岡亮介のガレージ放浪記！
東京は杉並区。東京23区内でいうと西の方。
都心部から少し離れた、住宅も多く、暮らしやすく、穏やかな街。
今回こちらでお会いするのは、ラジオネーム「とろ園」さん！
以前ガレージ放浪記の募集をしたところ、ぜひ見に来てくださいとお便りをいただいていました。
お便りには、このようなことが……。
「CXシリーズ 1GTI25、エンジンは2.5I injectionとシリーズ2ですが スチールバンパー。ボビンメーターを装備する、俗に言う1.5の個体。 オーナーになって5年ほど、これまでのシトロエン歴で最も先祖返りしている」。
※参考画像
なんともマニアック！
というわけでさっそく、とろ園さんと待ち合わせ。
エンジン音が響いています。雨の中走ってくる車！
お便りに書いてあるCXでご登場してくれました！
色はシャンパンゴールド。全体的にお綺麗な車。
バンパーは前期型。エンジンなどの中身は後期型で、シリーズ1.5といった個体。
早速マニアックさが飛び出し、この後もお2人にしか分からない世界で会話が進みます。
今回もかなりマニアック！ これがFOURGONNETTEの平常運転！
いい調子です！！
とろ園さんのCXへ試乗！
愛車CXの車内を見せてもらい、乗り心地も体験。
まず、椅子がいい！とのこと。
生地は張り替え、オリジナルに近いものをこだわって選んだものなんだとか。
CXと言えばボビンメーター。
どうしてもこの眺めが欲しくてシリーズ1の方にこだわった、と。
ウインカーは1つ。
右が付いてるのか左が付いてるのか分からない。
操作系は慣れるとできるそう。
ハンドルを握っているところに操作が集中している。
※内装参考画像
とろ園さんの普段から心に置いていることは、
”基本的にはあまり逆らわない”ということ。
シトロエンのサスペンションの面白いところは、荷重がかかるとその分上がること。
柔軟な対応を体現してるような車。かつ、乗っていると力を入れず、
一番リラックスした状態でいられる。風通しもいいのに何故か未来的。
考えるのにいいスペースだとのこと。
車にも機嫌があり、まるで生き物のようだ……と。
ちなみに、とろ園さんは普段は会社員として働いていらっしゃいます。
この番組でも深掘りしました、モールトン。
こちらもお好き。そして音楽もお好き。なんだかFOURGONNETTEにぴったりなとろ園さん。とても多趣味でいらっしゃいます。
記念すべき第一回目の長岡亮介のガレージ放浪記、いかがでしたか？
さて、今夜は初となる、長岡亮介のガレージ放浪記でした。
マニアックな回でしたが、皆さんいかがでしたか？
長岡は、今夜の感想を、
「とろ園さん、素敵な方で話が収まり切らなかったです。やはり魂のようなものでとろ園さんとCXが繋がっているかのようだった。CXが欲しくなってしまった……。どうしたらいいんでしょうか？（笑）」と。
好きなものが共通していると話が尽きない。
また色んな方、色んな車に出会ってみたいとのことです。
改めましてラジオネーム「とろ園」さん。今回はありがとうございました！
番組では、引き続きみなさんからのメッセージをお待ちしています！
番組を聴いて思ったこと、長岡亮介への質問、これからの時期のおすすめドライブコース。そして今回のように、我こそは！という方！ガレージ訪問に挙手してみてください。
それでは、来週の放送もお楽しみに！
オンエア楽曲
Physical / Olivia Newton-John
Baby… Please / Dave Mason
Family Man / Daryl Hall & John Oates
Stand Up And Believe / Paul Clark
Perfect / Rupert Holmes
本日のライナーノーツ
6月も早いもので終盤戦に差し掛かり……、もうすぐ2023年の上半期が終わってしまうことに軽く恐怖を覚えていますが、リスナーの皆さまはいかがお過ごしでしょうか。梅雨どきということもありモヤッとすることも多いですが、FOURGONNETTEは本日も元気に収録でございます。とはいえ、本日は生憎の空模様。長岡亮介のテンションも下降気味かなと思いきや、そんなことはなく……。むしろいつもより上昇傾向……？
それには理由があるんですね〜。その理由とは、番組初となるある企画が今日実現するから！
そうです、ずっと募集していた、あの企画。長岡がハンチングを被ってやろうかなと言って楽しみにしていた、ガレージ放浪記が今回ついに実現しました！
”長岡亮介のガレージ放浪記〜あなたの街のシトロエンのある風景〜”と題し、スタートするNEW外ラジオ企画。初めてのリスナーさんは、募集をかけてすぐにお便りを送ってくださった、ラジオネーム「とろ園」さん。お便りを見つけたときから、ニヤニヤしながら会いたいな〜とお話していた長岡。
小雨が降る杉並区某所で待ち合わせをして、合流するというスケジュール。まだ合流していないのに、すごく楽しそうな長岡。するとエンジン音が響いてきます。愛車である、シトロエンCXで登場してくれたとろ園さん。カラーはシャンパンゴールド。バンパーは前期型。エンジンなどの中身は後期型で、シリーズ1.5といった個体。きっと大事にされているのでしょう、とてもピカピカなボディに長岡も驚き。
トークはもちろんマニアックな方向へ……。今日も今日とて、FOURGONNETTEは平常運転で収録しています（笑）。ボビンメーターのお話やサスペンションのお話、かなりマニアックなお話を交えながら、実際にCXへ乗り込む長岡。その表情はとても楽しそう。やはり車のお話をしているときはいつにも増してテンションが高めです。
たくさんのお話の中で、とろ園さんの趣味のお話へ。実は、とろ園さんはモールトンも所持しており、音楽もお好き。とても多趣味な方だということが判明！ なんてFOURGONNETTEにぴったりなお方でしょうか！ そんな方が放浪記最初のゲストになるなんて、とても素敵ですね。
優しくお話されるのが印象的なとろ園さんでしたが、ここで長岡に恒例のミニインタビューを敢行。
本日の収録について聞きました。
ーー待望のガレージ放浪記、いかがでしたか？
とろ園さんはものすごく真摯な方で、マニアックなんだけど偏屈ではないんです。マニアックで偏屈な人ばかりだと思っていたんだけど、そうじゃない人もいるんだなって（笑）。とても丁寧に説明してくれて、穏やかなんだけどシトロエンの話になると、やっぱりギアが1段上がる感じで、シトロエンには部品を作って欲しいとか言ったりとか、いかにこの車がほかにないかという、ここまで魅力をもった車は他にないのかと熱くそして優しく語ってくれました。
ーー実際にCXに乗ってみていかがでしたか？
CXという車が、1回しか乗ったことがなくてやっぱり潤いたっぷりなノリ心地で、それを思い出しましたね。だけど、とろ園さんのCXはきちんと整備されていてわらび餅みたいな感じがした（笑）。いいのかなという感じだけど、水まんじゅうのような気がしましたね。
ーー今後も続いていくと思いますけど、乗ってみたい車種はありますか？
なんでも乗ってみたいです。新旧問わず。だけど、いい？ ちょっと調べてもいい？ 1個気になってるものがあって、すごく気になっているものがあるんですよ！ シトロエンのタイプNというトラックがあるんですよ。これに乗ってる人がいたらぜひお便りがほしい！ 見たことないので。貨物車にも興味があるので、持っている方がいれば見せてほしいなって思います！
初のガレージ放浪記、長岡もとても楽しめた模様！
とろ園さん、改めてありがとうございました！
そして、まだまだいろんなガレージへ訪問したいとのことですので、我こそはという方はぜひ、お便りをお送りください！
それでは、今回はこの辺りで。
来週もお楽しみに！
※参考画像
文：笹谷淳介