都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
157回目の放送となる今回は、”年度末に贈る・FOURGONNETTEゲスト名言集”をお送りしました。
春爛漫、桜ドライブに行ってきました!
なんか、春爛漫という感じですね。
ここ関東も桜が咲いてしばらく経ちますけども、皆さんはお花見に行かれましたか?
どうですか? 私は、実はお花見に行ってきました! ありがとうございます!
しかも新しいCITROËNに乗って桜並木を駆け抜けてきました!
その模様はきちんと収録してありますので、また今度お伝えしようと思います!
そしてそんな桜の時期ですけども、気づけば本年度もあと2日。
3月30日、31日を残すのみ。早いね〜。
ということで今夜のFOURGONNETTEは、先週お伝えした通り!
年度末に贈るFOURGONNETTEゲスト名言集!
昨年の4月からここまでお迎えしたゲストの印象的だった言葉を振り返りながら、
新年度のスタートに向けて背中を押してもらおう!
そんな時間に出来たらと思います。
名言、名フレーズ、素晴らしい考え方や人生哲学……、色々飛び出しましたから!
ぜひお付き合いください!
今夜は、FOURGONNETTEゲスト名言集!
まず、振り返るのは昨年4月にお迎えした音楽家・石橋英子さんの回。
“今、山梨県と長野県の県境、小淵沢に住んでいます。いつも大きい音で音楽を聴いて映画を観て、ドラムも叩く。気分転換を兼ねて自然の中をドライブするだけでリフレッシュされる。食べ物も水も空気も。近くの歯医者がやっているスタジオをよく使っていて、木でできているだけの防音もないところだけど。周りには都心に出るのに面倒くさい道しかないけど、それがまたいい。車ではオーテカしか聴かない…“
音楽とがっつり向き合うというか、そういう感じなんだよな〜。
大きい音、小さい音、それと自分だけ。そういう場所で音楽と向き合うというのは、音楽の深淵を見たりしているんだろうな。自分はそこまでじゃないし、音楽にまつわる仲間とか、そういうものばかり考えてしまうから。人間は動物ですから、そういう場所に住んだら体にはいいだろうし、そこから脳みその感覚も良くなるだろうな〜。
続いては、今年2月にお越しいただいた、映像作家・山田健人さんをお迎えしての回です。
“移動中の景色にインスパイアを受けたりもする。移動中は外を見ているタイプだと思う。MVとライブの演出をやっていて感じることは、同じ部分もあるけどライブは一回しかないもの。どちらかというと一回しかないものに憑りつかれている。テイク1、テイク2という撮り直しがあまり好きではない。ワンカットワンテイクの映像をやってきたけどそこに緊張感があっていい。ライブは長い時間をかけて準備して、何百人のスタッフが関わることがあるけど、たかだか2時間のために良くしようとチカラを出し合ってやることにゾクゾクする。始まったら止められないし…。演出家というポジションは責任感を感じるし、人の人生に影響を与えている可能性があると思う。規模に関わらず、その日のライブを楽しみにして来てくれている人がいっぱいいるということを理解しているし、そこに向き合いたいと思っている”
演出家としてのこだわりがグッと感じられた瞬間でした。
改めて話を聞いて思いましたけど、料理で例えると余計な味付けをしないというか。
素材の持っているいいところを引き出して、最低限に見えるというか、シンプルでその素材がいいという。そういう映像を彼は作るよな〜と思っていました。
ワンカット・ワンテイクは撮る側も撮られる側も力がいる。そういう部分を引き出すことができる人なんだなと。口調は落ち着いているけど、思いは熱い人。
FOURGONNETTE名言集も後半戦へ突入
前半は、ミュージシャン、そしてクリエイターのお話でしたけど、
ここからは、”その道の達人”の声を聴いてもらいます。
去年11月にお越しいただいた、カメラマン・須藤英一さんをお迎えしての回、どうぞ。
“日本にある道はほとんど行った。新しい道を誰か教えて欲しいね。国道、県道…だけではなく県道までもいかない道でも良い道がたくさんある。日本のどの道路へ行っても日本だなぁという景色が広がっている気がする。道路を通して日本を再発見できている気がする。海外の道も走って来たけど、どこへ行っても道というものは人が歩いたところから始まり、それが馬車になって車になって…という同じ歴史を持っている気がする。もう日本のほとんどの道路を撮ってしまっているが、同じ道でもまた違う季節や時間帯に訪れたいと思うことがありますね。道というものはキリがない…”
道は目的のためにある感じがするけど、目的のために走って行くんだけど、その途中が被写体になっていて、それに気付くと道を走るという行為も違った感じになるんじゃないかと。楽しくなりますよね! その瞬間のその道と思うと無限の楽しみを見出せるような気がします。
続いては、今年2月、番組150回記念でお越しいただいた、映画監督・黒沢清さんをお迎えしての回です。
“40数年以上映画を撮り続けていますが、原点は映画が好きだったことに尽きる。見ること、おしゃべりすること、自分でも作ってみたいと思ったこと。最初は職業として映画監督をするとは思っていなかった。自然と助監督とかやる流れで監督になった。映画監督は何か偉そうで特殊な才能やカリスマ性、知識を持っていないとできないと思っていた。僕にはどれもなかったが…。ただ、そういう才能がなくても監督ができるということが分かった。周りからできる人を集めればいいということがやってみて変わった。僕自身は何のとりえもない車好きの普通の人。そんな感じで40年やり続けてきたのだと思う。ギターを弾けるような才能はうらやましい…。何もないから映画をつくっている”
映画音楽で埋め尽くされた回でしたね。監督自身は何も才能がないと謙遜されてましたけど、そこまでズバッと言えるんだなと。ギターが弾けるとは全然異なる、人を集めて何かを作り上げる、それもすごい才能ですよ。一つのことが出来るより全然難しいんじゃないかなと思います。監督は可愛らしいというか、チャーミングなところがあって、作品とチャーミングさのギャップにやられてしまう。そんな感じですね。
最後は、2024年5月、初めて実施した”番組公開収録イベント”の模様から聴いてもらいます。ゲストは、この番組でもおなじみで私と同じシトロエンAMIに乗るお笑い芸人・ジャルジャルの後藤淳平さんです。
“好きな車に乗っていると、そのことに集中できて雑念が無くなる気がする。お笑いライブをやってるときもそういう感じがする。好きなことに没頭できている時間というか…。そういう時間が気持ちいい。コンビを組んで21年ですが、解散の危機もなかったですね。大人になればなるほどそういうのがなくなってきている気がする。相方は高校の同級生でラグビー部で一緒だったので、ラグビーボールを追っかけていた思い出が蘇るといつもその時代に戻れる気がしている…”
このトークの前にはマニアックなクルマ談義に花を咲かせましたけど、本当にクルマが好きなんだなと、CITROËNが本当に好きなんだなと思いました。ジャルジャルが21年というお話、高校の頃から組んでずっとやっているのはなかなかないと思うし、それが出来る視点というか、そういうものが後藤さんにもあるのかもしれないと思いました。話は変わるけど、ジャルジャルのライブに行かせてもらいましたが、とても素晴らしかった。ライブっていいなと思いました。
今夜もありがとうございました。
FOURGONNETTE名言集をお送りしましたが、今回聴いていただいたのは、ほんの一部の方。改めて、皆さん本当にありがとうございました!
そして、来週4月5日の放送で
この番組「CITROËN FOURGONNETTE」は、3rdアニバーサリー!
4年目に入ります!皆さん、これからもご贔屓に…! よろしくお願いします!
ZIP-FMでお聴きの皆さんは、今夜の放送が最後となってしまいましたが、
これまでお聴きいただき、本当にありがとございました。
番組は東京のJ-WAVEで続いていきますので、ぜひこれからもお聴きください!
それでは、来週の放送もお楽しみに!
オンエア楽曲
Thank You Master (For My Soul) / Sons Of The James, Rob Milton & DJ Harrison
Drane2 / Autechre
This Is Why / Paramore
Heartbreak Road / Bill Withers
Good Night / The Beatles
本日のライナーノーツ
3月も最後の週末、早いもので年度末がやってきました。出会いと別れの季節、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。春爛漫かと思いきや、気温が急に下がったり、上がったり、花粉が猛威をふるったり、そんな春ですが、FOURGONNETTEでは今夜、恒例の”年度末に贈る・FOURGONNETTEゲスト名言集”の収録が行われます。
昨年の4月からここまでお迎えしたゲストの印象的だった言葉を振り返りながら、新年度のスタートに向けて背中を押してもらおう!と今夜は5名のゲストの言葉を振り返ります。俳優、ミュージシャン、その道に精通されたマニアな方などなど、本当にたくさんの方をお迎えするFOURGONNETTEですが、皆さんの印象的な回はどんな回でしたか?
実際に放送時の音声を聴きながら、進行していく収録。当時のことを思い出しながら、感慨深い表情で、時には笑顔で言葉を噛み締めている長岡さんの姿があります。「うーん、なるほど。改めて聞くと新たな発見もありますね」とひと言。今夜は、音楽家・石橋英子さん、映像作家・山田健人さん、カメラマン・須藤英一さん、映画監督・黒沢清さん、お笑い芸人・ジャルジャルの後藤淳平さんの言葉を振り返りました。どれもが素敵なお話でしたね。リスナーの皆さんの新生活の背中を押すことはできたでしょうか。
長岡さんは、そんな収録を振り返って、「こういう回ってすごくいいなと思います。人としてのいろんな側面があるから、話してみると扉が開いたりして、この人にはこういう一面があるんだとか、そういうものが本当に面白いし、意外でびっくりしたりもするし、親近感が湧いたりもする。お話出来ることはすごくいいことだと思う。その模様を皆さんに聞いてもらえるのがすごくいいなと思います」と言葉にしてくれました。
というわけで最後にミニ・インタビューもカムバック。
抜粋してご紹介します!
●2024年4月13日OA 石橋英子さん
――石橋さんとの収録はいかがでしたか?
出会ってから長いですから、いろいろお話もしていて。石橋さんは、誤解を恐れずに言いますけど、コアな方だと思うんです。自分は自分でカントリーをやったりしているし、ペトロールズというバンドもおかげさまでライブをやってお客さんが来てくれているけど、マニアックなところがあると思っていて。そういうシンパシーみたいなものがあるんですよ。源ちゃんのバックで演奏しているときもそういうことを感じてたんです。
でもね、そういう話はしないですから。ライブのあとに飲んでワーっとやってることが多いから(笑)。だから今日のお話はすごく楽しかったですよ。
――なるほど。
あとはね、彼女にはポップセンスみたいなものもあるんだけど、そうじゃないものもあって。その2面性みたいなものがすごく興味深いなと思いました。
●2025年2月1日OA 山田健人さん
――収録、お疲れ様でした! 感想をお聞かせください!
Dutchはね、動物的な勘がある人というか。見逃さないという雰囲気があるんですよ。自分が感じたことを逃さないようにしていると思うし、その感覚を研ぎ澄まして、瞬間を見逃さない能力に長けている。物事をそういうふうに見ているんだなと改めて思いましたね。
――印象に残ったお話はありましたか?
そうだね〜。音楽が最初にあるというお話かな。それはあるんですよ、音楽を感じられる作品かそうではないかというのはあってね。僕は音楽をやっている人間なのでそこが気になってしまう。相性だと思うんですよ、どの音楽にどの絵がついているのか、はたまた絵は必要ない場合だってある。そういうことをdutchは大事にしてくれているから、嬉しいことだなと思います。
●2024年11月2日OA 須藤英一さん
――収録、お疲れ様でした!
好きな物事について話している人は、すごく素敵ですよね! 澱みなく語れるというのは、素敵。楽しかったですね〜!
――印象的なお話は?
「どこに行っても、日本だな〜」というお言葉。なんかいいですよね。須藤さんはすごく優しい人というかね。道というのは生活を支えるものでしょ? そこに目が行くというのは、いいですよね。もしかしたら道にも意志があるかもしれないわけで、一生懸命僕たちの生活を支えている、そういう感覚もあったりするのかなと思いました。道を本当に大事に思っている感じがしました。普段、考えないようなことを今夜は考えました。
●2025年2月8日OA 黒沢清さん
――本日も収録お疲れ様でした。感想をお聞かせください!
黒沢さんは、お話が面白くて! 喋るのを遠慮しているような雰囲気もあるんですけど、話し出すとね(笑)。いろんなエピソードをお聞きすることが出来て面白かったです。飾らない方なので、それが今日お話しているときに見えましたよね。なんだか、いいな〜と思いました。
――お話を聴いていて、黒沢監督の音楽の聴き方が“絵”で聴いているというか。想起される情景も込みでお聴きになっているのが、映画監督ならではなのかなと。
そうですよね〜。音楽も役者の一つというか、そういう感覚なんだなと思いました。もちろん音楽は役者ではないんですけど、自分が思っているよりも映画音楽は大きな影響を与えるものなんだなと、お話を聞いていてすごく勉強になりました。
ミニ・インタビューカムバック、いかがだったでしょうか。
後藤さんとの公開収録では、こっそりと「緊張した。皆さんの顔が全然見れなかったよ…(笑)」、「でも、続けていきたいよね!」と終演後、恥ずかしそうにお話してくれた長岡さん。来年度はどんなゲストをお迎えしてお話するのでしょう。今からとても楽しみです!
そして、来週4月5日の放送でFOURGONNETTEは、3rdアニバーサリー!
今後とも、ライナーノーツをご贔屓に! それでは、今回はこの辺りで。
来週のライナーノーツもお楽しみに!
文:笹谷淳介