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長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

5月14日OA

7回目の放送となる今回は、長岡亮介のルーツであるカントリーミュージックをご紹介しながら、長岡のひとり語りをお送りしました。

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
7回目の放送となる今回は、長岡亮介のルーツであるカントリーミュージックをご紹介しながら、長岡のひとり語りをお送りしました。

今夜はひとり語り。リスナーのお便りに答えます。

5月も中旬に入った今回は、長岡亮介のひとり語り。リスナーから届いたたくさんのお便りを自らセレクトし、真摯に答えていきます。

「好きな食べ物は何ですか?」、「ルーティーンはありますか?」など長岡に興味津々なリスナーの方々。たくさんの質問に対して、ときには自身のエピソードを交えつつ、トークを展開。ちなみに、好きな食べ物は空豆、ルーティンは全くないとのこと。ただし、起きたらお湯を沸かしてお茶を飲むみたいです。

「緊張することは悪いことではないよ」とリスナーに寄り添うひと言。

今回はひとり語りということもあり、いつもより多くのお便りを紹介していきます。そんな中、長岡のギターに憧れてギター・マンドリン部に入った高校生からのお便りが。「ステージに立ったときの緊張の対処法を教えてください」という問いに、「緊張することは悪いことではないよ」と優しく答える長岡。

多くの現場を経験する長岡のこの言葉に、リスナーの方も安心したのではないでしょうか。

そして、長岡のルーツであるカントリーミュージック紹介回でもある今回。リスナーからのリクエストでOAしたのは、長岡がカバーしたオリジナル・ラブの“Dear Baby”。この楽曲はぜひ、原曲と聴き比べてみていただきたい。

彼のルーツであるカントリーミュージックに昇華された、唯一無二のサウンドは必聴です。

カントリーミュージック育ちの長岡亮介

リスナーの皆さんは、きっとご存じだろうが、長岡亮介のルーツはカントリーミュージック。父親がブルーグラスをやっていて、子供の頃から馴染みがあったようです。

トークでは、ブルーグラスとカントリーの違いについて、ブルーグラスを好きになった経緯などについても語っていました。

ちなみに今回の選曲はすべてカントリーミュージックということもあり、渋めなセレクト。皆さんは聴いてみていかがでしたでしょうか? 

ぜひ、感想をお便りにしてどしどしお送りくださいね! 番組では引き続き、皆さまからの沢山のお便りもお待ちしていますよ! それでは来週の放送もお楽しみに!

オンエア楽曲

Truck Drivin’ Man / Buck Owens & His Buckaroos
I’m So Lonesome I Could Cry / Hank Williams
We Ain’t out of Love Yet / Randy Travis
Dear Baby / 長岡亮介
Stay Awake with 長岡亮介 / Rei
Get Rhythm / Johnny Cash
Undying Love feat. Alison Krauss / Desert Rose Band

今夜のライナーノーツ

7回目のCITROËN FOURGONNETTE。リスナーの皆さんはこの素敵な空間に慣れてきただろうか? OA後にSNSをチェックするのが日課になっている筆者だが、驚くことがしばしば……(笑)。だって、筆者より長岡氏について詳しすぎるのだもの(笑)。果たして、独自かつ主観的なレポートを書けているのだろうか……。と最近思っているので、ぜひリスナーの皆さん、こちらのレポートで書いてほしいことがあれば、どしどし感想をください! なんて、冗談はさておき! 今回も「FOURGONNETTE」にはいつものスタッフチームとグラフィックTを着て、髪を結ぼうとする長岡亮介の姿。

今回は、長岡のルーツであるカントリーミュージックに触れる回ということもあり、入念な打ち合わせが行われている。

「選曲が難しいね〜」、「どうしようかな〜?」といつもより選曲に真剣に取り組む長岡。スマホを片手に曲を検索し、メモを取っている。

そして、机の上には多くのお便りが。いやあ、日に日にお便りの数が増えているように思える。それも個性的なお便りが多い印象だ。ちなみにちゃんと1枚1枚、長岡が丁寧にセレクトしてお便りを読んでいますよ! 皆さん、どしどし送ってくださいね!

打ち合わせが終わり、収録スタートの時間になる。いつものように、「土曜の夜ですね」と番組はスタートする。

ひとり語りがメインの今回。いつもより多くのお便りを紹介していく。
「好きな食べ物は何ですか?」、「ルーティーンはありますか?」などリスナーが純粋に長岡へ聞いてみたい内容もあれば、「緊張するときにはどうすれば?」と若い世代からの相談もあったり。その一つ一つに答えていく長岡。

リスナーに寄り添いつつも、ちょっとテキトー(これは、すごくいい意味で! リスナーの方なら分かりますよね?)。どこか余裕が生まれたのか、ペトロールズのライブの際のゆるく気の抜けたMCのような雰囲気が「FOURGONNETTE」に漂う。

長岡さん慣れてきてるな〜なんて思いながら、収録を見守る筆者。7回目にして、自然に笑顔になる瞬間が増えたように感じる。自身の経験やエピソードを交えつつ、トークを進めていく長岡。すると救急車の音が外から聞こえてくる。

実は、CITROËN FOURGONNETTEは救急車が近くを走ると、収録は一時中断されるんです。その理由は外の環境音もきっちり録音しているから! いままでの放送でも救急車の音は入ってないはずですよ〜。なんて収録裏話を挟みつつ、中断中の長岡を見てみると、ストレッチをしている……。サイレン音を聴きながら「ドップラー効果だね」とボソリとひと言。

収録が再開されると、自身のルーツであるカントリーミュージックについて語り始める。カントリーに触れたときのことや父親の話、そしてブルーグラスとカントリーの違いなど、リスナーへ話していく。

時間はあっという間に過ぎ、収録も終わりが近づき、長岡が「色んなお便りをいただくのは旅をしてるような感じ」と話す。いやあ、本当にその通りだなと筆者も思う。全国から届く多くのお便り。例えば、青森の〇〇さんはこんなことを思っていて、名古屋の〇〇さんはこんなことを思っているのかと考えてみると、少し身近な気がしてきて、それってすごいことだなと。

長岡も「青森の方か〜、青森行きてえな」と話したり、普段触れることのない土地でもリスナーの方たちのお便りの影響で行きたくなったりもする。

うわあ、なんだかラジオっぽい! これからもこの素敵なラジオが続いてくれたらいいなと、いちファンとして思う、7回目の収録だった。

というわけで今回はこの辺で。来週もお楽しみに!

文:笹谷淳介