音楽家のアツキタケトモさん

アツキタケトモさんは、全楽曲の作詞・作曲・編曲・全演奏・録音を一人で行う、音楽家。

新しさと普遍的な良さを兼ね備えたポップスは、ストリーミングサービスを中心に注目をあつめて、『しあわせのうた』は、現在SONAR TRAXにも選出されています。
なんと今回、アツキさんに「START LINE」のジングルを作っていただきました!

よく使っているポコという音が、うまい具合に入っていて。後ほど披露しますので、ぜひ楽しみにしていてください。

さらに、アツキさんには音楽の話、くつろぎ時間の話など、たっぷり伺っていきたいと思います。
よろしくお願いします。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

1997年7月7日生まれ、南アフリカとのハーフでロンドンの美大(セントラル・セント・マーチンズ)に在籍する現役大学生!(現在休学中) 2017年より自身のブランド「JAMESIE」を立ち上げ若者に大人気。自身のライフスタイルを発信するYoutubeチャンネルも話題。

ナビゲーター 長谷川 ミラさん

ー伺ったところによると、16歳で本格的に楽曲制作をスタートさせて、作詞作曲、編曲のみならず、全楽曲の演奏と、そして録音まで自ら行う音楽家であるアツキさんですけども、改めて音楽のスタートライン、またルーツは何だったでしょう。

ゲスト アツキタケトモさん(以下、アツキ) そうですね、3歳とかの時が一番最初なんですけど、96年生まれなんで、99年とかの時期なんですけど、ラブマシーンが凄い流行っていて。当時、モーニング娘。フィーバーだったんですよね。

それを結構見てて、テレビで歌う人になりたいと思ったのが一番最初のきっかけだったのかなとは思うんですけど。そこからこう、テープレコーダーとかで吹き込んで、メロディーを、みたいな事はやっていたので、ある意味それも作曲と言えば作曲だったんですけど、13歳とか中学生ぐらいになって、ちゃんと作曲したいと。

鼻歌じゃなくて、しっかり残せる形にしたいと思って、ギターを始めたんです。

ーギターが最初だったんですね。

アツキ ギターが最初でしたね。でもそれも本当に曲が作りたくてギターを始めたので、もう初日から3つ、すごく簡単な Eマイナーと、Cメジャーセブンスと、Aマイナーとだけ覚えて、その3つのコードだけで曲を作ったりとかしていましたね。

ーすごいですね。今お話を伺っていると、曲作りがしたい、曲を発信したい表現したいという思いが強かったんですかね。

アツキ そうですね。なのでその、結構周りの友達とかでギターやってる子とかと話すと、モテたかったからとか、かっこいいと思ったからっていうのが多いんですけど、僕はギターを弾くのも、実はそんなに好きじゃないというか。弾いてるんですけど、自分の曲では。

でもなんか、入れたいなと思ったから弾いているだけで、できれば弾きたくないぐらい。楽器演奏っていうよりかは確かに、曲を作ることに興味がある人間ですね。

ー全楽曲の演奏と録音をされているとご紹介させて頂きましたけど、他にギターからどういった楽器に広がっていったんですか?

アツキ すっごくいろんな楽器ができるっていうイメージになっちゃうんですけど、実は鍵盤とギターぐらいの話で、あとはもう基本プログラミングで、打ち込みでやってる感じなんですけど。とはいえやっぱりそのいろんな音楽聴いて、ストリングアレンジとか、ブラスアレンジみたいなことも、聴きながらとにかく自分で、見様見真似でものまねして、アレンジしてるっていう感じですね。

ー最初から、作詞作曲、全てを行なっていたんですか?

アツキ そうですね、本当にあの10代の頃は、編曲っていうところの、アレンジとかに関してはあんまりちゃんとしたものは作れなかったですけど。最初から作詞作曲を自分でやるっていうのは、基本的にやってましたね。

歌うのも自分、人に提供したいとかってよりかは自分で歌うってことにこだわってました。

ー曲作り、作詞作曲される中で、影響を受けたアーティストであったり、インスピレーションはどこから来てたんですか?

アツキ そうですね、やっぱり一番最初は小学校3年生ぐらいの時に聴いた、Mr.ChildrenのAtomic Heartっていうアルバムが僕のルーツですね。とはいえ、今の音楽性にその後より近いなと思うのは、ジェイムス・ブレイクのファーストを聴いた時、高校1年生ぐらいだったんですけど、それがあって、そのソロでアレンジとかも含めて、自分で全部表現できるようになりたいっていうのは、ジェイムス・ブレイクですかね。

ージェイムス・ブレイクがきっかけだったんですね。でも一番最初の3歳の時のきっかけが、モー娘。だったっていうのはびっくりしました。

アツキ そうですよね。

ーモー娘。からのジェイムス・ブレイクにいかれて。そして17歳の時に、竹友あつき名義でデビュー。音楽を本格的に始められたのが、先ほど16歳と仰ってましたけども、音楽始めて1年でのデビューは、異例のスピードではないですか?

アツキ 僕が一番ついていけてなかったですよね、当時、早すぎて。なんでこんな、なんでデビュー?みたいな感じでした当時は。

ーデビューのきっかけもかなりユニークだと伺いました。

アツキ プロデューサーの浅田信一さんっていう人がいて、元々スマイルっていうバンドやっていたんですけど、浅田さんがプロデュースしてたのが高橋優さんで。

当時僕は高橋優さんの曲もすごく聞いていて、そのきっかけで浅田さんを知って、浅田さんにTwitterで、もう直談判じゃないですけど、僕曲作ったんで聴いて下さいって言って送りつけたんですよ。

ーTwitterで!えー!送ってどうなったんですか?

アツキ 送ったら何故かDMが返ってきて。何か光るものを感じたから今度会わないか、みたいなのが来たんですよね。

ーその瞬間どうでしたか、返ってきて。

アツキ 偽物かと思いました。笑 返ってくるわけがないと思ってたんで。

ー自らチャレンジを掴みにいくっていう感覚ですかね。

アツキ そうです。まあでも本当にそんなことに繋がるとも思ってなくて。もっと軽い気持ちで、聴いてください、みたいな。浅田さんが好きなので、僕の曲聴いて貰いたい、ぐらいのテンションだったと思うんですよ、当時。

ーで、浅田さんと実際に会って、そこからまた、音楽を作るところに流れていったんですか?

アツキ そうですね、16歳から本格的にっていうのも、浅田さんとプロを目指して作り始めたのが16歳からっていう感じだったので。本当に実際そこからメロディの作り方とか、歌詞の書き方、こうやったらもっと多くの人に共感してもらえるんじゃないかとか、こういう音楽があるから聴いてみてとか。

そういういろんな音楽のいろはを、全て浅田さんに教えてもらったっていう感じですね。

ー16歳17歳の時ってことは、高校、、

アツキ 高校1年生、2年生の時の時期の話ですね。

ー学生やりながら、音楽をやられてた?

アツキ そうですね。学校終わって、そのまま東京出てきて、ライブハウスでライブしてみたいな。

ーで浅田さんとミーティングして。

アツキ ミーティングして、レコーディングもして、それこそラジオに出たりとかもしてましたし、思い出すと、1日も休みがないみたいなスケジュールでしたね。

ーじゃあもうその今のスタイル、全楽曲の演奏であったり、作詞だったりっていうスタイルは、この浅田プロデューサーの出会いから、さらに固まっていったという。

アツキ そうですね。でも当時は、浅田さんには編曲はまだ見えない部分が多いから、作詞作曲に専念したほうがいいよっていうことをすごく言われていて。それもあって結構そのソングライティングってことを、この時期にすごく極めていたですよね。

でも同時に、やっぱりジェイムス・ブレイクとか当時から聴いていた高校生だったんで、音も作りたいっていう興味ももちろんあって、それも水面下でと言うか、誰にも聴かせないで趣味として作ってはいましたね。

ーすごい。お話を伺っていたら自らチャンスを掴みにいってた、行動されてたような印象があるんですけども、今後発表されるであろう未発売楽曲が、既に300曲以上あると伺いました。本当ですか?

アツキ 本当ですね。なんなら少ないですね。少なく見積もって300曲。

ー曲ってことはもう完成されてる?

アツキ 完成形でっていう感じですね。

ーこれはすごすぎませんか。

アツキ この前、ボイスメモで、断片と言うか、フルではないけどメロディーの断片みたいなものが何個あるのかなと思ったら、2、3000件あったんで、そういうのも全部を入れていったら、もうそれぐらいにはなると思います。

ー持ってるスマートフォンとかで?

アツキ そうです。スマートフォンとかで、メロディーとかリフが浮かんだ時にすぐ録音したり、もうワンハーフというか、割とAメロBメロサビみたいのがあるメロディーの一連の流れとかを録音したりとか。

ーこれはご自宅でやられることが多いんですか?それとも外に行かれてとか。

アツキ 基本は自宅なんですけど、やっぱりバイトしてる時とか浮かんできちゃって、ずっとこう休憩時間まで頭の中で歌いながら、本当は良くないんですけど。笑 そういう感じで忘れないようにして、ひと気のないトイレとかに隠れて、こっそり録音するとかよくやってます。

ーすごいなー。完成曲が300曲以上。これから出てくるであろう曲が2000曲。

アツキ そうですね。

ーさあそして、7月21日に10ヶ月ぶりとなる2ndアルバム、「幸せですか」をリリースされました。ではアルバム、「幸せですか」の中から1曲聞かせていただきましょう。曲紹介お願いしてもいいですか?

アツキ はい、アツキタケトモで『しあわせのうた』