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長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

8月10日OA

124回目の放送となる今回は、長岡亮介のひとり語り。“マイクと私とお便り”をお送りしました。


都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
124回目の放送となる今回は、長岡亮介のひとり語り。“マイクと私とお便り”をお送りしました。

早速、お便りをご紹介!

さて、8月ももう10日。夏も真っ盛りなんじゃないですか、皆さん!
12日は山の日ですし、もう40℃……。これからどうなっていくんでしょうか。

そんなところでお便りを読んじゃいますよ!

「いよいよ夏本番ですね! 夏といえばやっぱり夏休み! 大人になってからは縁遠くなりましたが、子供の頃は楽しみにしていました。小学生の頃、初めて我が家に来た車に乗って東京〜親の実家のある九州へ帰省。走る車窓から見えた夜の街の灯りがキラキラして綺麗だったのを覚えています。車内では爆睡、いつの間にか九州に。戻りはフェリーに車ごと乗船し、ショートカットで帰路に。長岡さんの夏休みのエピソードを教えてください」

私の父の実家が福岡でしたから、車で行ったり船で行ったりしてました!
これは結構覚えてますね。カートレインというものがあったんですよ!
寝台列車が貨車を引くんですけど、その貨車に自分の車を積んで、九州まで行くというのがあったんです。いいでしょ?! それをよく覚えてる。

夜、汐留駅を出て、翌日の昼ぐらいに門司という駅についたのかな〜。
それも覚えていますし、実家の車で九州まで走ったこともありますし、CITROËNでも何回も帰省していますね。

そしてフェリーは、有明から門司までいくフェリーがありました。
途中、徳島に寄ったのかな? それも楽しかったな。
あとは、大阪まで行くフェリーにも乗ったことがある。いろんな行き方で九州まで行ったな〜と思い出させていただきました!

さて、今夜もここ、FOURGONNETTEから小一時間ほどお送りしていきます。
今日は、マイクと私とお便り。
みなさんからのお便りをじっくり紹介していきます。

“マイクと私とお便り”

今日は長岡亮介、ひとりの時間。
ここでは厳選して、冒頭に紹介されたお便りをいくつかご紹介します。

まずは16歳のリスナーさんから届いたお便りです。

「高校球児なので、文化祭シーズンと夏の甲子園予選が重なり文化祭とは縁のない高校生活を送ると思っていましたが、先日試合に負けてしまい、急に文化祭に参加できることに。ひょんなことから友人のバンドへボーカルとして参加することに。このバンドはドラムとボーカルがいないバンド。僕でよければ歌おうかとつい口に。文化祭テンションで気が大きくなっていたのかも。中2の頃、長岡さんに憧れてギターを始めましたが、人前で歌うのもバンド演奏で歌うのも初。ドキドキして落ち着かない。長岡さんのバンドデビューはいつでしたか?」

上手くいったんですか? どうだったんですか? いいじゃないですか!
バンドを辞退しようとしていたお友達を救って。とても嬉しかったと思いますよ!
きっとうまくいったんでしょうね!

僕のバンドデビューは、文化祭でやったというのは中2のときが初めてです。
ニキビ面してギターを弾いていたと思います。当時は緊張しましたね〜。
足が震える感じがしたのを覚えています。文化祭では、高校のときもやったし、色々と。
今観たら恥ずかしいんだろうな。何を歌ったんだろうな、結果のお便りをください。

野球部でバンドもやったら、モテモテなんだろうな。それは、ずるい!

お次は群馬県からのお便り。

先日の放送で、流れてきたザ・ベンチャーズの楽曲。
10年前に亡くなった父のことを思い出したとのこと。
「父が唯一ライブに行ったのが、ザ・ベンチャーズ。大きくなった私は生意気にもレコードを聴くのが趣味に。今ではかつて父が好きだったザ・ベンチャーズのレコードを聴いています」

あの頃は、同じ曲をみんながやるみたいなことがありますからね。
でもベンチャーズは、日本では絶大な人気を集めていたんじゃないですか。
お父さんはおいくつくらいだったんだろう。60代〜70代の方はみんな大好きだったんじゃないかな。日本人のDNAにも入っているような気が致しますが。

夕立の表現について、美しいものを見つけた方からお便り。

「銀竹。激しい雨を銀色の竹に見立てた表現だそうで。想像すると、なんとなく心が涼むような感覚になったので、お裾分け。こうして、あらゆる場面で美しい表現を見出す日本人の感性を改めて素敵だなと感じた瞬間でした」

いいですね! 竹も揺れるとサササササっと音がするし、雨をザーッと音がするし、いいですね。これはいい表現だと思います。日本人のいいところはこういう感じですよ。大事にしていかなければなりませんね。

おすすめのドライブスポットのお便りもいただきました。

「熊本は阿蘇のカルデラや天草のサンセットが注目されがちですが、熊本市の中心地である通町筋近辺や白山通りといった街中の夜がおすすめです。このラジオで流れるジングルのギターのメロディーと風景が絶妙に混ざり合いいい意味でなんとも言えない気持ちにさせてくれます。話は変わりますが、5年振りにカントリーゴールドが復活するようです」

熊本の街はいいですね。僕も知っています。

熊本には、グッドタイムチャーリーというお店がありまして、そこのマスターでチャーリー・永谷さんという方がいらっしゃいまして。その方がカントリーミュージックのイベントをずっと阿蘇の野外ステージでやっていたんです。それが、カントリーゴールド。
チャーリーさんはカントリー歌手ですが、ずっと日本の米軍キャンプでカントリーを演奏されていた方。ぜひ、お店を覗いてみてください。

この他にもたくさんのお便りをいただきました。
ありがとうございます!

気になる、DJのお話も

あと1週間で、SUMMER SONIC 2024!
東京公演の初日と2日目をつなぐ夜、8月17日の深夜ですけども、星野の源ちゃんがキュレーションするステージ「so sad so happy真夜中」。

ここでDJを披露することになっちゃっているわけです。
今まで一瞬もやったことがない。
ここFOURGONNETTEにDJセットを組んで日々思案しているところ。

練習するってカッコよくない。パパッとやって出来ちゃった方がいいなって思うけど…。
聴いている皆さんに不愉快な思いをさせてはいけないので、カッコいいプレイをしたい。
慣れないものですから、出来る限り頑張りたい。

今夜は、DJブースに移動して、1曲流してみましょうか。
ちょっと流してくるわ!

流れたのは、“Planet Rock / Afrika Bambaataa & The Soulsonic Force”

当日のDJをお楽しみに!

今夜もありがとうございました!

ここで、最後となる番組オリジナルキーホルダーの当選者を発表します!

青森県「そうすけ」さん
群馬県「かわざかな」さん
三重県「ナオミ」さん
東京都「半チャーハン」さん

おめでとうございます!

毎週たくさんのご応募、ありがとうございました!!!

また何かグッズを考えたいなと思います。

番組では、引き続きみなさんからのお便り、お待ちしています。
番組を聴いて思ったこと、長岡亮介への質問、この夏のお出かけの話、ドライブや旅行、シトロエンのある風景のお話などなど、メッセージはこの番組のサイトからお送りください。

それでは、来週の放送もお楽しみに!

オンエア楽曲

MY MIND (Duarte Remix) / MATVEÏ
Fraulein / Crowe, Lawson & Williams
アンバー / ペトロールズ
Planet Rock / Afrika Bambaataa & The Soulsonic Force
For the Good Times / Kris Kristofferson

本日のライナーノーツ

夏真っ盛りの8月。FOURGONNETTEへ向かう道中もなんだか陽気な雰囲気が漂っていて、いい感じです。先週のnever young beach・安部勇磨さんの回はお聞きになりましたか? FOURGONNETTEらしいゆったりとした放送、お二人の楽しそうな会話に癒されましたよね。賑やかなFOURGONNETTEもまたいいなと思う瞬間でした。さて、今夜は少し落ち着いて、長岡亮介ひとりの時間。“マイクと私とお便り”、いちばんスタンダードな形でお送りしていきます。

FOURGONNETTEの扉を開けると、長岡の背中が。そうなんです、扉を開けると目の前にセットされているDJセット。ここ最近、FOURGONNETTEでは長岡の定位置はココ。隙間を見つけると、いつもDJの練習をしています。「難しいんだよな〜」、「当日、止まったらどうしよう〜」、「何を流すかも悩むしさ〜」と矢継ぎ早に言葉を発しながら練習する姿がここ最近のデフォルト。

8月17日の深夜に行われる、星野源さんがキュレーションされる「so sad so happy真夜中」。SUMMER SONIC 2024に向けて日々、練習をされています。

「はい、収録の準備をしましょう」と練習を一旦終了すると、いつもの定位置へ。
お便りが積まれているFOURGONNETTEの大きな机。長岡は、お便りのセレクトを始めます。
「今夜もいいお便りがたくさんですね。夏休みのお話を読みたいな。なんだか色々と思い出したので」と長岡。放送の冒頭に紹介された、夏休みのお便り。九州ということもあり、思い出に重なる部分があるようで、「あそこも行ったな、あれにも乗ったな〜」と感慨深そうにスタッフと会話している長岡。

16歳のリスナーのお便りを見つけると、「若いね〜。バンドで歌うのか。いいですね〜」と言葉を漏らしながら、お便りをセレクト。スタッフから、「今夜、DJセットで音楽を流してみます?」と提案に、「おお、いいですね。でも何を流そう(笑)」と一言。

実際に放送で流れたのは、
「Planet Rock / Afrika Bambaataa & The Soulsonic Force」。

放送にも声が載っていましたが、「ああ、待てよ。ちょっとどうしようかな〜」と真剣に選曲し、少し照れくさそうにDJセットの前に立つ姿が印象的な収録となりました。

初のDJプレイ、楽しみですね。
当日現場に行かれる方は、ぜひ感想のお便りをお願いいたします!

今夜もまったりとFOURGONNETTEでの収録を楽しんだ長岡。
「あと1週間。DJの練習頑張りますよ」と収録後は再びDJセットの前に。
長岡亮介の練習はまだまだ続く……。

それでは、今夜はこの辺りで。
来週のライナーノーツもお楽しみに!

文:笹谷淳介