フランスの風
シトロエンのある景色を旅しよう
洗練されたパリの風景をはじめ、美しく雄大な田園都市、風光明媚な港町など、
フランス各地の「今」を季節感あふれる写真で旅しませんか?
歩く目線で、車の視線で、フランスの風をお届けします。
町の暮らしにとけこむシトロエンの姿もお楽しみに。
パリの下町モンマルトル。
3月末にサマータイムへと変わり、日に日に伸びていく陽を人々は皆楽しんでいます。テラスが大好きなパリの人々。冬の間しまってあった椅子やテーブルも、春の訪れとともにテラスへと並べられます。
セーヌ川に浮かぶシテ島にあるドフィーヌ広場。実はパリで最も古い広場と言われていますが、観光客も少なく犬の散歩や日向ぼっこをする地元民がいて、とても落ち着いた雰囲気。
Place dauphine
Place dauphine, 75001 Paris
セーヌ川沿いを歩くなら、パリで一番有名な書店「シェイクスピア&カンパニー」を覗いてみましょう。ここで本を買って、目の前の公園でゆっくり読書をするのもいいかもしれません。ここでは桜が咲き始め、景色を鮮やかに彩っていました。
Shakespeare and Company
37 Rue de la Bûcherie, 75005 Paris
セーヌ川沿いを歩くなら、パリで一番有名な書店「シェイクスピア&カンパニー」を覗いてみましょう。ここで本を買って、目の前の公園でゆっくり読書をするのもいいかもしれません。ここでは桜が咲き始め、景色を鮮やかに彩っていました。
Le Panthéon
Pl. du Panthéon, 75005 Paris
La Dame Blanche
47 Rue de la Montagne Ste Geneviève, 75005 Paris
左岸から右岸へ移動し、11区にあるクラウンバーへ。1902年からレストランだったこの店を現在のオーナーが買い取り、2013年末にオープン。当時の雰囲気がそのまま残っているお店は、歴史的建造物に指定され、パリ市から保護されています。料理のスタイルは、星付きレストランの「ガストロノミー」を大衆向けにカジュアルにした「ビストロノミー」スタイル。その時旬の厳選された素材を使い、素材の味をいかした洗練された料理とナチュラルワインを楽しむことができます。
「実はここのワインカーブには3000本以上のワインのストックがあるんだ。この量はパリで一番じゃないかな」と、クラウンバーを運営しているフランソワさんは教えてくれました。
「料理はシーズンごとに変えています。今ならアスパラが旬。これからはモリーユ茸や新じゃがいもの季節がやってくるよ」。
だいたい2〜3週間でメニューが変わるそう。ちなみにここのスペシャリテは「セルヴェル・ド・ヴォー(仔牛の脳みそ)」と「リードヴォー(仔牛の胸腺肉)」です。
現在、シェフとパティシエのトップは二人とも韓国出身。お客さんの半分以上も海外からの観光客、特に北米や北欧から来るそうです。世界中から人が集まるここに来れば、パリのビストロノミーのトレンドがわかるはず。ぜひ足を運んでほしい店のひとつです。
Clown Bar
114 Rue Amelot, 75011 Paris
www.clown-bar-paris.fr
パンテオンからほど近い、5区にあるムフタール通りは、たくさんの商店が並び活気があり、パリの下町的な雰囲気。昼間は買い物を楽しみ、夜にはビストロやバーなど楽しめる場所がたくさんあります。この通りに店を構えて4年だというパトリックさんは、ここでの商売がとても楽しく、充実していると言います。家族も時々一緒に店先に立つことも。
Rue Mouffetard
Rue Mouffetard, 75005 Paris
春を満喫するならパリ植物園へ。春から秋にかけて、ここではさまざまな植物を楽しむことができます。
今は桜やチューリップなど春の花々が見頃。パリで建築の勉強をしているヴァレリアさんは、パートナーと共に桜のスケッチをしていました。
Le Jardin des Plantes de Paris
57 Rue Cuvier, 75005 Paris
長い冬がおわり、待ちに待った春の到来。散歩をしたり、絵を描いたり、ダンスをしたり…パリの人々はそれぞれが春の楽しみ方を知っています。まだ気温の低いパリですが、これから暖かくなるともっとこの美しい街の魅力が溢れます。次回もどうぞお楽しみに!
撮影:Tony Trichanh
文:Chisa Mizushima