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長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

5月4日OA

110回目の放送となる今回は、この時期の恒例企画“考えるな、感じろ!”の音楽企画。5月のボサノヴァ特集をお送りしました。

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
110回目の放送となる今回は、この時期の恒例企画“考えるな、感じろ!”の音楽企画。5月のボサノヴァ特集をお送りしました。

Don’t Think, Feel!!!な音楽特集

GW、外も騒がしいですね。いい感じですね、みんな楽しそうで。
GWも残り3日です。皆さん、今年はどんな連休でしたでしょうか。
もしかしたら、いま長距離ドライブの最中で聴いていらっしゃる方もいるかな?
お仕事中という方は、お疲れ様です。

私の連休は、いろいろあって。ついこの間は北海道でも演奏しましたけども、今日ですよ! 今日、VIVA LA ROCK Festival 2024年の方に出演して。
6日はペトロールズのツアー“detour”の追加公演もありまして、いろいろとGWらしからぬ感じでやっていますが、そんな連休の終盤ということで、今夜のFOURGONNETTEはこの時期の恒例企画!

音楽特集です! 考えるな、感じろ!の時間で音楽たっぷりの癒しの時間をお届けできればと思います。

それでは、皆さん最後まで僕、長岡亮介の時間にゆるりとお付き合いください!

5月のボサノヴァ特集です

ボサノヴァというのは1950年代後半に生まれたものだそうですけども、ブラジルのリオデジャネイロという街でムーブメントが起こったそうです。

「ボッサ」、これは傾向みたいな意味だそうですよ。
「ノヴァ」は新しい、だからニューウェーブという意味なんでしょうかね。

そして、ボサノヴァのちょっと前のものを聴いていきたいなということで、1曲目にかけたのは、“Treme-Treme”という曲です。Jacob do Bandolimというアーティストの曲でした。このメロディを弾いているのが、バンドリンという楽器なんですけども、ジャンルで言うと、ショーロと言うものです。

ブラジル音楽の一つのジャンルでブラジルのジャズとも言われているそう。
ボサノヴァの誕生に大きな影響を与えている、ジャンルとしてショーロは挙げられていますけども、もう一つ重要なジャンルとして、サンバもあるそうです。

一度、サンバにまつわる音楽を2曲ほど聴いてみましょう……。

Pelo Telefone / DONGA E OS PRIMITIVOS
Se o Tempo Entendesse / Elizeth Cardoso

今夜は、5月のボサノヴァ特集。

冒頭を文字で紹介しましたが、今夜は全9曲をセレクト。
ぜひ、長岡亮介の解説で心地いい音楽に触れてみてください。
まだの方は、タイムフリーでぜひ! すでに聴いたという方も、繰り返し聴いてみてくださいね!

ここで、カントリーネームを紹介!

以前からゆるりと募集していた、長岡亮介のカントリーネーム。
今回もまた、お便りいただきました。

*東京都・月夜の猫さん
「ブッチ長岡」

*東京都・ななおさん
「ヴェロー長岡」「ヴェリブ長岡」「コンダクター長岡」「エッセンス長岡」

*大分県・嫌になるほどの直毛さん
「バン」

*いねむりぴあすさん
「ジョバンニミッチェルダニー長岡」

*東京都・総じてポテトさん
「ヨー長岡」

*東京都・なつみさん
「セクシー長岡」

今回は「ヨー長岡」か「エッセンス長岡」が気に入ったかもしれないですね、と長岡。
引き続き、ビビッと来た名前があったらFOURGONNETTEまで!
お待ちしております!

今夜はボサノヴァ特集! いかがでしたか?

GW終盤の夜に贈る、「5月のボサノヴァ特集」。
長岡は、「ちょっと扉を開けようと思ってくれたら嬉しい」とのこと。
世の中にはいろんな音楽がありますね〜、とても楽しいです!

番組では、引き続きメッセージお待ちしています。
番組を聴いて思ったこと、長岡亮介への質問、番組オリジナル・キーホルダーが欲しい、ゴールデンウィークの思い出、おすすめドライブコースでも。メッセージはこの番組のサイトからお送りください。

次回は、ツアーを終えたばかりのペトロールズの3名が揃って登場!
どんな時間になるのか、今から楽しみですね!
それでは、来週の放送もお聴き逃しなく!

オンエア楽曲

Treme-Treme / Jacob do Bandolim
Pelo Telefone / DONGA E OS PRIMITIVOS
Se o Tempo Entendesse / Elizeth Cardoso
Brigas, Nunca Mais / João Gilberto
Labareda / Nara Leão
The Girl From Ipanema(Japanese ver.) / Astrud Gilberto
Zanzibar / Edú Lobo, Airto Moreira, Hermeto Pascoal, Claudio Slow, Jose Mariono
君に星が降る / 竹中直人
Um Abraço no Bonfá / João Gilberto

本日のライナーノーツ

気付けば、5月に突入し、GWは終盤戦。皆さんはどんな連休を過ごしましたか? 音楽好きの方は、JAPAN JAMやVIVA LA ROCKに訪れた方もいらっしゃったのではないでしょうか。我らがペトロールズは、VIVA LA ROCKの2日目に登場しましたね。その日のトリは星野源さん。さいたまスーパーアリーナで幸せな時間を過ごされた方も多いのではないでしょうか。

FOURGONNETTEはこの時期の恒例企画である音楽特集の時間。これまでさまざまな音楽特集をお届けしてきましたが、今夜は「ボサノヴァ」。5月の夜、心地いい気分になることは間違いなしです。ちなみに、ボサノヴァとは、1950年代後半に生まれたもので、ブラジルのリオデジャネイロという街でムーブメントが起こったそうです。脈々と続く音楽ジャンルということでしょう。たまにボサノヴァが聴きたくなってしまう方もいるんじゃないでしょうか。日本でいうと、小野リサさんが有名ですよね。

今夜は、そんなボサノヴァの音にフォーカスし、長岡亮介が曲を解説します。収録前までメモを確認する長岡。そのメモ拝見すると、文字がびっしりと!! たくさん調べてくれていた長岡にスタッフは、感謝の気持ちを伝えます。すると、長岡は、「学生のレポートみたいでしょ(笑)。昨日の夜中もずっと考えていたんだよ〜」とひと言。

「うーん、この中から何曲流そうか、この曲もいいんだけど、これも流したいし」とまだまだ悩み中の長岡。準備が整うまで、我々はゆったりと待ちます。いつもより時間が遅かったこともあって、スタッフに「時間は大丈夫? 後ろがあったりしない?」と配慮もしながら、準備を進める長岡。「よし、これでいきましょう!」と声が上がると、収録はスタートしました。

“考えるな、感じろ”、“Don’t Think, Feel!”な時間はいつも心地いいですよね。素敵な音楽と長岡の優しい声の解説。知らない音楽に触れることができる、自分の好きな音楽に長岡亮介が触れてくれている、うーん、なんといい時間なんでしょうか。音楽特集もFOURGONNETTEのメインコンテンツの一つですよね。

1曲1曲、丁寧に解説を続ける長岡。「自分はあまり詳しくないです」と口にしていましたけど、こちらからすると「そうなんだ!」と新たな気づきばかり。さすが、長岡亮介です。

音楽特集の途中、カントリーネーム紹介しましたね。この時間も、長岡の楽しみの時間の一つ。今夜は、「ヨー長岡」か「エッセンス長岡」が気に入ったかもしれないとのこと。読み上げるとき、自然と笑ってしまう長岡の表情が非常に印象的です。

GW終盤に贈る、「ボサノヴァ特集」。全9曲の中にお気に入りの楽曲は見つかりましたか? ちなみに私は、“Se o Tempo Entendesse”と竹中直人さんの“君に星が降る”にグッと来ました。次は、どんな音楽を取り上げてくれるのか、今から楽しみですね。まだお聴きでない方は、ぜひタイムフリーで。

そして、公開収録も迫ってきました。
こちらもどんな収録になるのか!? 楽しみです。

そして、そして、来週の放送はツアーを終えたばかりのペトロールズがFOURGONNETTEに集結! ツアーの思い出話がたくさん聞けそうです! お楽しみに!

それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもよろしくお願いいたします〜!

文:笹谷淳介