
東京のとある場所にたたずむ特別な空間「STUDIO CONFORT」からお届けする番組。
229回目の放送となる今回は、CITROËN STUDIO CONFORT真夏のドライブ回・後編! 東京へ戻る道中も、ほぼノープラン! それもまたいいでしょう。
日本の古き良い夏を探して
さあ、今聞こえるこの雑踏――。
いろんな音がしてますけども、奥の方にはフジロックの旗がはためいていたり……、そうです、私長岡亮介、先週から日本の夏を探しに新潟県は南魚沼エリアにいます。
そして、後方にはフジロックの開催を見守る苗場山がそびえ立っております。
山肌に囲まれてですね、白い立派なホテルがあり、音楽が鳴っております。
今だんだん山の向こうに日が沈んで、夕方になってきました。6時ぐらいかな。
先週は湯沢町をドライブしながら、途中毛渡沢橋梁に立ち寄り、最終的にはここ、フジロックフェスティバルの会場に辿り着いたという形です。
今週はここ苗場を出発して、東京へ戻ろうと思っています。
題して「CITROËN STUDIO CONFORT 真夏のドライブ回・後編」。
私のそばに佇んでいるシトロエン・ベルランゴ・ロングに乗って、今週も古き良き日本の夏を“音”でお伝えできればなと思っております。
今週の帰り道もほぼノープラン。まあ、それもいいんじゃないでしょうか。
じゃあ早速乗り込んで東京へ戻りましょう。
新潟県・苗場〜群馬県・猿ヶ京方面で帰路へ
苗場スキー場を後にして、三国街道の山道を下りながら群馬方面へ。走らせるシトロエン・ベルランゴ・ロングは実に安定していて、オートマも良い仕事をしてくれています。
沿道の白樺や山肌に当たる西日を眺めながら進むにつれて、東京のむっとした空気とは違う山の上ならではの涼しさが車内に伝わってきます。物々しい雰囲気のトンネルに入り、いよいよ新潟県から群馬県みなかみ町への県境へ。
「あと500メートル……どうですか、ここかな。今まさに県境を跨いでおります」
ここでドライブ回恒例の「パワーウィンドウ・オープンの儀〜県境スペシャル」!
ゆっくりと車を止め、窓を開けると飛び込んできたのは、新潟の風と群馬の風が混ざり合う、なんとも言えない心地よい山の空気でした。
県境から秘湯・法師温泉へ寄り道
群馬県に入り、ヒグラシの声を聴きながら山道を下っていくと、見えてきたのは「法師温泉」の小さな看板。猿ヶ京温泉の中でも「秘湯」として知られる場所。
急な傾斜の集落を抜け、清流沿いのツイスティな細い山道へ。ディーゼル特有の豊かなトルクでスムーズに走り抜け、川が交差する静かな行き止まりに佇む「法師温泉 長寿館」へ到着しました。
開湯は平安時代とも言われ、明治28年から続く国指定登録有形文化財の重厚な木造建築。歴史を感じさせる天井、板の間の応接スペース、横に伸びるシンプルな格子状の客間、そして提灯の灯り。浴槽の底から源泉が湧き出る名湯の雰囲気に、長岡も「これはかっこいいですね……」と思わず見入ってしまいます。
夜の静けさのなか、泰寧寺のホタルに出会う
法師温泉を後にし、関越自動車道方面へ山を下る途中、「このあたりはホタルがいるらしい」という情報を頼りに寄り道することに。
街灯もない漆黒の暗闇の中、道案内をしてくれた地元の方に尋ねて辿り着いたのは、お寺「泰寧寺」の門前にある田んぼ。
少し肌寒い夜風と明るい月光の下、静かに佇んでいると……「あ、いた!」。
暗闇の中に青白くぽっと光が点滅し、ピカピカと揺れながら飛ぶ平家ボタルの姿。
「暗い中にあるからこそ綺麗な光があるっていうのは、結構感動しましたね」と、幻想的な夏の光景を刻みました。
夜もいい時間、ラジオから流れる「自分の声」とともに東京へ
一足早く高速に乗り、埼玉あたりまで戻ってきた頃には、時刻は夜の10時前。車内のラジオを点けると、スピーカーから流れてきたのは、なんと3週間前の私の声――。
「聞き覚えのある声が流れてますけど……こんなことあるかね(笑)」
自分の声にクスッと笑いながら、ベルランゴ ロングのしなやかな走りに身を預けて、旅は無事に東京へと戻ってきました。
番組では引き続き、皆さんからのお便りをお待ちしています。
今回の感想や、長岡亮介への質問、皆さんのこの夏のお出かけ話やシトロエンのある風景のお話など、自由にお願いします。
メッセージは番組のサイトからお送りください。
それでは、また来週土曜の夜に。
都内某所のSTUDIO CONFORTでお会いしましょう。
オンエア楽曲
A1a / Hurricane Party
The Border / Willie Nelson
Red Moon / The Walkmen
Pure Colour feat. Erykah Badu / Steve Lacy
The Light / Nick Hakim
ドライブ回・前編はこちら
BERLINGO LONGが気になったら、お気軽に試乗してください
本日のライナーノーツ
夕暮れ時の苗場に響く、遠くのフェスの歓声と山を吹き抜ける風――。そうです、今回は「CITROËN STUDIO CONFORT 真夏のドライブ回・後編」と題し、新潟から東京への帰り道を駆け抜けます! 相棒の「CITROËN ベルランゴ ロング」とともに探す“ニッポンの夏”、復路の旅も目的は変わらずただ1つ! 心躍るコンフォートな瞬間に出会うこと!
もちろん、帰り道だってノープラン! これぞSTUDIO CONFORT流のドライブ旅です。
夕闇が迫る苗場スキー場を出発し、三国街道の急勾配な山道をぐんぐんと下っていくベルランゴ ロング。白樺の木々を抜け、物々しい佇まいの新しいトンネルへ入ると、いよいよ新潟県と群馬県の県境へ。「あと500メートル……」とカウントダウンしながらゆっくりと県境を跨いだところで、ドライブ回恒例「パワーウィンドウ・オープンの儀」県境スペシャルを敢行! 窓を開けた瞬間車内に飛び込んできたのは、新潟と群馬の空気が混ざり合う、爽やかで少しひんやりとした山の風でした。
群馬県みなかみ町に入り、ヒグラシの声に誘われるように向かったのは、深い山の中にひっそりと佇む「秘湯」・法師温泉長寿館。細く暗い山道をディーゼル特有の豊かなトルクで力強く進み、清流のせせらぎが響く一軒宿に到着。国指定登録有形文化財でもある明治創業の重厚な木造建築や、風情ある提灯の灯りに包まれた空間を眺め、その歴史の深さと格式ある佇まいに感嘆の声を漏らします。
すっかり陽が落ち、漆黒の闇に包まれたみなかみエリア。次に向かったのは、地元の方に尋ねて辿り着いたホタルの名所・泰寧寺(たいねいじ)。少し肌寒い夜風の中、静かな田んぼのあぜ道を歩いていると……「あ、いた!」 闇の中にぽっと浮かび上がったのは、青白く優しく点滅する平家ボタルの儚い光。フワリと暗闇を舞う幻想的な光景に、童心に帰ったように見入る長岡さんでした。
関越道に乗り、埼玉あたりまで戻ってきた頃には、時刻はすっかり夜の10時前。車内のラジオから流れてきたのは、なんとCITROËN STUDIO CONFORTの『マイクとわたしとお便り』回。自身の声をBGMにクスッと笑いながら、ベルランゴ ロングのしなやかな走りに身を預けて東京へのラストスパートを駆け抜けます。
歴史ある風景、美しい音、そして夏の幻想的な光に出会えた2日間のドライブ旅。 ベルランゴ ロングとともに探した“ニッポンの夏”は、忘れられないたくさんのコンフォートな記憶を残して幕を閉じました。
そんな素敵な旅の感想はというとーー。
「歴史的なものに触れることも多く、新しい音楽に触れることもありなかなか緩急のある楽しいドライブでした。ゆるめのプランニングもよかったかなと。そして今回の相棒、ベルランゴ・ロング! しなやかでありつつキビキビと走って、ガタガタした道もスムーズに走ってくれました」とのこと。
それでは今回はこの辺りで。来週のライナーノーツもお楽しみに。
文:笹谷淳介





