今夜のライナーノーツ

早くも３回目の収録日を迎えた、「CITROËN FOURGONNETTE」。扉を開くと、いつものスタッフ、そして長岡亮介の姿。この収録がどこか当たり前の日常に思えてくるのは、ここ“フルゴネット”の空間に慣れてきたからだろうか。

３回目の放送は、リスナーから届いたお便りに長岡が答える回だとスタッフに知らされ、長岡も「いちばん、ラジオっぽい収録になりそうだね」と一言。打ち合わせ中、スタッフとともに1枚1枚真剣にお便りを選ぶ長岡。３回目の収録ということもあり、だいぶ慣れてきた様子がこちらにも伝わってくる。

打ち合わせが終了し、「こんばんは、長岡亮介です。土曜の夜ですね〜」と３回目の収録がスタートする。

「少し、慣れてきたような気がする」と番組の手応えを話したあと、早速、お便りの紹介。これは個人的な意見だが、リスナーの皆さんから届くお便りがとても個性的。これは、長岡亮介が好きながら自ずと個性的になって行くのか、それとも長岡亮介が個性的な人種を自然と集めてしまうのか……。その真相は分からないが、とにかく個性的で面白いお便りが多い。収録中、外野で見守る私も笑ってしまいそうになることが多々ある。こんなに面白いお便りが多いと選ぶのが大変そうだなと長岡がセレクトする姿を見て思う。（リスナーの皆さん、さすがです！）

お便りの中身は、ぜひ放送で確認していただきたいが、車の話や音楽の話など幅広い話題のものが多く、幅広い年代から届くお便りに、長岡もすごく嬉しそう。

「アルフィーの話ってしてもいいの？」
「車の話はマニアックになりすぎないようにしなきゃね」
「地味な高校生だったからな〜」

など、お便りの内容に合わせて、たくさんの話をして行く長岡。
やはり、車の話になると熱が入るようで、“マニアックにならないように”と気をつけながらも、やっぱりマニアックになっていくその感じも長岡らしくて非常に面白い。長岡のテンションバロメーターを声から感じとるのもこの放送のひとつの楽しみ方かもしれない。

丸っと1時間、リスナーのお便りに答えた長岡。「送っていただいたからにはいい言葉をお返ししたいですけど」と少し照れながら話し、収録は終わりを迎えた。

収録の後は、いつも通りの選曲タイム。３回目ということもあり、選曲に悩む長岡。「ちょっと待ってくださいね〜」と“フルゴネット”に置いてあるCDや自身のスマホで音楽を検索し、今回も5曲を選曲。何が選曲されたかは、ぜひオンエアで！

そしてそして、来週4月23日の放送には、俳優・松重豊さんがゲスト出演。俳優と音楽家がどんなトークを繰り広げるのか、私も今から楽しみで仕方がない。というわけで今回はこんなところで筆を置く。来週もお楽しみに！