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長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

2月24日OA

今回でついに100回目の放送! 前回に引き続きCITROËN FOURGONNETTE100回記念、100kmドライブの旅をお送りします。

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
今回でついに100回目の放送! 前回に引き続きCITROËN FOURGONNETTE100回記念、100kmドライブの旅をお送りします。

大きな拍手で100回目をお祝い!

全長4770mmのロングボディ、7人乗り。なかなかいい感触でございます。この車。
私は、シトロエン・ベルランゴロングの車内! 
皆さん、本日でFOURGONNETTE100回目の放送です!! イェイ!!

※参考画像

シトロエン・ベルランゴロング

ロングだから人がいっぱい乗ってる! すごいすごい! 熱い拍手!
本当にこんなことが巻き起こるのかと思う感じです。ありがたいです。
100回もこんな放送ができるなんて思いもしませんでした。

ひとえに今拍手をしてくださった番組スタッフ皆さんと何よりも今聴いていただいている“あなた”のおかげでございます。

そして、現在、“CITROËN FOURGONNETTE100回記念、100kmドライブの旅!”
真っ只中でございます。

先週、都内羽田空港近くを出発して、アクアラインで東京から千葉に上陸。
そして内房をドライブして、どんどん房総半島の中央に向かって、養老渓谷で一休み。
現在58.9km地点

ここから100km地点を目指して走っていこうと思います!

なかなか、いい空気ですよ、都内とは違いますね。
木々も青々と茂っていて、鳥の声もよく聞こえて、そしてここは川のせせらぎもあって。

素晴らしい環境ですけども、今夜のCITROËN FOURGONNETTEは、100kmドライブの後半。より気ままにドライブしていこうと思います!

発車!!

房総ドライブ〜いすみ鉄道沿い

シトロエン・ベルランゴロングの乗り心地はというと……?

今は細い上り下りのあるカーブの多い道を走っていますけど、どのシチュエーションでも実直に走ってくれている気がして、乗り心地もシャープというわけではないですけど、別にダルいわけでもなく、ソフトな雰囲気があって、旅にぴったりな車だと思います。
そして今日はロングなので3列シートなんです。3列目がすごく良いんです!
大体、3列目のシートってしょぼかったりするんですけど、この車はきちっとしたシートが付いていて、着座位置が高くて見晴らしがよく奥の間みたいな感じで面白い!

3列シート

なかなか楽しいドライブになっています。

出発してから64.3km地点

ここは……上総中野駅
降りて歩いてみます。
懐かしい感じの景色、可愛いログハウスの待合室がありました。

長岡は、「可愛い駅舎じゃないですか〜!」と興奮気味。
駅前の路面とホームの路面が一緒。向こうまで見えています。
もちろん平屋です。

房総ドライブ〜勝浦市街

道をどんどん下り、海は低くて山は高いことがよく分かります。
房総半島の真ん中の方は標高が高い。アップダウンもたくさんありました。
今、まさに外房の海へ駆け降りていくという感じ。

信号が全然ない道はいいな〜。

車を走らせると、道の隙間から漁港が見えてきました。
ローカルな道に迷い込むのが大好きだと話す長岡。

走行距離にも余裕があるので、勝浦の海へ寄り道。

まさに漁港!
海の香り! すごい夕日! 風も吹き荒れています!
船が揺れ、魚釣りをしている人もちらほら。漁業も盛んにされているんだな。

風が強いし、もう行きましょうかね〜。

勝浦市街〜海沿いを北上します

さて、100回目の放送も折り返し地点。
現在、86km地点。あと、14kmで何処まで行けるのでしょうか……。
ドキドキしています。

大きな車には普段乗らないんです。けど、このように番組のチームの皆さんを乗せて運転していると、みんなで移動する楽しさというか。まあ1人で喋っているだけですけど(笑)。
大きい車もいいなって思う。

日も暮れてきて、海も色んなブルーが見えます。
御宿漁港の横を通って〜御宿海岸が見えてきました。

90km地点。残り10km!
大丈夫か〜。御宿も通り過ぎて……。

月の沙漠公園のラクダの像が見えました。
海に向かってどんどん進みます。

92km…、95km…と進んでいく、相棒のシトロエン・ベルランゴロング。
この何もない山沿いの道で終わったら、それもまた人生……。

道を下ると、海が見えてきました。

97km…、98km…、どんどんゴールが近づいてきました。
岩を削ったままのようなトンネルを抜けて…、ついに99.9km
ドキドキ、ドキドキ。どこだここは〜!

100km地点!

ここは、千葉県いすみ市岩船
降りてみると、釣師海岸が見えます。
断崖絶壁! 月も綺麗です。

図らずも、伝説 七十五座漂着の地で100kmを迎えました。
ロングドライブお疲れ様でした!

先週からお届けしてきた、“CITROËN FOURGONNETTE100回記念、100kmドライブの旅!”いかがだったでしょうか。楽しい旅もここで終わり!

99回目の放送、
羽田空港近くの駐車場0km地点から出発して〜釣師海岸100km地点となりました!

道中全てが主役になる時間! 生き急がない旅を楽しみました。
2週にわたってラジオ越しのドライブにお付き合いくださった皆さん、ありがとうございました。

100回目を記念して……

リスナーのみなさんにプレゼントする
”番組オリジナルグッズ”を作ります!!

急に決めました!

いろいろ考えた結果
「FOURGONNETTE・番組オリジナル・キーホルダー」を作りたいと思います!

どんなデザインかなどはこれから決めますので、
詳細は追ってお知らせします! お楽しみに〜!

それでは、101回目の放送もお聴き逃しのないように。
土曜の夜にまたお会いしましょう。

100回目、ありがとう〜!!

オンエア楽曲

One Hundred Years from Now / The Byrds
T.S.O.P. / The Three Degrees
Sloppy Drink / Geoff Muldaur & Amos Garrett
Sunset feat. Yuna Zaraai / The Internet
Perfect Day / Lou Reed

グーグルマップ

本日のライナーノーツ

“CITROËN FOURGONNETTE100回記念、100kmドライブの旅!”第一夜を終えて、本日はいよいよ100km地点まで相棒であるシトロエン・ベルランゴロングを走らせます。ハンドルを握るのはもちろん我らが長岡亮介。先週のテンションそのままに気ままにロングドライブ。現在は、58.9km地点。養老渓谷で一休みしています。心地よい風と川のせせらぎ、鳥の声がちゅんちゅんと鳴り響く、此処、養老渓谷。駐車場の近くには温泉の源泉が流れ、そこへ長岡が手を入れて、ひと言……、「冷たっ!(笑)」。「でも、温泉の匂いがするね〜」と。小休憩を終えると、ドライブは再びスタート。

全長4770mmのロングボディ、7人乗りということで、スタッフも快適なドライブ旅。100回目のスタートをたくさんの拍手でお祝いし、エンジンをかけて、ブーンと出発進行! さて、今回はどんな物語が我々を待っているのでしょうか。

最初に行き着いたのは、上総中野駅。センチメンタルな雰囲気が漂うこの場所。可愛い駅舎に興奮する長岡。「このトイレもいい感じだよね」と駅の全貌にときめいています。駅前にはバスが停まり、老若男女、ここで生活する人たちが多くいらっしゃいます。素敵な駅を後にすると、一路、勝浦方面へ。

漁港に到着しました。綺麗な夕日に照らされながら、釣りをする人、そしてお仕事をされる漁師さん、釣れた魚を狙っていそうな白い猫。どこか懐かしい風景が目の前に広がります。風が強く帽子が飛ばされそうになるのを手で抑えながら、「風強いし、もう行っちゃおうか」と長岡のひと言。漁港にて潮の匂いを堪能すると、100km地点まではもう少し。

ゴールが近づいてきました。海から山へ、山から海へ、そんなドライブ。山の道では野生動物に遭遇する一幕も。「アレは、キョンだね!」と動物にも詳しい長岡。「おお、また出会いましたね」と度々野生動物に遭遇しました。

細い道を抜け、再び上へ上へと上がっていくと、99.9km地点。
「何をドキドキしてるんだろうね」と笑いながら、残り100m!
ついに、100km地点へとゴール。その場所とは、釣師海岸! 伝説 七十五座漂着の地の看板のすぐ横でゴール。空を見上げると満点の星空、そして綺麗なお月様。
空気は澄んでいて、都会では感じることのできない特別な体験。

ゴール後は、みんなで記念撮影。終始、「どこやね〜ん」とツッコミを入れている長岡。でもその表情は達成感でニコニコしています。ひとしきりゴールの余韻に浸ると、お腹が空いた模様。帰りは、勝浦の美味しいご飯をスタッフと共に楽しんだ、長岡亮介でした。

そして、都内への帰り道。長岡は3列シートの一番後ろへ座ります。
放送で奥の間と評していた、あの席です。「やっぱりいいよな〜」と座り心地を確かめ、スタッフの運転で都内へ。帰りは、「現在、150km地点です〜」、「ありがとうございます〜!」という掛け合いをしながら楽しく帰路につきました。

「都内に戻るまで収録していたら、200kmドライブも出来たってことだね(笑)。いやあ、楽しかった!」と満足そうな長岡亮介。次は、どこへドライブに出かけるのか……。まだまだ楽しみがたくさんのFOURGONNETTEです。

それでは、今回はこの辺りで。
100回目を記念したミニ・インタビューはまた後日、お話を聞いてみようと思います!

来週のライナーノーツもお楽しみに!

文:笹谷淳介