83回目の放送となる今回は、長岡亮介のひとり語り。皆さんのお便りにお答えします。

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
83回目の放送となる今回は、長岡亮介のひとり語り。皆さんのお便りにお答えします。

金木犀が香っております…

10月も最後の週末となってしまいました。
場所によりますけども、11月になっちゃうと冬って感じがしますけどもね。
秋の終わり、東京はそんな感じがします。

そういえば、明日がちょうど満月ですね。
明日の満月は“ハンターズムーン”、狩猟月。
アメリカの先住民は、季節を把握するために毎月の満月に動物や植物、季節にまつわる名前をつけていたそうです。10月は狩猟を始める頃。
ちなみに9月の満月は“ハーベストムーン”。なるほど。

僕は何をハントしたいかな〜。
昔から狙っている自転車のフレームがありますね。この間、高田馬場でフレームを作っているところがあるので、そこまで行って、ちょっと試乗もしましたけども。
ご存じか分からないですけども、急にね、以前から修理に出していたイタリアの古い自転車が直ってきてしまって、そうしますと既に4台あって、5台になってしまいました。
そこから高田馬場の自転車が増えると、6台になってしまいます！　
しばらく我慢したいと思います。すみません！

今日はこの番組の定番スタイル、“マイクとわたしとお便り”。
今夜も長岡亮介の時間にゆるりとお付き合いください〜。

皆さんから届いたお便りをご紹介！

早速、お便りをご紹介していきましょう。

まずは自転車にまつわるお便り。
“自転車が濡れたときの対処法を教えてください”とのこと。
長岡の回答は、「これは濡らさないのが一番。でも難しい。とりあえず雨ざらしにはしないように。出先で濡れてしまったらチェーンに差す油くらいは持っていて。ぜひ素敵な自転車に乗ってくださいね」と。

続いて、ドライブコースにまつわるお便り。
福島県磐梯吾妻スカイラインをオススメしていただきました。
長岡は実際に調べながら「なるほど！　いいですね。ここは、いま時分がいいんでしょう。紅葉なんかして、いいですね。木が生えてない感じが日本離れしている感じがしますね」と。

夜のドライブコースにまつわるお便りもいただきました。
“皇居方面から国道１号を赤羽橋方面に向かい、東京タワー通りに入り、タワー手前の脇道に入り、ちょうど芝給水所公園あたりから見える東京タワーがなんともいえないビューポイント。そしてキラキラしたタワーや街並みに“Futomaki”がピッタリ。長岡さんは都会の夜のドライブにどんな曲をチョイスしますか？“
長岡の回答は「通ったことあります。東京タワーはノスタルジックでロマンティック。今日の気分では、これを聴いてください」と

The Isley Brothersの“Footsteps in the Dark, Pts. 1 & 2”を選曲。

まだまだお便りをご紹介！

ペトロールズの秋のツアー“Cruisin”は折り返しを過ぎておりまして…。
10箇所を終えましたが、どの箇所も最高。遊びに来てくれた皆さまがいい顔をしていて。
いつにも増して楽しいツアーです。

久々の青森もよかった。演奏した会場は東北でいちばん古いんですって。
楽屋にアルバムがあって、出演者の写真とサインが。1985年から出た方のアルバムがありました。錚々たる方たち、影山ヒロノブさんとか、Xとか、ブルーハーツとか、たまとか……。歴史があることはすごいなと感動しました。

ツアーに関するお便りを厳選して紹介。
Zeppなんば公演に参加した方から、
“本当に３ピースバンドなのかと驚いた”というお便りが。
長岡は「3人に聴こえないとよく言われるんですけども、ペトロールズの場合は本当に3人の音しかなってない。そう言われるのは、やっぱり少ない分1個1個の音がはっきり聴こえるということが実は大事。それできっちりと音楽ができるというか。リッチなものなんですよね。演奏する方は大変ですけどね」と。

今夜もたくさんのお便りありがとうございました。
紹介した以外にも、バンド再結成を考えている方、ペトロールズのMVについてなどなど、バラエティに富んだお便りをたくさんご紹介しました。

引き続き、番組ではみなさんからのメッセージお待ちしています。番組を聴いて思ったこと、長岡亮介への質問、紅葉が綺麗なドライブコースのお話、シトロエンのある風景のお話、ツアーに参加した方はぜひ感想もぜひ。メッセージは番組のサイトから送ってくださいね。

それでは、来週の放送もお楽しみに！

オンエア楽曲

Win or Lose / Windy City
Footsteps in the Dark, Pts. 1 & 2 / The Isley Brothers
SEKKINSEN(New Mix) /ペトロールズ
Four Finger / DETERMINATIONS
El Sueno / LA LOM

グーグルマップ

本日のライナーノーツ

とても賑やかだった世武さんのゲスト回から、早１週間。10月も最後の土曜日がやってきました。今夜は番組の定番スタイル“マイクとわたしとお便り”の収録。今回もたくさんのお便りが大きなテーブルの上に展開され、そのお便りの海の中から長岡亮介自らセレクトしています。時には笑顔、時には真剣な表情でお便りをセレクトする長岡。今夜もとても楽しそうです。そんな中、選曲も並行して行う長岡。「これ流そうと思っているけど、読み方がね〜」とひと言呟き、“Footsteps in the Dark, Pts. 1 & 2 / The Isley Brothers”のPts.部分の読み方に苦戦している模様。スタッフ一同で読み方についてディスカッションが始まります。結局、「Pts.は読まなくていいか！」となり、一件落着（笑）。「今の気分だから流したんだ〜」と長岡。そんな曲は、今夜の2曲目に流されました。

自転車についてのご質問、おすすめのドライブコースについて、秋ツアー“Cruisin’について、バンド再結成を考えている方、ペトロールズのMVについてなどなどたくさんのお便りを紹介した今夜の収録。冒頭“ハンターズムーン”の話題から、ハントしたいもののお話では、自転車を狙っていると話した長岡。既に5台所有しているのにも関わらず、6台目を狙っているとのことで、「頭がおかしいよね（笑）」とイタズラな笑みを浮かべて、スタッフとアイコンタクト。

ちなみに月のことに触れることが定番となってきたFOURGONNETTEですが、こちらはディレクターのアイディア。長岡は「こういうの好きですよ。自分の知識になるのが嬉しい」と月情報にも興味津々の模様です。月の満ち欠けってなんだかロマンティックですよね。筆者もここ最近、月を見ることが増えたような気がします。リスナーの皆さんはいかがですかね……？

そして、秋ツアー“Cruisin’についての小話もありました。神奈川、香川、広島、福岡、北海道、大阪、宮城、青森、新宿、愛知と10箇所の公演を終え、ツアーも折り返し。残すところ、5公演になりましたね。

11月03日（祝金）新潟新潟LOTS ＜SOLD OUT＞
11月05日（日）石川金沢EIGHT HALL ＜SOLD OUT＞
11月18日（土）東京 Zepp DiverCity ＜SOLD OUT＞
11月25日（土）大阪 Zepp Osaka Bayside
＜追加公演＞
12月03日（日）　東京日比谷公園大音楽堂

今回のツアーはどの箇所も最高。遊びに来てくれた皆さまがいい顔をしていて。
いつにも増して楽しいツアーです。と収録中に語った長岡。今回はツアーについてミニ・インタビューを敢行しました。

――10箇所の公演を終え、ツアーが折り返し地点。現時点で振り返っていただきたいなと思います。

今回は落ち着いている感じがしていて。なんて言ったらいいかな、もちろん盛り上がっているんだけど、灼熱というよりは輻射熱というか。床暖房って言ったらアレだけど（笑）、温まるの。芯から温まるような盛り上がりをしているんですよ、自分自身が。

そういう感じだと、演奏にも向き合えるんだよね。勢いで行くのではなく、こうしようかな？っていろんなことを試しながら、楽しいな〜って。そんな感じがしてます。

――冷静さがあるというか。

そうそう。とか言いつつ、全然、冷静じゃなかったりするんだけどね。だって曲を飛ばしたりもしてるからさ、冷静じゃないと思うんだけど、全体的に言うとそんな感じなんだよね。

――それって、なんで何でしょう？

ね、何なんだろうね？　春ツアーとは全然違う感じ。余裕があるっていうか、“3人”でお客さんと向き合っているというのが前よりも強くなっているのかもしれない。

――コロナ禍が明けて、お客さんたちの心にも余裕があるのかもしれないし。

そうだね。それもあるよね、前回のツアーより。でももうちょっとかな、もう少し時間は掛かりそう。コロナショックから抜け出すにはね。