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フランスの風

シトロエンのある景色を旅しよう

洗練されたパリの風景をはじめ、美しく雄大な田園都市、風光明媚な港町など、
フランス各地の「今」を季節感あふれる写真で旅しませんか?
歩く目線で、車の視線で、フランスの風をお届けします。
町の暮らしにとけこむシトロエンの姿もお楽しみに。

パリ
パリ

第一回目はフランスを代表する都市パリを巡ります。
現在では、世界で最も美しい都市のひとつであるこの街も、かつては戦乱や革命などさまざまな出来事の舞台となり、今でもたくさんの歴史的建造物が残っています。また、今も昔も世界中からたくさんのアーティストがやって来る芸術の都としての顔もあります。最先端のアートや歴史ある美術館まで、街全体が芸術で溢れています。

パリ
パリ
パリ
パリ

パリを代表する歴史的建造物のひとつであるアレクサンドル三世橋。四隅の柱には女神像が建っています。
芸術、農業、闘争、戦争をそれぞれ意味しており、1900年のパリ万国博覧会に合わせて建設されました。ロシア皇帝のニコライ二世から、フランスとロシアの友好の証として寄贈されたもので、橋の名前であるアレクサンドル三世は彼の父親の名前です。

パリ

パリの15区、16区、17区からは、どこからでもエッフェル塔を見ることができます。
メトロの出口、カフェのテラス、セーヌ川のほとりなどふと見上げると、パリの人たちから愛されるこの街のシンボルに出会うことができるでしょう。

パリ

15区と16区を結ぶ美しいビラ・アケム橋は、車道と歩道の上にメトロが走っています。セーヌ川を見下ろすこの景色は、パリのメトロのなかで最も美しい景色が見える場所かもしれません。ここは数多くの映画のロケ地としても話題で、最近ではクリストファー・ノーラン監督の『インセプション(2010)』で知られます。

パリ

パリの中心部であるコンコルド広場は、東西南北の通りが交わるパリ最大の広場です。中央にある記念碑オベリクスはパリで最も古いモニュメントで、1825年にエジプト王国から寄贈されたものです。それを挟んで南北に大きなふたつの噴水があります。
フランス革命時には、ルイ16世やマリー・アントワネットなどの処刑が行われた場所でもあり、このエリアは世界文化遺産としても登録されました。コンコルド広場から広がる道は、ラッシュ時には車で溢れ大渋滞となるのもパリの人たちの間では有名です。

パリ
パリ
パリ

高級ブティックが集まるヴァンドーム広場からオペラガルニエまで続くラペ通りは、フランスで一番高い土地と言われています。そんな場所にも電気自動車用の充電スタンドがあり、パリで生活する人々を陰ながら支えています。

パリ

パリの名所といえば、ルーヴル美術館でしょう。世界最大級の美術館であるとともに、世界最大級の史跡のひとつでもあります。12世紀にパリを守るルーブル城から、16世紀にはフランス国王たちの住居に、そして現在では世界一の来場者数を誇る美術館となりました。シンボルでもあるルーヴル・ピラミッドができたのは1989年で、673枚のガラス板で作られています。

パリ

フランスでは各地でクリスマスを祝うイルミネーションが、11月終わり頃から年が明けた1月半ばまで灯ります。
一年の終わりと新しい年の始まりを、じっくりと味わい楽しみます。

パリの旅はいかがでしたか?次の旅もお楽しみに!

文:Chisa Mizushima
撮影:KOS-CREA