66回目の放送となる今回は、お久しぶりのお店探訪。アンティークショップ・万国屋に訪れた模様をお届けしました。
足元はすっかりビーサンです
7月に突入しました。長岡亮介の足元というと、すっかりビーサン。
ビーサンといえば、昨年の夏、葉山へドライブした際に訪れたげんべい商店。
ビーサン探しの旅に出かけましたね。
こんな感じでFOURGONNETTEでは、お店に行った模様をお届けしていたりしていますが……。
今夜は、久々のお店探訪です!
今回の舞台となるのは、何が置いてあるか行ってみないと分からないアンティークショップ!
万国屋という、長岡も以前から知っているお店。
何やら、いろんな古き良きものに出会える予感がする、そんなお店です。
それでは、早速お店へ突入してみましょう!
今夜も最後までゆるりとお付き合いください〜。
アンティークショップ・万国屋へ
まず、長岡を出迎えてくれたのはスロットマシーン。
店内を見渡すと雑貨やお菓子もあります。
40年代の真空管ラジオ、三菱のマイクロテレビ、アンティークトースター、古い映画で見るような電話、ブリキのおもちゃなどなど。天井からはペダルカーなどが吊ってあります。
全てに反応してしまうほど、素敵なものが溢れています。
そして、店内の中心に鎮座する、シトロエンAmi!
上にはスパイダーマンが乗っている! 何ともいえないカラーリングが渋い!
車内はビニールレザー?いいシートな感じ。
色褪せたウインカー、ダブルバンパーみたいになっている、これがまたいい!と。
長岡曰く、「ぜひ、このまま乗るべきです!」とのこと。
こちらのお店、トドメにシトロエンがあるとは思わなかったですよ〜とテンションが上昇傾向。
お話を聞いてみましょう!
東京・杉並区の甲州街道沿いにある万国屋。
実は、カンヌにも支店があるそうです。
田中さんにお話を聞きました。
買い付けは、カンヌ支店の方とやり取りして田中さんが最終的に選ぶのだそう。
全ては田中さんの感性。
元はアメリカからが多かったそうですが、5〜6年前からフランスに切り替えていったそう。半分はまだアメリカのものが残っているようです。
お店を始めて、35年。
買い付けの中で1番驚いたのは……、
『STAR WARS』R2-D2、C-3PO、ダース・ベイダーの本物を仕入れたこと!
撮影で実際に使われたかなりのレアアイテム!
非常にレアでレンタルも絶えなかったのだとか。
最初は何屋さんだったのか……。
車屋さんでもなく、当初はお客さんに「これ、何に使うんですか?」と聞かれることが多かったそう。
その返答は「お客さんが決めることですよ」と。
温故知新という言葉があるけれど……
引き続き、田中さんそして金谷さんにもお話を伺います。
印象に残ったお話は……。
田中さん「温故知新という言葉があるけれど、古いものを知ってから新しいものがわかる」
金谷さん「古い物ってすごく良くできている。性能は今の物の方がいいけれど、こんなすごい作りをしているの!?というのが古いものにはある。そこが好き」というお話。
そのほかにも貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。
万国屋の皆さん、本当にありがとうございました!
今夜もありがとうございました! え?! プレゼントですか?!
久しぶりのお店探訪、いかがだったでしょうか。
長岡亮介の感想はというと……、
言葉だけでは伝えられないけれど、田中さんのセンスが爆発してる。アメリカ、フランス、日本のものもあり、全て本当のヴィンテージ、アンティーク。
そして終わった後に田中さんと話していて素敵に感じたのは、急ぐことはない。フランス車はまさにそんな感じがするでしょ?と。焦らずにゆったりやればいい、フランス車からはそんな感じがする、とおしゃっていたこと。とのこと。
そして! せっかく素敵なお店にやってきたので、突然のプレゼント企画です!
実際に店内を散策して、長岡亮介が皆さんのために選んだキーホルダー。
フランスのヴィンテージ、渋くて、いい味のあるキーホルダーです。
欲しい!という方は、下記のサイトからどしどしご応募くださいね。
https://www.j-wave.co.jp/original/fourgonnette/message/index.html
(種類は選べないのであしからず…)
それでは、次回の放送もお楽しみ!
オンエア楽曲
The Barracuda / Alvin Cash & The Crawlers
C’est Ma Fete / Richard Anthony
Never On Sunday / The Chordettes
Comment te dire adieu / Francoise Hardy
Twilight Time / The Platters
本日のライナーノーツ
2023年も上半期が終わり……。夏が本番の7月がやってきました。そんな7月最初の夜、FOURGONNETTEチームは外にいます。久々のお店探訪。昨年、葉山のサンダル探しの旅以来になるでしょうか。今夜もFOURGONNETTEにぴったりなオシャレで渋いお店の前に集合しております。
颯爽と登場してきたのは、我らが長岡亮介。本日の収録場所は東京・杉並区の甲州街道沿いにある万国屋。ガラス越しから雰囲気が伝わるオシャレなお店。軒先には自転車やバイクなどマニアはたまらないアイテムの数々が並んでおります。
ちなみに甲州街道は、五街道のひとつ。江戸日本橋を起点に八王子を通り、小仏峠から甲府を経て、信州の下諏訪まで至る、およそ53里の道。そんな歴史ある道路沿いにお店を構える、万国屋。早速、お店に入って行きましょう!
扉を開けるとそこは異世界のような雰囲気。アメリカに来たような、ヨーロッパに来たような…。そんな感覚。スロットマシーンにお出迎えされると、店内を散策し始める長岡。手に取りたくなる雑貨やお菓子、そして40年代の真空管ラジオ、三菱のマイクロテレビ、アンティークトースター、古い映画で見るような電話、ブリキのおもちゃが所狭しに並ぶ店内。長岡のテンションも上昇傾向。口元が緩んでいます。
スタッフもそんな珍しいアイテムの数々に興味津々。収録の片手間で物色してしまいます。それだけ魅力的な商品がたくさん! 筆者はずっとキーホルダーコーナーで可愛いキーホルダーを物色していました。あと驚いたのは良心的な値段設定! リスナーの皆さん、ぜひ遊びに行ってみてください! きっと面白い商品に出会えるはずですよ。
店内散策は続き、ぐるりと一周。すると真ん中に鎮座するクラシックカー。シトロエンのAMIがドーンと存在感たっぷりな様子でかまって欲しそうにこちらを見ています。長岡も嬉しそうにマニアックな解説を始めます。「色褪せたウインカー、ダブルバンパーみたいになっている! これがまたいい! このまま乗るべき!」と楽しそうに解説。何ともいえないカラーリングが渋くてカッコよくて。長岡の“AMIちゃん”よりも少し大人な感じというか何というか。とてもカッコいいAMIでした。ぜひ写真でチェックしてくださいね。
そして、お店の方とのお話がスタートします。今夜のお相手は、万国屋の田中さんと金谷さん。お二人とも渋い。何でしょう、好きなことを突き詰めてやられている方の魅力というか大人の色気というか。“イケオジ”という表現がぴったりなおふたり。貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。温故知新って言葉、まさに万国屋にぴったりなお言葉だなと思いました。トーク内容はタイムフリーでお聴きくださいね。
お話はずっと盛り上がっていますが、収録のお時間は決まっているということで、あっという間に終わりの時間……。FOURGONNETTEの恒例になりつつある、思いつきのプレゼント企画、「せっかく来たし、プレゼントを買っちゃう?!」という長岡の提案。早速、ショーケースの前に立ち、アイテムも物色。「ああ、これもカッコいいな」、「いいデザインだな」とキーホルダーに夢中の模様。というわけで、今回は3名の方にプレゼントを! 味のあるキーホルダーですので、欲しい!という方はお便りお待ちしております。
収録後も話題が尽きない、田中さんと長岡。終始、微笑ましい雰囲気で収録は幕を閉じました。FOURGONNETTEに戻って、恒例のミニ・インタビュー。今日の感想を聞きました。
――久々のお店探訪はいかがでしたか?
田中社長はカッコよかったね。遊びを知っている方という印象。そして遊びをお仕事にされている方というかね。そこには苦労などあるでしょうけど、「これって良いじゃん!」というインプロビゼーションというか、最初の素直にそう思った感覚で、センスでやられている方だなと。ピンと来たものをみんなに「どう?」と提案して万国屋というブランドが定着しているというのはすごいことだなと思いました。
――ああいうお店をやられている方って、独特な雰囲気を纏っているというか。若い頃の感覚のまま年をとっていって、いまだにカッコいいというか。
そうだね。そうなんですよ! それって、自分の感性に対してずっと素直だから若いんでしょうね。どこかで抑制したりしてないと思うんだよね。もちろん大変な側面はあるんだろうけど、本質的にはそうなんだと思うな。
――確かにそうですよね。
ね! 素直に生きていらっしゃるんでしょうね、きっと。
――たくさんアイテムがありましたけど、気になったアイテムはありましたか?
いっぱいあるけど、ジュークボックスもあれば、冷蔵庫もあれば、ドライフルーツも売っていたし(笑)。それで、コーラの瓶も売っていたでしょ? トースターも売っているし、あとはね、ガソリンスタンドに行く人は分かると思うんですけど、車の空気を入れる機械もありましたね。実際に車も売っているわけだから、空気入れとして使っているのかもしれないけど、それがいいですよね。いつも使うものに対して、「どうせ使うならコレがいいだろう」みたいな、そういうのがいいよねと思いました。
今回も有意義なお店探訪になりました!
改めて、万国屋の皆さん、ありがとうございました!
それでは、今回はこの辺りで。
来週もお楽しみに!
文:笹谷淳介