都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
70回目の放送となる今回は、俳優・仲野太賀さんをお迎えし、トークしました。
もう少しで満月かな〜
7月最後の週末になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今夜はお月様が見えておりまして、あと3日くらいで満月かなというバランス。
暑いね!! 皆さん体調は崩されていませんか? 僕は大丈夫です。
皆さんも健やかに過ごしていただきたいなと思いますが……、
今夜は素敵なゲストをお迎えします!
その方とは、俳優の仲野太賀さんです。
数々の映画やドラマ、その他もろもろに出演されて輝かしい賞もたくさん。
昨年は僕も音楽を担当したドラマ『拾われた男』の主演も務められました。
その打ち上げで、初めてちゃんとお話しましたが、彼はいい感じのバイブスを持っている。ラジオで話してみたかったんです。きっと車も好きだと思う。
というわけで、この後さっそく登場していただきます。
最初の出会いはまさかの?!
ご無沙汰しています〜とFOURGONNETTEに入ってきたのは、俳優の仲野太賀さん。
「やっと出れました」と嬉しそう。
おふたりの最後の出会いはドラマ『拾われた男』の打ち上げ。
その時に長岡が果敢に「ラジオをやっているんだけど」とアタック。
「嬉しかったですね〜」と当時のことを思い出す仲野さん。
打ち上げもとても楽しかったんだとか。
そんなおふたりの最初の出会いはというと、なんとも珍しい現場で遭遇されたのだとか。
それは、OKAMOTO’Sのオカモトレイジさんの結婚ムービーを撮ったとき!?
ムービー内では「ニセモトズ」を結成し、仲野さんがオカモトレイジさんの役を。そして長岡は照明さんとして関わっていたそう(Instagramにアップしていましたね、照明をする自分の姿)。
独特な出会いでありながら、とても面白いお話ですね。
仲野太賀と車
免許は18歳に取った仲野さん。
初めて車を手に入れたのは、22歳ぐらいのとき。
最初は知人から譲り受け、いまお乗りの車は3台目なんだとか。
長岡の言った通り、車好きだった仲野さん。
やはり車に乗っている時間は好きとのこと。
車はプライベート空間で第2の部屋。
ドライブしながら音楽を聴くのがすごくリラックスする。
運転しながらセリフの練習もするみたい。
ちなみに、仲野さんの好きなドライブコースは……、
246を二子玉の方にグーっと進んで、途中から信号がなくなって川をグーっと回りながら神奈川の方へ行く、あの道がすごく好きとのこと。
さすがは長岡氏、すぐどこの道か分かっていました(笑)。
「抜け出した感がありますよね!」とひと言。
ぜひ、ドライブ回しましょう!と。
仲野太賀とカメラ、古いもの
カメラを好きになった原体験は、地元の親友のご実家が写真屋さんだったことから。
ご両親が共働きだったこともあり、いつもの親友の写真屋さんに預かってもらっていたのだとか。だからカメラが身近な存在だった。そういうことも影響しているのかなと。
トークはカメラの話題から、「古いもの」についてのお話。
「生まれてきた時代を間違えたかもしれない」と語る仲野さん。
長岡と古いものの魅力について語り合います。
ずっと光り輝いて見えるものにはオーラがある。
そういうものに自分のアンテナがヒットする。
「経年変化はありつつも、何か光るものがあるんですよねー。そういう存在になりたいですね(笑)」と。
シームレスな仲野太賀と長岡亮介
お芝居と音楽。
それぞれ生業にしているものについてものお話も。
切り替えのお話では、おふたりともシームレスという共通点が。
ふら〜っと現場に入って、普段と何も変わらないおふたり。
「ライブ中は、どんなことを考えているんですか?」という仲野さんからの質問。
こんなこと言ったらダメだけど、集中できてないときもある。
あと3曲くらいのときに集中してきたなと感じることがあると。
全然関係のないことを考えているときもあります。もちろんすごく楽しいときもある。
「あのお客さん、面白いな〜」とか(笑)。
ここで、仲野さんのリクエスト曲
聴きたい!ということで、「FUTOMAKI / 長岡亮介」。
今夜は仲野太賀さんをお迎えしました。
今夜は仲野さんとたくさんトークしました。
長岡は、仲野さんに対して「裏側もきちんと大事にされる方なんだろうな、その部分が結果に出ているんだろうな」と。
ドラマ『拾われた男』は引き続きDisney+で配信中です。
そして、今後の仲野さんのご予定はこちら!
●ドラマ
Disney+『季節のない街』
8月9日から配信スタート
●映画
『ゆとりですがなにか インターナショナル』
10月13日公開
こちらも要チェックです!
それでは、来週の放送もお楽しみに!
オンエア楽曲
Rude Boys Outa Jail / The Specials
琥珀色の街、上海蟹の朝 / くるり
Strawberry Girl / Youth of Roots
Futomaki / 長岡亮介
本日のライナーノーツ
7月も最後の週末を迎えました。もう8月。2023年もあと4ヶ月足らず……。本当に早いです。危険な暑さが続く中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今夜は素敵なゲスト回、俳優の仲野太賀さんが、ここFOURGONNETTEへ登場します。仲野さんといえば、ドラマ『拾われた男』で主演を務められましたね。筆者はこのドラマが観たくてDisney+に入会しました(笑)。ということもあり、今日はとても楽しみな日。仲野さんの到着を今か今かと待っています。
夏本番ということもあり、長岡のドリンクも夏仕様。今夜はコーラで収録に臨むみたい。FOURGONNETTEの扉が開くと、そこには仲野さんの姿。表情が一気に綻ぶ長岡氏。挨拶を簡単に済ませ、久々の再会だったこともあり話が弾むおふたり。
このラジオについてたくさん質問してくれる仲野さん、それに嬉しそうに答える長岡亮介。過去の放送回を振り返りながら、「あの人も来てくれてね」や「あそこに行ったんだよ〜」と楽しそうに雑談。仲野さんも自身のポッドキャストについてお話しながら、「ひとり語りって難しいですよね?!」と。長岡はその話に賛同しつつ、「ゆるいのに、1年以上続けられてありがたいですよ」とスタッフの方を見ながらペコペコ(笑)。
収録前の段階でかなり話が盛り上がる、おふたり。「喋りすぎるとダメだね」、「そうですね」と言いつつも、お次は車のお話。「スポーツカーっていいよね〜」なんて話しつつ、まだまだ終わらない雑談。うん、かなりフィーリングが合っている模様。
「そんな感じでゆるく雑談をしていただければ」とスタッフ。仲野さんも笑顔で応答。
「ただ1つお願いがありまして…、部屋に入ってくるところから録らせていただきたいです」とお願いすると「なるほど!」と仲野さん。
「名俳優に小芝居してもらうのか〜」といたずらな笑みを浮かべる長岡。「さんまのまんま風でお願いします」とスタッフ。自然とFOURGONNETTEの空間に笑いが溢れます。
収録がスタートすると、雑談のテンションそのままにトークは盛り上がります。
おふたりの出会いの話から、最近の仲野さんのお話、そして音楽、車、趣味、さまざまなトークで盛り上がります。「『大豆田とわ子と三人の元夫』よかったです!」と仲野さん言われると、照れた素振りを見せる長岡。トークはとても楽しそうです。
おふたりともどこか重なる部分があるのか、トークは止まることを知らず進んでいきます。トークの詳しい内容はぜひタイムフリーで。反芻して楽しんでくださいね。
収録も終盤、仲野さんが「Futomaki」が聴きたい!とリクエスト。
長岡も「あの曲、気に入ってるんだよ。嬉しいことを言ってくれますね」と。
最後の最後まで仲良しなおふたり。今度はAmiちゃんとのドライブ回にぜひ遊びに来ていただきたいですね。
というわけで、恒例のミニ・インタビューでございます。ご査収ください〜。
――本日の収録はいかがでしたか?
仲野さんは、ナイスガイ!という感じ。これはみんなから好かれるんだろうなという感じがしました。初めて話したときも、「話したい」という感じがお互いにあったんですよね、自然に。だから今日こういう風にお話ができて嬉しかったです。
――重なる部分があるからこそ、シンパシーを感じたんですかね?
そうなのかな〜(笑)。なんでもスマートにこなせるってカッコいいし素晴らしいと思うけど、ちょっとした無骨さや不器用さ、まあ、器用・不器用の話だと語弊があるかもしれないけれど、人としてのアクというかね。そういうことを大事にしている人なんだろうなって感じました。
――俳優としての仲野さんの印象はいかがですか?
すごくベタですけど、感情のグラデーションというか、それがすごいなって思っていて。例えば、笑いながら泣く感じ。そういうときの繊細なグラデーションが出来る人だなって。観ていて、そうだよな〜!って思ってしまう。彼は演技に見えないんだよね。
――洗練されていますよね。トークの中で印象に残ったお話はありますか?
古いものに惹かれるというところかな。何かを感じるということを言ってたじゃないですか。古いものには光るものがあるというところかな。そういうものに惹かれるということを大事にしている方。そういう若い人がいるってことが嬉しいし、いいなって思う。未来は明るいなって感じがしますよね。ずっとそうあって欲しいなと思います。
インタビュー中もニコニコして話してくれた長岡氏。シンパシーを感じる部分がたくさんあった模様です。
それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもお楽しみに!
※参考画像
文:笹谷淳介