都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
131回目の放送となる今回は、素敵なゲストをお迎え。ギタリスト・マーティ・フリードマンさんとトークに花を咲かせました。
過ごしやすくなってきましたね。
9月も最後の週末となりました。
一気に今週は冷え込むというほどでもないですが、過ごしやすくなりましたね。
こういうときに油断すると風邪を引いちゃいますから、気をつけてください。
僕は、そういうタイプなので気をつけています。
あと、花粉もちょっと来てるんだよな〜。
もっといい話をしましょうね……(笑)。
ペトロールズは、今月1日にスタートした秋のツアー“DE LUXE”。
もう3ヶ所を終えました。神奈川・愛知・福岡の3本が終わりましたけども……。
ペトロールズはいつものように、ずっこけ珍道中的なところがありますから(笑)。
どんどん小慣れていくと思います。
初日には初々しさがありまして、だんだん整ってきて、途中で崩れて、また持ち直す。
明日は、4ヶ所目となる大阪 Zepp Nambaでございます。
遊びに来てくれると嬉しいです。お待ちしております!
さて、今夜は素敵なゲストをお迎えします。
その方とは、マーティ・フリードマンさん!
ご存じギタリストのマーティ・フリードマンさんでございます!
意外な組み合わせのような、そんなことないような、そんな感じがしますけどもね。
とある現場で初めてお会いして、お話を聞いてみたいなと思ったのでお誘いしてみました!
このあと早速登場していただきます!
マーティ・フリードマンさんがFOURGONNETTEへ
「こんばんは〜!」と陽気にFOURGONNETTEへ登場したマーティさん。
ちょっとご無沙汰なお二人は、秘密プロジェクトでご一緒されたとのこと。
「二人とも本業じゃない現場でしたね!」とマーティさん。
これは気になります……。
音楽じゃないところでマーティさんと一緒になるって面白いなと思っていたという長岡。
楽屋が一緒だったから、いい話はたくさんできたという二人。
マーティさんは、最初長岡のことを認識しておらず、自己紹介をしたとのこと。
「東京事変でギターを弾いています」と言うと、マーティさんは「キラーチューン」が好きだったことが判明! そういう感じの出会いだったようです。
マーティさんは日本に来て、20年くらい。
90年代はメガデスで活躍したマーティさんですが、なぜ日本に住むようになったのか…?
その理由は、「あるときからJ-POPに惚れちゃって」とのこと。
J-POPを聴けば聴くほどやめられなくなってしまったというマーティさん。
100%音楽が日本に住むキッカケなんだとか。
邦楽の世界にとにかく入りたかった。
マーティさん曰く、邦楽は奥深い。「日本の音楽は幸せな世界!」とのこと。
中でも、衝撃的だったものは小室哲哉さんが手がけた「I’m proud」。
そして、つんく♂さんが手がけた三人祭「チュッ!夏パ〜ティ」。
そしてそして、AKB48の「ヘビーローテーション」。
この3曲がマーティさんのトップ3!
FOURGONNETTEでは、「チュッ!夏パ〜ティ」がOAされました!
マーティさんの解説ともにお楽しみください!
ここでしか聞けないお話が多数!
マーティさんとのお話は、どれもが貴重。
お二人がどんどん共鳴していきます。
クルマのお話では、CITROËNのお話にも発展。
ドイツにお住まいだった頃に見かけたCITROËN。
その印象もお話していただきました。
「いつかドライブしましょう!」と二人で約束したのも印象的。
その他にもマーティさんがギターを始めたきっかけなどなど、たっぷりとお話をしたお二人。まだお聞きでない方は、ぜひ、タイムフリーで!
たっぷりとお話していただいたマーティさんは、今年5月にソロアルバム『Drama』をリリース!
イタリアで部分的に録音、セルフプロデュースの12曲を収録。制作中は集中するために毎日同じ食事をしたのだそうです。ピザ三昧だったのだとか。
そして、来年の頭には、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、日本とライブも予定されています。詳しくはマーティさんの公式サイト、SNSをご確認ください!
要チェックです!
今夜はマーティ・フリードマンさんをお迎えしました。
今夜の長岡の感想は……。
「お話も面白く、日本の音楽に精通していらっしゃる。日本の音楽を追求するために日本に来たとい素晴らしい意識をお持ちだなと思った」とのこと。
マーティさんありがとうございました! またFOURGONNETTEへ遊びに来てくださいね!
そして、冒頭にもお話した通り、ペトロールズの秋のツアー”DE LUXE” 今月1日からスタートして、もう3か所を終えました。 明日は4か所目となる大阪Zepp Namba!
ペトロールズは当日券がありますので 当日思い付いても遊びに行けますよ。
ぜひ、”DE LUXE”な空間を堪能しにいきましょう!
番組では、引き続きみなさんからのお便り、お待ちしています。
番組を聴いて思ったこと、長岡亮介への質問、秋のお出かけ話、シトロエンのある風景のお話など、お便りはこの番組のサイトからお送りください。
それでは、来週の放送もお楽しみに!
オンエア楽曲
SeptembHip Today / EXTREME
チュッ!夏パ〜ティ / 三人祭
キラーチューン / 東京事変
Song for An Eternal Child / Marty Friedman
本日のライナーノーツ
9月も最後の週末。もう10月がスタートするとなると、2024年も残すところ2ヶ月……。FOURGONNETTEでも、「もう10月かあ…」と時の流れを惜しむ言葉が飛び交っています……(笑)。そんな少しセンチメンタルな雰囲気漂うFOURGONNETTEですが、今夜は素敵なゲストをお迎えします。その方とは、ギタリスト・マーティ・フリードマンさん!
マーティさんといえば、「メタリカ」、「スレイヤー」、「アンスラックス」と並び、スラッシュメタル”BIG4″と形容された一角に君臨した「メガデス」のギタリスト! 1990年にメガデスに加入されると、バンドの全盛期を支えるギタリストとして活躍されました。日本に拠点を移してからは、皆さんがご存じの通り、多方面でご活躍。楽曲提供やTVへの出演など、現在も精力的に活動されています。
FOURGONNETTEの扉を開けると、長岡亮介と談笑を楽しんでいるマーティさんの姿が!
すでにかなりの盛り上がりをみせている模様。
「あまりここで話しちゃうと本番がね〜」とニコニコしながらお話する二人。
なんだかいい雰囲気がFOURGONNETTEに流れています。
スタッフとの打ち合わせが終わると、収録はすぐにスタート。
「芝居しま〜す!」と恒例の扉から入ってくる一芝居にもすぐさま対応するマーティさん。そんな姿に長岡もニヤニヤ止まりません。
収録が始まると、トークは「なぜ、マーティさんが日本で生活することになったのか」という話題へ。「J-POPに惚れてしまった」と話すマーティさんに興味津々な長岡。衝撃を受けた楽曲では、往年のJ-POPの名曲をチョイスされ、FOURGONNETTEには、「チュッ!夏パ〜ティ」が鳴り響きます。
「まさか、この曲が流れるとは…!」と長岡。
マーティさんは、魅力について力説してくれています。
その解説に耳を傾けると、「なるほどな!」と思うことばかり。きっとこれだけJ-POPについて構造的に語れる方は他にはいないのではないでしょうか。
長岡も「そうやって解説していただけると、興味が出てきますね!」と満足気。
「日本の音楽は幸せな世界」とJ-POPを大絶賛するマーティさん。
関係ないはずなのに、なんだかこちらも嬉しくなります。
トークは絶え間なく続き、今夜もここでしか聞けない貴重なお話がたくさん聞くことできました。注目しているギタリストのお話、CITROËNのお話、ドライブコース、マーティさんが大好きだと話す、東京事変「キラーチューン」が流れたときには恥ずかしそうにする長岡亮介。マーティさん曰くこの曲は「ええ曲やん!!」とのこと(笑)。
あっという間に収録を終えると、恒例の記念撮影。
ネオン管の前に立って、パシャリ。撮影の後も話し足りないのか二人は立ちトークを楽しんでいらっしゃいました! 帰る前には、扉へのサイン。クールなサインを書いていただきました。
長岡はそのサインを見て「なんだか迷いがないよね!」と笑っていました。
ここでミニ・インタビューを敢行。
今夜の感想を聞きました。
――マーティさんとの収録、いかがでしたか?
芯がバチッと通っていて、そういう人生を歩まれた方だなとお話をして思いました。はっきりしていますよね。そして、いつも何かを想像しているような目をしていますよね。何かをいつもイメージして、生活をしている。音楽のことで頭がいっぱいなんじゃないですかね。僕はね、不純なことばっかり考えていますけども(笑)。
――アイドルの曲をあそこまで構造的に聴いている人って日本にはいないじゃないですか。
そうそう(笑)。だからね、可愛いからとかで聴いてるわけではないということだからね。音楽のメカニズムというか、構造が好きなんでしょうね。そこに興味があって、そこに西洋から来たものの要素が入っていたり、これはあそこから来ているんじゃないかと紐解いて行くのが好きなんでしょうね。
――それで日本に住んでしまうくらい心酔してしまうという。
それがすごい! だって、アメリカでももちろん有名な方だよ! いくらでもお仕事があったと思うんだけどな〜! すごいですよね。
――印象に残っているお話は?
「全力で弾く」と言っていたこと。強烈な言葉で語ってくれていたんですけども、彼から感じるのは、強い覚悟や空気。それがバチッと伝わってきましたね。
――こうやってお二人でお話するのは、初ですよね。
楽屋ではたくさんお話したんだけどね。こうやってメディアを介して話すのは初めて。やっぱり経験と幅がすごいと思います。
――お話してみて、マーティさんのイメージが変わったりはしましたか?
そうですね。世界的なメタルのバンドにいた方だけど、そう感じさせない。音色やメロディを大事にしているというのかな。言語化するのが難しいけれど、音楽のために奏でている人。そういうふうにいることが大事だと思います。僕もそうありたいけど、ちょっと胡散臭いですよね(笑)。
それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもお楽しみに!
文:笹谷淳介