あらゆる移動手段を究めた人の所有欲を刺激する
モビリティジャーナリストから見た「移動手段としての車」とは?
モビリティという観点で考えると、乗り物自体がどうかというよりは、人間が移動するときにどういう乗り物を使うと便利で快適か、心地いいかが重要です。基本は乗り物そのものよりも人。人を中心として移動を考えることを心がけています。
そんな中でCITROËN GSを選ばれた理由は?
自転車は持っているしモーターサイクルもあるし、東京に住んでいるので鉄道やバスもわりと便利に使えます。
車を日々の足として使わなくてもいい状況にあるんですね。なので、古い車でもいいなと思って、ちょうど1年ぐらい前に乗り始めました。
コーナーを駆け抜けるのが気持ちよく、乗っていて疲れない
実際に走らせてみた印象はどうでしょう?
東京だと首都高速道路があってけっこうコーナーも多いのですが、そういうところは本当に水を得た魚みたいな感じで、スイスイ走っていって気持ちがいいです。
ゆったり走ることだけが魅力ではない、コーナーを駆け抜けていくのも気持ちのいい車なんだなと感じました。
座り心地、乗り心地はいかがですか?
ぎっくり腰を3回くらい経験していまして。車高をそれまでより一段高めにして乗ったら非常に乗り降りが楽になったので、いわゆるハイドロニューマチックのサスペンションというのはそういう場面でも移動を助けてくれるなと。そういうのがフランス車でありシトロエンなんだと思います。
そういう部分での利便性も含めた存在だと改めて感じましたね。
普通の大衆車でありながら、あらゆる英知を詰め込んだ存在
車のプロフェッショナルから見た、シトロエンの魅力とは?
普通の大衆車として送り出しながら、そこにあらゆる英知を詰め込んでいるという点がほかとは違う感じがしますし、さすがフランス車だなと思います。小型の実用車ですが、プラスαの部分をすごく持っていますね。
CITROËN GSから受ける柔軟な思想は、仕事の上でクリエイティブな発想をするのに役立っていますし、生活していく上でもプラスになっているなと感じています。
森口 将之さん、あなたにとってシトロエンとは?
「いろんな気づきや発見を
与えてくれる存在です」