munu
search
長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

長岡 亮介(ながおか・りょうすけ)

神出鬼没の音楽家。ギタリストとしての活動の他にもプロデュース、楽曲提供など活動は多岐にわたる。「ペトロールズ」の歌とギター担当。

フルゴネットとは

フランス語でライトバンという意味。たっぷりいろいろ積み込むことができる、荷室を持ったクルマのこと。シトロエンでは2CV をベースに、2CV FOURGONNETTEが有名で、多くの人々の生活に彩を加えました。

NAGAOKA RYOSUKE

12月23日OA

91回目の放送となる今回は、長岡亮介の選曲でお送りする“ブルーグラス・クリスマス”。クリスマス目前の土曜の夜を彩ります。

都内某所「FOURGONNETTE」と名付けられた’特別な場所’からお届けする番組です。
91回目の放送となる今回は、長岡亮介の選曲でお送りする“ブルーグラス・クリスマス”。クリスマス目前の土曜の夜を彩ります。

今夜はマイクとわたしとクリスマスソング

FOURGONNETTEの外も師走で慌ただしい感じがしています。
私はツアーも終えて、のんびりしているかと思いきや色々な制作が入っておりまして、内緒ですけども、結構楽器を弾いたり、考え事をしたりしています。
そのうち皆さんにもお知らせできるんじゃないかと思いますので、お楽しみにしてください。

そういえば、少し前に須藤寿 GATALI ACOUSTIC SET。須藤さんはこの番組にも来てくれましたけども、新曲「オノマトペ」の配信が始まりました。僕が曲を書いているんですけども、面白い曲なんじゃないかなと思います。ぜひ聴いてみてください。

そして、ausさんと一緒に作った音源『LAYLAND』というものが12月27日に発売されます。ぜひ手に取ってみてください。

今年はいろいろリリースもありました。ペトロールズは『乱反射』というものが出ましたね。これも大きな出来事でした。過去の音源が新たに生まれ変わり、グラミーを獲ったエンジニアのリミックスによって生まれ変わって、面白い素敵な音源になりましたね。僕は興味深いなと思いましたけども。

さて、本日は12月23日。明日はクリスマスイブ。週明け月曜がクリスマス。
街もずいぶんキラキラしていますね。ふわふわしてみんな楽しそうにしていますけども、ここFOURGONNETTEはいつものように静寂ですね。

なので、今夜はこの静寂な空間から私ひとりでクリスマスソングをたくさんかけていこうかなと。去年のイブは湾岸ひとりドライブでしたので、今回もひとりシリーズ。
安定してひとりです。いいですね〜、いい時間になりそうですね。

マイクとわたしとクリスマスソング。
どんな感じのものをかけようかなと考えているんですけども、今回は私が幼い頃から聴いてきた、ブルーグラス縛りでいってみようかなと思います。

題して、「シトロエン・フルゴネット〜ブルーグラス・クリスマス」。
いいですね、言葉の座りもいい感じがします。
そんなにブルーグラスに詳しいわけではないですけども、これも縁ですからね。

あらためて、ブルーグラスって?

今夜は長岡亮介ひとりの時間。マイクとわたしとクリスマスソング。
今回は、“ブルーグラス・クリスマス”です。

ブルーグラスとは……。
17〜18世紀頃、ヨーロッパの方からアメリカに渡ってきて、スコットランド、アイルランドの方から来た方が、アメリカで発展させていった音楽がベースに。
ブルーグラスという名前がなぜついたかと言うと、1曲目に選曲したBill Monroe&His Blue Grass Boysのバンド名からついたという話。

アメリカの土着的な音楽、40年代かな、始まったのは。
やはりキリスト教でありますし、クリスマスとの関係性も音楽に色濃く出ています。
讃美歌的なものもあったりして、今日はそんな音楽をたくさん聴いていこうかなと思います。

クリスマスのブルーグラス。
長岡亮介が選ぶ10曲を堪能してください。

今夜もありがとうございました。

今夜は、「シトロエン・フルゴネット〜ブルーグラス・クリスマス」と題しいろんな音楽を流しましたけども、なかなかいろんなクリスマスソングがあって、もっといっぱいあると思うんですけども、僕も一生懸命探してきたんだけど、なかなか力及ばずなところがちょっとあって……。

ブルーグラスファンの方もきっと聴いてらっしゃると思うので、素敵な曲があればぜひお便りで教えていただきたいなと思っております。

引き続きみなさんからのメッセージお待ちしています。番組を聴いて思ったこと、私への質問、シトロエンのある風景のお話、年末年始のことでもいいですし、自由にお待ちしています! メッセージは、この番組のサイトからお送りください。

それでは、また来週土曜の夜に。
ここ都内某所にある「フルゴネット」でお会いしましょう。
メリー・クリスマス!

オンエア楽曲

Christmas Time’s A-Coming / Bill Monroe&His Blue Grass Boys
Joy To The World / Larry Sparks&The Lonesome Ramblers
Christmas Is Near / The Stanley Brothers
Blue Christmas / The Del McCoury Band
Sleigh Ride / Sam Bush
Song For A Winter’s Night / Tony Rice
A Beautiful Life / The Country Gentlemen
When I Cross Over Jordan / IIIrd Tyme Out
Silent Night / Don Reno&Red Smiley
Jingle Bells / Don Reno&Red Smiley

本日のライナーノーツ

2023年も残すところ、数日。世の中はクリスマスムード一色ですね。リスナーの皆さんはどんなクリスマスを過ごしたのでしょう。サンタからプレゼントは届きましたか? FOURGONNETTEの2023年の放送も今回の放送を含めて、あと2回。忙しなく日々は進んでおりますが、今夜はクリスマスイブイブの23日ということで、長岡亮介サンタから皆さんに素敵なクリスマスプレゼント、長岡亮介の選曲で送る、マイクとわたしとクリスマスソング。題して、「シトロエン・フルゴネット〜ブルーグラス・クリスマス」。素敵な選曲と共に土曜の夜を彩ります。

FOURGONNETTEでは、難しそうな顔で選曲をする長岡亮介の姿があります。いつもより多い選曲数。そしてブルーグラス縛りということもあり、今夜の選曲は大変そう。

「ああ〜、難しいな〜」と呟きながら、選曲と曲順を決めている長岡。
ボールペンを片手に、メモを取っています。その姿は勉強しているようにも見えて、一生懸命机に向かってメモを取る姿が印象的です。

「全部似ちゃうんだよな〜、曲のテイストがさ〜」と申し訳なさそうにスタッフと話す長岡。「まあ、やってみるか〜」と準備が整い収録はスタートしました。

いつものように冒頭の挨拶から、スタートする収録でしたが、今夜は少しトークの調子が悪そうな長岡。「ああ、ちょっともう1回いきますね! すみません!」と何度か仕切り直し、「今日、全然だめだよ……」とひと言。ブルーグラスの説明の際も、「ダメだな〜ちょっと待ってよ〜」となかなか調子が上がらない模様。

そんな中、恒例の救急車STOP! 微量な音にも気づく長岡に、「はやかったですね!」とスタッフ。ニヤニヤと悪戯な笑みを浮かべる長岡。そこから何度か救急車STOPの時間が……。

「年の瀬だしね、忘年会シーズンなんでしょう」、「飲みすぎた人がいるのかもしれないね」と分析する長岡。

救急車STOPでのクールダウンが効いたのか、再開後はいつもの長岡亮介に。
選曲した全10曲は長岡亮介が本気で選んだものなので、まだお聴きでない方はタイムフリーでぜひ。きっと素敵な時間を過ごすことができるはずですよ。

調子を取り戻すと収録はあっという間に過ぎていき、最後の時間。
1通のお便りをご紹介。こちらのお便りも恒例になっていますね。ヘビーリスナーの方ならご存知かとは思いますが、今回も長岡の大学時代のゼミの新年会について業務連絡が届きました。そんなお便りを嬉しそうに読み上げる長岡。「今回は行けるかもな〜」と笑っていました。

収録後は、いつものように談笑。
「今年ももうすぐ終わるね〜、お世話になりましたね〜」なんて今年のFOURGONNETTEの思い出を振り返りつつ、「まあ、まだあと1回あるのか(笑)」と長岡。

というわけで来週、30日の放送が年内最後の放送です。
昨年は、蕎麦を食べたりしましたが、今年は大晦日ではないため蕎麦はお預けでしょうか……。年内最後の放送はどんな時間になるのか、皆さんお楽しみに。

それでは、今回はこの辺りで。

文:笹谷淳介